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サイエンスアゴラ2024(10/26-27)にブースを出展します

科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラ2024@東京・お台場に出展します。企画タイトルは昨年と同じく「江戸時代のハイテク・イノベーターと未来を考えよう!」
今年も10/26-27の2日間、お台場テレコムセンタービルでお待ちしています!以下は、昨年の出展報告です。

サイエンスアゴラとは、あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場の総称です。 サイエンスアゴラは、異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場です。 この広場に集まる人たちが多様な価値観を認め合いながら、対話・協働を通じて、これからの「社会とともにある科学」と「科学とともにある社会」の実現を目指します。テクノ未来塾の江戸技術PJチームでは、15名の江戸時代のイノベーターを選んでブースで紹介し、参加者と一緒に未来を考える場を作りました。

・紹介したイノベーター
①数学・地理
 関 孝和「世界が驚く日本の数学者」
 伊能 忠敬「地球上の日本の位置をあきらかにした人」
②生物・植物
 青木 昆陽「サツマイモ栽培とオランダ語研究」
 南方 熊楠「在野の知の巨人、日本人の可能性の極致」
③医学・薬学
 田村 藍水「当時の万能薬「朝鮮人参」の国産化を実現した立役者」
 廣瀬 中庵「子供たちを天然痘から守りたい」
 華岡 青洲「世界で初の全身麻酔によるがん摘出手術に成功」
④からくり・電気
 平賀 源内「江戸のレオナルド・ダビンチ:理系・文系を超えた万能の天才!」
 田中 久重「からくり儀右衛門 万年時計を製作、東芝の礎を築く」
 大野 弁吉「知恵と時間さえあれば人生楽しめます」
⑤化学・鉱山
 大島 高任「近代製鉄の父」
 上野 彦馬「長崎で幕末の志士の写真を世に遺した実践化学者」
⑥重工業・大砲
 江川 英龍「海防を唱えてお台場を築いたお代官」
 井上 勝「イギリスへ密航、鉄道技術を持ち帰った「鉄道の父」」
⑦社会デザイン
 榎本 武揚「幕府~明治の国家を支えたエンジニア・国際人」

当初は時間を決めて一人ずつイノベーターを紹介する予定でしたが、桝 太一さんが見どころ紹介で未来塾のブースを取り上げてくれたこともあり、ひっきりなしに来場者が訪れるようになったため、ほぼマンツーマンで聞きたいイノベーターの紹介をしていくことになりました。女性や親子連れの来場者も多く、みなさん目を輝かせながら、熱く語っている姿が印象的で、熱気あふれるブースとなりました。

サイエンスアゴラの事務局が作成して会場で配布された「移動の未来」に関するおすすめ企画のチラシにも、未来塾のブースが「先人の知恵を借りると、移動はどう見える?」とのコメント付きで紹介されていました。予想よりもずっと多くの来場者と接して、江戸のハイテク・イノベーター達に対する関心の高さを実感できたこと、小学校低学年から70歳過ぎの方々と楽しく対話できたことは、このプロジェクトの可能性を大いに広げてくれたように思います。また、会場では教育関係者から番組化や大学の教養テキストへの採用、高校での授業などいくつかのオファーもいただきました。今後の展開が楽しみです。


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