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オーディオブック紹介 「同志少女よ敵を撃て」

おはようございます。
2023年8月24日 木曜日です。

同志少女よ敵を撃て

【2022年本屋大賞受賞!】
キノベス! 2022 第1位、2022年本屋大賞ノミネート、第166回直木賞候補作、第9回高校生直木賞候補作
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で続々紹介!
史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。
とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎(書評家)

これは武勇伝ではない。
狙撃兵となった少女が何かを喪い、何かを得る物語である。
──桐野夏生(作家)

復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。──鴻巣友季子(翻訳家)

多くの人に読んで欲しい! ではなく、
多くの人が目撃することになる
間違いなしの傑作!
──小島秀夫(ゲームクリエイター)

文句なしの5点満点、
アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。──法月綸太郎(作家)

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。
急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。
自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。
母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?

評判通り素晴らしい大作であった。
戦争の恐ろしさと、人間の愚かさ儚さが詰まっている。

序盤の聞くのも辛い悲惨な状況から、復讐という唯一の生き甲斐を胸に秘めて一流の狙撃手へと育っていく主人公。
同じ境遇のたくさん仲間達と出会い、共に戦い成長していく。

戦争の中、実戦の戦闘へ女性狙撃部隊として参加して、生と死を乗り越えていく姿は勇ましい。

死とは何か、戦争の悲劇を改めて考えさせられた。
最後は人生において2つの大切なものを手にいれてハッピーエンドとなり心温まる気持ちになれた。

聴いてよかったと思った素敵な大作であった。

それではまた明日
ひろかん

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