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DTM初心者に!「モグリ」と言われないために。

モグリDTMerのてくのんです、こんにちは。

音楽好きが高じてDTMerになった人、CDやレコードの棚が部屋にある人、特定のジャンルについてなら何時間でもしゃべり続けられる人・・・etc DTMerとはいえミュージシャンなのだからこのくらいはできて当然、できない奴は「モグリ」だ! という意見がありますね。

もぐり【潜り】
1 水中にもぐること。「素潜り」

2 法を犯し、また許可を受けないで、仕事・商売などを行うこと。また、その人。「潜りの営業」

3 ある集団の中に勝手に入り込み、その一員であるかのようなふりをしている人。「この町で私を知らないとは潜りだ」

この中では3の意味に近いでしょうか。

ぼくは典型的なモグリで、自分の作ってるジャンルでも超有名な曲しか知らなかったりします。だから人と音楽の話をしてもイマイチ盛り上がれませんし、「そんなのも知らないの?」ってバカにされることもしばしばあります。


今の時代、そこそこのスペックのPCがあればだれでもDTMを始めることができます。なので、そもそも音楽にあんまり興味がない人も参入してしまうケースがあります。今日はそこら辺について思うことを書いていこうかと思います。


・開き直ってはいけない!

曲を作る上で、過去の、または最新の、名曲とされるものを知らないのは大変な損失です。「自分は自己流だから」「他人に影響されたくない」みたいに開き直って、音楽を聴かずに創作だけやるというのは単純に損だと思うし、勉強不足と言えると思います。何も苦痛に感じてまでやることはないとは思いますが、ちょっとした空き時間に自分が作りたいジャンルについて検索したり、サブスクで有名な曲を聴いたりしてみることをお勧めします。


・ビートルズおじさん、YMOおじさん、ブルースおじさん・・・etc

ライブハウスとかにいるこれらのおじさん。こういう人にイヤミの一つでも言われたことがある人って結構多いのでは? ぼくはセッションバーに遊びに行ったらブルースのシャッフルについて延々と説教されて帰ってきたことがあります。でもそれだけブルースもビートルズもYMOも偉大で、知っておいて損はないと思います。



・好き嫌いよりリスペクト

歴史的な名曲、偉大な功績をあげた曲、音楽史を彩る様々な名曲、今ヒット中の歌謡曲。でもそれがあんまり好きではない場合がありますよね。ぼくも若いころは「~なんかなにがいいのか全然わからない」とか発言して場を凍り付かせたことがあります。長年音楽やってて思うんですが、好き嫌いは個人で持っていていいのです、ただ、実績のある曲は素直に認めちゃんと聴いて、自分なりにこういうところがすごいのかな?という分析をしておくことが大事だと思います。リスペクトしましょう。



・わからなければその場で検索

音楽好きな人と会話やメッセージのやり取りをしていると、突然自分が全然知らないミュージシャンの名前が飛び出したりします。そんな時ぼくはすぐ検索して音源を聴き、プロフィールを読んで概要を把握するようにしています。ほんとにいい時代になりましたね。ぶっきらぼうに「知らない」って言うんじゃなくて、「今聞いた、ヤバいね」って言うほうが話が前向きです。「なんだ、知らないのかよ」って呆れられる事も多いですが、ぼくは「教えてくれてありがとう」と返します。



・アンテナを高く立てよう

好きなジャンル、作りたいジャンルの曲だけを深く掘っていくのもいいですが、それ以外の曲やアーティストも聴いてみると思いもよらない発見やアイデアに結びつくことがあります。音楽以外にも、写真や絵画、映画、テレビ番組、ファッション、パフォーマンス、科学分野などから着想を得ることも少なくありません。ぼくは時々ジャズギターをチェックしていて、若いすごいプレイヤーを発見しては大喜びしています。



ここまで、自戒も込めて書きました。最後まで読んでくださりありがとうございます。

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