【海外留学×奨学金】
こんにちは、テクナドです。
私は、普段シンガポールの米国系SaaS起業で働く傍ら、このnoteを通して自分の興味があるもの、刺激的な出来事等を発信しています。
本記事では、心身共に健康的でより豊かな生活を送るため、最新テクノロジー
(Web3 / NFT / メタバース)に関する有益な情報を発信しています。
<Web3の世界にハマったきっかけ>
私がWeb3の世界に興味を持ったきっかけは大学時代にさかのぼります。
大学一年生の夏、僕が通っていた大学で『Ripple社(米国)』のセミナーがありまして、Web3について何も知らない私はふらっと立ち寄ってみました。
そこではブロックチェーン技術の応用、デジタルIDやWeb3.0の将来的な応用に関するワークショップや、研究プロジェクトが実施されていました。
最近よく目にするブロックチェーン技術や、Web3.0の概念が普及してきたことにより、これまでにはなかったさまざまな可能性が開かれ始めています。
インターネットが出現した時のように、世の中に新しいテクノロジーが生まれる時は、みな宗教的だとか、何かに洗脳されているのではないか思うものです。
いまWeb3は、そういった意味で「人類の思考の最先端」を取り巻いている状況といえます。
『人生は自分だけのおもちゃだ』
僕はこの人生を通してのミッションを胸に「知らないことを知る・体験する」ということを大事にしています。
僕のnote記事ではWeb3の可能性や海外留学について、初学者の方にも直観的に分かりやすく解説しています。
少しでも学びがあった、気づきがあったという方はスキ、フォローで応援よろしくお願いいたします。
Let`s step on a next journey together!!
留学と奨学金について
今回は海外留学を実現するうえで絶対に狙い目の返済不要の奨学金についてお話しします!
そうです。返済不要です!
海外に留学したいと思っても、お金がなければ難しいのは事実。アメリカの大学に留学したいけれどもお金がかかる、かといって奨学金をもらうのもむずかしい。そんな理由で留学をあきらめている人はいませんか?
しかし、返済不要の奨学金をうまく使えば、お金がなくても留学することが可能になります!
今回の記事では留学するにあたって、お金のストレスを少しでも取り除くべく、たくさんある返済不要の奨学金から17個の情報・支給される条件などをまとめてみたので、ぜひ読んでみてください。
▶JASSO(日本学生支援機構)
JASSO(日本学生支援機構)とは、奨学金の定番と言えるほど、さまざまな奨学金を提供している機関です。
そんな、JASSO(日本学生支援機構)が提供している、留学に関する返済不要の奨学金に、「海外留学支援制度」があります。
「海外留学支援制度」は留学の目的に合わせた3種類の返済不要の奨学金制度は用意されていて、
・学部学位取得型
・大学院学位取得型
・協定派遣
というものがあります。
支給額は、月額8万9千円~14万8千円です。
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▶伊藤国際教育交流財団
伊藤国際教育交流財団とは、日本と諸外国との相互理解の促進に寄与し、世界に貢献できる人材を育成することを目的として設立された財団です。
大学院に進学する人が対象の奨学金を提供しています。
年間300万円を上限とする学費実費・往復の旅費を実費・生活費を2000ドル、もしくは1500-2000ドル相当を円貨で支給されます。
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▶中島記念国際交流財団
中島記念国際交流財団とは、今後の世界に必要性の高い分野において高度な人材の育成を図るために、大学院に留学する日本人学生のために、設立された財団です。
情報科学・生命科学・経営科学と3つの分野別に、約10名の留学生に支援を行っています。
月額20万円の給付や渡航費の負担など、採用人数は少ないですが、手厚い支援が魅力です。
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▶平和中島財団
国際平和と社会への貢献を目指し、国際的な人材の育成と交流を推進するために、設立された財団です。
学部学生・大学院生のどちらの留学についても、給付奨学金による奨学生支援を行っています。
募集人数は15人で、学部学生だと月15万円・大学院生だと月20万円の給付があります。
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▶村田海外留学奨学会
村田海外留学奨学会は、村田機械株式会社の創業者の遺志を尊重して、1970年(昭和45年)に村田機械の現会長によって設立された奨学会です。
月額1.25万円・年間総額15万円とほかの給付奨学金に比べたら内容は劣りますが、留学の資金が足りないといった場合の足しにするとよいです。
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▶ロータリー財団グローバル補助金
