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🚕 テスラが見据える「ロボタクシー」の未来 - ライドシェアとAirbnbを融合した新サービスが始動へ

テスラCEOのイーロン・マスク氏が、8月に待望のロボタクシーサービス「CyberCab」を開始すると発表しました。ライドシェアとAirbnbを融合した新たなモビリティサービスの誕生に、業界から大きな注目が集まっています。


🚗 テスラが公開した「CyberCab」アプリ

テスラは先日の決算報告で、ロボタクシーアプリ「CyberCab」のプレビューを公開しました。UberライクなUIに、テスラならではの機能が盛り込まれています。

「Summon」ボタンで車両を呼び出し、到着までの予想時間を表示。車内の温度調整やルート確認など、きめ細やかな操作性が特徴です。音楽再生のコントロールパネルまで用意され、まるでSFの世界のようなユーザー体験を予感させます。

🤝 ライドシェアとAirbnbを融合した独自のビジネスモデルとは?

マスク氏は決算説明会で、「CyberCab」を「ライドシェアとAirbnbを融合したサービス」と表現しました。車両の一部はテスラが所有・運営し、一部はユーザーに所有されるという独自のビジネスモデルを採用するようです。

ユーザーは車両をシェアリングエコノミーに組み込んだり、外したりと自由にコントロールできる。2019年に構想を明かした際は、年間3万ドルの利益をテスラとオーナーで山分けできると試算していました。

「自動運転を実現できないと思うなら、テスラに投資すべきではない。我々はそれを実現する」とマスク氏。自動運転技術への絶対的な自信が、ロボタクシー構想の原動力となっているようです。

🌎 自動運転技術で切り拓く、移動の未来とは?

現在、Waymo(Googleの親会社Alphabet傘下)やGMのCruiseなど、複数の企業が自動運転型ライドシェアの開発を進めています。テスラは後発ながら、蓄積された自動運転データと大胆なビジョンで勝負に出ます。

マスク氏は以前から、「完全自動運転機能」搭載車がソフトウェアアップデートで自律走行能力を高め、いずれはロボタクシーとして機能すると主張。オーナーに収益をもたらす"資産"になると訴求してきました。

自動車メーカーの枠を超え、移動のあり方そのものを変革する。テスラの描く「ロボタクシー」の未来は、私たちの生活をどのように塗り替えていくのでしょうか。

「CyberCab」の動向は、今後も当ニュースレターでフォローしていきます。ご期待ください!

それでは、また次号でお会いしましょう。

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