日本で考案〜発明されたもの
自撮り棒
自撮り棒がいつどこで誕生したかについては諸説りますが最初に特許を取った自撮り棒(当初は「エクステンダー」と呼ばれた)は1980年代に日本で作られました。
カラオケ
1971年、当時ドラム奏者だった井上大佑氏が発明したと自称していますが、井上よりも先にカラオケを発明/商業化していた人物として根岸重一や浜崎厳(元ミニジューク大阪社長)、北治敏男らの存在が明らかになっており、現在は井上氏は=初めてカラオケのビジネス化に成功した人物という評価になっています。
絵文字
1990年代末に栗田穣崇(くりたしげたか)氏がiモードの携帯電話に絵文字を導入。絵文字は当初、メッセージの送受信ではなく簡単な天気予報やビジネス情報のために生み出されました。
インスタントラーメン
1958年に日本で初めてインスタントラーメンが発売されました。(この後、器がなくともお湯を注げば何処でも簡単に食べられるカップラーメンも開発されました)
携帯型オーディオプレイヤー
SONYが1979年に発売したウォークマン TPS-L2は世界中で大ヒットし、携帯型オーディオプレイヤーの代名詞となりました。
うま味成分
甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第5の味とされ、1908年に化学者、池田菊苗氏が発見しました。
数独(ナンプレ)
1984年に鍜治真起氏が世に送り出したパズルゲームで、頭の体操として世界的人気を博しています。
オセロ
1945年、当時水戸市の中学生だった長谷川五郎氏が碁石で相手の石を挟んで取る「ハサミ碁」という遊びからオセロの原形を考案しました。 名前の由来はシェークスピアの劇の中で最も大きな成功を収めた作品「オセロ」。 今では世界大会も開催されているオセロの名付け親は長谷川氏の父で英文学者の長谷川四郎氏です。
VHS
日本ビクターが1976年に開発した家庭用ビデオ規格で同年VHSビデオデッキ第1号が発売されました。
電気炊飯器
1955年に東芝が電気炊飯器を発売しヒット。労働者階級の繁栄のシンボル的存在でした。
高速鉄道(新幹線)
新幹線は最高時速300キロを超える日本の高速鉄道で、1964年に東京駅〜新大阪駅間に開業した東海道新幹線が初の路線でした。
食品サンプル
20世紀初頭に日本の実業家である岩崎瀧三氏が、テーブルの上のろうそくが溶けてポタポタと落ちる様子を見て、ろうで食品サンプルを作る方法を思い付いたとされています。現在は樹脂で作られることが多く、日本のみならず世界中で利用されています。
LED
1990年代初頭に、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3人の科学者が世界初の高輝度青色LED照明を開発。消費電力の少ないLEDは現在、テレビや携帯端末、コンピューターのスクリーンなどに幅広く使われています。
ポケット電卓
1970年にキヤノンが世界初の携帯型、電池式、印刷機能付き電卓「ポケトロニク」を発売。
ノート型パソコン
エプソンのHC-20(海外ではHX-20)は世界初のハンドヘルドコンピューターで1982年に発売されました。
航空母艦
1922年竣工の日本海軍の航空母艦「鳳翔(ほうしょう)」は、空母の目的で建造された世界初の艦です。
カーナビ
ホンダが1981年に発売した「エレクトロ・ジャイロケータ」は世界初の商用カーナビゲーションシステムでした。
使い捨てカイロ
1978年、ロッテ電子工業(現・ロッテ健康産業)が日本純水素(現・日本パイオニクス)と共同開発し「ホカロン」の商品名で全国販売をスタート。安全で持ち運びやすいため海外でもアウトドアの時や寒い地域で働く人々の防寒対策として愛用されています。