国際ロータリーのロータリー財団グローバル補助金奨学生の主要な目的は、6 つの重点分野
1.平和と紛争予防/紛争解決
2.基本的教育と識字率向上
3.経済と地域社会の発展
4.疾病予防と治療
5.水と衛生
6.母子の健康)
のいずれかに該当する分野でキャリアを築くことを目標とする方を奨学金で支援し、将来的に持続的かつ測定可能な成果を生むこととされています。
大学院レベルの留学が対象で、本人自身のエコノミー往復航空券代、授業料、教材費、学生寮二人部屋程度の下宿代、大学食堂程度の食費に対して、米貨 30,000 ドル以上が支給されます。
私も、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学していた時は、このグローバル補助金の前身である「ロータリー国際親善奨学金」をいただき、留学することができ、大変感謝しております。ベイエリアのロータリークラブにもお招きいただき、多くの優秀な方々とお話する機会を得て、留学生活がより一層有意義なものとなりました。
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▶ロータリー米山記念奨学会
ロータリー米山記念奨学会とは、将来に日本と海外の架け橋となる優秀な人材を育成するために、設立された奨学会です。
学業はもちろんのこと、異文化理解やコミュニケーション能力の向上を主な目的としています。
学部学生だと月額10万円・大学院生だと月額14万円が給付されます。
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▶本庄国際奨学財団
環境問題や経済格差、人種差別の問題など、世界に蔓延するさまざまな問題を解決するための優秀な人材を育てるために、設立された財団です。
月額15万円だと2年間、月額18万円だと3年間、月額15万円だと4年~5年間など、給付金額と給付年数を選べるという、柔軟性のある奨学金です。
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▶柳井正財団海外奨学金
グローバルな知見を有するリーダーを育成する目的で、設立された財団です。
柳井正さんとは、あのユニクロを擁するファーストリテイリングの社長です。
年間US$95,000(英国は£65,000)ドルを上限として支給
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▶イノアック
若者が自分の生まれ育った国を離れ、言葉や文化の違う異国で多くの困難を乗り越えつつ生活する体験し、自分と全く異なる考え方をする人々とと意志を疎通し、理解し合える能力を持つ若者を育てることで、世界平和や国際理解に貢献する人材を育成する目的で設立された財団です。
月額8万円を2年間まで給付される奨学金で、レポート引き換えに給付されるという面白い形をとっています。
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▶吉田育英会
吉田育英会は、YKKグループの創業者である吉田忠雄氏の提唱により、資質優秀な学生に経済的支援を行うことで社会に有用な人材を育成することを目的として設立された財団です。
大学院に留学する学生を対象としています。
月額20万円を2年間まで給付を受けることができます。
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▶CWAJ海外留学大学院女子奨学金
CWAJは、高等教育を支援し、より良い世界を作るために貢献するリーダーを養成することを目的に設立された奨学会です。
年間最大300万円を支給されます。
大学院の学生が主な対象ですが、一部大学への留学する学生も対象となる奨学金が用意されています。
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▶フルブライト(アメリカ)
日米教育交流振興財団は、日本と米国の学生・研究者に奨学援助を行うことにより、両国間の教育交流を促進し、国際的人材の養成、日米総合理解の増進、そして親善に寄与することを目的として設立された財団です。
1年目は授業料は40,000ドルを上限とし、また生活費・家賃手当て等も別途支給で、2年目:授業料、生活費等すべて含め上限25,000ドルまで支給されます。
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▶高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金(カナダ)
高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金は、クィーンズ大学の卒業生であり、生涯を通して、日本とカナダの友好関係に多大なる貢献をされた高円宮殿下を記念して在日カナダ大使館の協力により設立された奨学金です。
カナダにあるクイーンズ大学限定ですが、年間36500カナダドルを支給されます。
