RAGの受託開発ならお任せください【株式会社テクノチェーン】
RAGを活用して業務効率化・新サービス開発を実現
こんにちは、足立 岳大(あだち たけひろ)と申します。株式会社テクノチェーンでRAG(Retrieval-Augmented Generation)関連の開発責任者を務めており、毎日SNSなどで生成AIや業務効率化にまつわる情報を発信しています。
私たちは現在、企業様のRAG導入を支援する受託開発を中心に活動中です。将来的には「RAG&(読み:ラグアンド)」というRAG開発プラットフォームをリリース予定ですが、まずは受託でのRAG導入支援にご興味をお持ちの方に向けて、ここではサービス内容を詳しくご紹介します。
RAGとは何か、その魅力とは?
RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、大規模言語モデルの生成力に“社内ドキュメントや外部データ”といった必要な情報の検索機能を組み合わせる構造を持つ、いま注目のアプローチです。
大規模言語モデル単体では、どうしても学習済みデータの範囲を超えた情報を扱いにくく、誤情報(ハルシネーション)も生じやすいという課題があります。RAGではその都度、指定したデータソースから最新情報を引き出して応答を生成するため、正確性や鮮度を高められる点が大きなメリットです。
すでに海外を中心に、RAGを使ったカスタマーサポートや業務自動化が活発化しており、日本国内でも今後ますます導入が広がると考えられます。社内検索の効率化や顧客とのコミュニケーション強化など、使い方は多岐にわたるため、あらゆる業種・業態の企業様にとって可能性のある技術です。
RAG導入で期待できる効果
RAGを導入することで、会社やチームにどのような恩恵があるのか、よくいただくお声を少しご紹介します。たとえば社内マニュアルをAIが理解・検索する仕組みを構築すれば、新人教育や問い合わせ対応が効率化し、人手不足の解消やコスト削減につながったという例があります。
また、自社Webサイト上のFAQやチャットボットにRAGを導入することで、回答の鮮度を保ったまま顧客対応ができるようになり、顧客満足度が向上したというケースもあります。さらに、営業活動や研究開発で膨大なドキュメントを参照する際にもRAGを使うと、必要な資料を瞬時に引き出し、論点を要約できるため、意思決定のスピードが飛躍的に上がるという効果が期待できます。
受託開発でサポートできること
当社では、RAGを活用したシステムの企画から開発・運用までを一貫してお手伝いしています。AIに限らずシステム開発の最初の一歩は、「業務課題の明確化」と「導入効果の想定」から始まります。
必要に応じてヒアリングやワークショップを実施し、RAG導入で解決したい問題点や目指すゴールを整理したうえで、実装フェーズに進みます。
開発段階では、LLM(大規模言語モデル)の選定や外部データとの連携方法など、細かな設計を丁寧に行います。たとえばドキュメントをベクトル化して効率的に検索するベクトルデータベースの選定、セキュリティ・権限管理の設定、既存システムとの連携などです。こうした要素は各社ごとに要望が異なるため、カスタマイズ対応が求められます。
本番運用に移る際は、PoC(実証実験)の結果を踏まえながら、より堅牢な環境を用意します。AIシステムは運用が開始してからも継続的にメンテナンスやチューニングが必要になる場合が多いため、当社では導入後のサポート体制も重視しています。モデルのアップデートやデータの追加といった運用フェーズでも、引き続き伴走しながら改善を繰り返していきます。
事例やユースケース
社内FAQの自動化
社員が困ったときにすぐに答えを得られるよう、社内マニュアルをRAG化したシステムを導入。問い合わせ対応が約46%削減され、より付加価値の高い業務に時間を割けるようになった。顧客サポートの最適化
WebサイトやチャットボットにRAGを導入して、最新の製品情報やリリースノートを常時反映。顧客からの質問に迅速かつ正確に答えられる体制が整い、サポート担当者の負荷を大きく軽減。膨大な文書の検索と要約
営業資料や研究レポートなど、テキストデータが散在している環境にRAGを実装。短時間で関連情報を抽出し、要約も同時に提供できるようになったため、社内外の意思決定のスピードが加速。
将来的には「RAG&」をリリース予定
これまで受託開発で培ってきた豊富なノウハウを活かし、新たな挑戦としてRAG開発プラットフォーム「RAG&(読み:ラグアンド)」をリリースする計画を進めています。
「RAG&」は、システムに詳しくない担当者でも直感的に操作でき、自分のイメージ通りのRAGを短期間で開発できることを目指した革新的なプラットフォームです。現在、詳細はまだお伝えできませんが、機能面や使いやすさにおいて業界に新しい価値を提供するプロジェクトになる見込みです。
「RAG&」に興味を持っていただけた方は、私の発信をフォローしていただけると、リリース情報をいち早くキャッチできます。早期のうちから情報交換させていただければ、ローンチ時に合わせてスムーズに導入いただくことも可能です。
まずは「RAGのよろず相談会」へ
RAGを自社で活用してみたいけれど、どのくらいの費用や期間がかかるのか、データの機密性をどのように守るのかなど、実際に導入する際にはさまざまな疑問があると思います。
そこで私たちは、「RAGのよろず相談会」を実施しており、導入にあたってのご質問や不安に無料でお答えしています。
相談会では、いま抱えている課題や業務フローをヒアリングし、RAGのメリット・デメリット、概算費用などをざっくばらんにご説明いたします。数多くの事例を見てきた専門家の視点でアドバイスをいたしますので、導入の可能性を探る場としてぜひご活用ください。
終わりに
私は、長年にわたって業務効率化の領域に携わってきました。その中で、RAGは特に可能性の高い技術だと確信しています。適切に導入すれば、これまで属人的だった業務を自動化し、新しいサービスをスピーディーに立ち上げることも夢ではありません。
「RAGでこんなことはできるの?」といったアイデアベースのお話からでも大歓迎です。相談いただいた方にとって、少しでも役立つヒントをお渡しできればと思っています。何か気になることがあれば、ぜひお気軽にお声掛けください。
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RAGを使って業務効率化を実現したい方、新規事業の可能性を探りたい方、まずはRAGのよろず相談会でお話してみませんか?
みなさまの課題やご要望をじっくり伺い、一緒に具体的な進め方を考えていけたらうれしいです。
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