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▶チーヴニング奨学金(イギリス)
チーヴニング奨学金はイギリスの政府が設立した奨学金で、国際社会に貢献するグローバルリーダーを育てることを目的として設立された財団です。
学費、滞在費、往復渡航費を含めて1年間給付されます。
2-5年以上の実務経験などが求められるので、ほかの奨学金よりもハードルは高いです。
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▶ドイツ学術交流会(ドイツ)
ドイツ学術交流会の奨学金は、ドイツもしくは日本で博士課程を修了することを目的としています。また、ドイツ学術交流会もその目的にのっとって設立されました。
月額750ユーロや健康保険料などが給付されます。
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▶エンデバー (オーストラリア)
エンデバー奨学金とは、オーストラリア政府が提供する奨学金で、アジア太平洋・中東・ヨーロッパ・アメリカ大陸諸国の国民に対し、オーストラリアでの学習、研究や専門的能力開発のためにも提供される、能力により与えられる奨学金です。
最長4年間給付を受けることができるので、大学4年間を給付金で通える可能性もあります。
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返済不要の奨学金を得るために
①大学や財団に認められよう
まずは、めざす大学に「奨学金を出しても我が校に入学してほしい」と思ってもらうこと。いかに魅力的な出願者であるかを、大学にしっかりアピールすることが何よりも大切です。
アメリカの大学には、一斉の入試がありません。在学中の高校・大学の成績、エッセー(作文)、推薦状、課外活動、面接、テスト(TOEFL®テストやIELTS™など)スコアなど、さまざまな要素を、さまざまな角度から審査して合否を決めます。
アメリカの大学に合格するためには、これらいろいろな書類を通じて、自己アピールすることが欠かせません。他の出願者とは異なる自分の魅力や個性を伝えるのです。エッセーの内容が奨学金の額に影響することもめずらしくありません。
上記の内容は財団系の奨学金にも当てはまります。財団の奨学金を得るためにも小論文や、面接などの手順を踏んで、奨学金を得る資格があるのかを見定められます。その際に、財団が掲げている目標や、目的などにフィットする学生を選別する必要があります。彼らにとっても魅力的である学生でなければなりません。
②奨学金を出しやすい大学に行こう
アメリカで、留学生にも奨学金を出してくれる見込みが高い大学とは、 ・ハーバードなどの超名門私立大学 ・私立大学(州立ではなく) です。
逆に、留学生になかなか奨学金を出してくれないのが、
・人気が高い大規模私立大学(ボストン大学やニューヨーク大学など)
・州立大学(UCLAやUCバークレーなど)
・コミュニティ・カレッジ(二年制の公立大学)
などです。
もちろん例外もあります。ニューヨーク州立大学(SUNY)は、州立大学ではありますが、キャンパスによっては留学生にも奨学金を出してくれます。
また大学院の修士課程は、なかなか留学生に奨学金を出してくれません。博士課程は、教授の助手などを務めることになるので、学費は基本的に全額免除です(プラスお小遣いも支給してくれます)。
③奨学金の額を「交渉」してみよう
びっくりするかもしれませんが、実は奨学金の額については、大学との交渉の余地があります。
必ずしも功を奏すわけではありませんが、「きっと入学するので、もう少し出してほしい」「別の大学からより多額の奨学金を提示されているが、貴大学からもう少し奨学金をもらえるならば、貴大学に行きたいと思う」といった内容を伝えると、奨学金の額がアップすることもあります。
ただ交渉術というのは、それほど簡単なものではありません。合格が取り消されてしまっては元も子もないので、よく気をつけましょう。
まとめ
今回は、海外留学の奨学金についてお話ししました。
留学する国が決まっている奨学金や、条件が厳しいところやゆるいところ、給付年数の差異など奨学金によって変わってくるところもたくさんあるので、気になった奨学金がありましたら、詳細を調べてみましょう。
ただ、英語を学習したいという目的のためだけなら、留学をするのはコスパが非常に悪いです。たしかに、給付奨学金を使えば少しでも安く留学ができますが、給付奨学金は英語+専門領域の学習で国際的な人材を作るのが目的のところがほとんどなので、英語だけを目的にしている人はこの目的にそぐわないということもあります。
また一般的には奨学金がカバーするのは「学費」です。寮・食費については奨学金でまかなわれることはそんなにありません(在学中に寮長のアシスタントを務めることで寮費が無料になることはあります)。
とはいえ、「お金がない」からといって、留学をあきらめるのは非常にもったいないです。今回の記事を参考にして、海外留学の奨学金を利用して、留学してみましょう!
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