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銅線窃盗との戦い2024年

こんにちは テックマツモトはFIT制度開始翌年の2013年から太陽光発電所の遠隔監視サービスに関わっています。その当時から銅線ケーブル盗難はまれに発生しており、多くの発電所関係者から「効果のある防犯対策はないか」と相談を寄せられ長く模索していました。
2022年にAI警報カメラを知り発電所向けのチューニングを極め導入したところ犯行直前に撃退に成功したところから、本格的に銅線窃盗犯に戦いを挑むようになりました。


2023年はあまりも犯行が増え続けた。いくら防犯対策しても法改正とか社会のルールを変えないと銅線窃盗犯罪は増加してしまう と確信し

法改正について各政党に相談してみたが

2023年12月31日、日本の国会の議席をもつ党宛に銅線窃盗対策についての相談を送ってみた。>結果 れいわ新選組ですらレスポンスはなかった。

自民党から議席の多そうな党にフォームから相談したが返答はなし

件名 : 太陽光発電所の銅線盗難を防ぐ制度をつくりたい/逆マニュフェスト

■再生可能エネルギー(太陽光発電)の現場では銅線盗難が年間3000件発生し、被害額が多い場合は1件数千万円にのぼる場合もあります。
自分は太陽光発電所の発電モニター装置を展開していた経験や防犯カメラの拡販している流れで全国の関係者から銅線盗難対策方法について相談を受けています。

□太陽光発電所の銅線窃盗犯との戦い 
https://note.com/techmatsumoto/n/n3274fc5beedd

■上記文に記載した、使用者が不要物を廃棄する際、運搬業者名、処分業者名などを記載した産業廃棄物管理票=マニュフェストの制度がありますが、銅線を買取る業者はどこから排出されたモノなのかを確認して買取る”逆マニュフェスト”の制度(トレーサビリティの仕組み)または法律、罰則の改変が早急に必要かと思っています。

【お願い】
制度をつくるための手段/方法、手続きをお教えいただけませんでしょうか。
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政党への相談文

加えて罰則も「初犯でも執行猶予なしの懲役1年以上」は必要かも


正月明け早々に発電所で盗難未遂

12月末に連系した現場で下見→犯行未遂

J-PITA-日本太陽光発電検査協会

集団は苦手だが、マツモト&関根さん&トータルインプローブさんだけでは銅線盗難を撲滅できなそうなので、2024年1月、J-PITAの会員になった。
3月に会員向けの会合で「警報カメラ」を紹介した。数名の会員様から推していただき心強い

TV出演回数が増える

2/27旧型カメラのままの太陽光発電所で盗難被害

この発電所には数カ所に警報カメラ設置済みだったが、カメラがない場所を選んで侵入したそうだ 

4/26主要な全国紙全てに銅線盗難を法で取り締まるべき と自分の意見を投稿してみた >音沙汰なし

報道ステーションから犯行動画提供要請を受ける

5/2 旧型カメラ(TAOKE在職時のTK-C50-12 セット)のままの太陽光発電所で盗難が発生した。

クルマから降りてすぐ犯行現場に向かったので下見済みだったと思われる。スマホで話しながらのようなので指示役と話しながらの犯行なのかもしれない。
少し前にTBSから「盗難あったら取材したい」旨連絡を受けていたので通知し、ついでに各局に動画を送ってみた。


TV朝日から、現場取材依頼とマツモトへのZOOM出演依頼を受け、マツモト初出演
大下容子ワイド!スクランブル - テレビ朝日

  • 組織犯罪になっているので早急に対策しないと被害が全国に拡大する

  • 年々盗難増加しているので、防犯対策が追いつかない、犯罪自体を減らすしかない。法律やルールを変える必要性 等語らせてもらった。

コメンテータの杉村太蔵氏、萩谷麻衣子氏のコメントはほぼ既知の情報でもあったが、「銅の流出を税関で食い止める」のは流通に詳しい人いわく、「世間が想像する以上に貨物量が多く、全ての貨物をチェックするのは不可能」だそうだ。しかし新しいチェック手段を構築するのは可能だと思う。


オンライン署名を開始

現場に出向く機会を増やし被害者や警察との関わりが増えたことで、”窃盗”被害全体を広く考えるようになった。
『窃盗罪」がダメすぎることがわかりオンライン署名を開始した。



従来の防犯カメラ屋さんの太陽光発電所業界の進出が増える

銅線窃盗のTV報道が増えたせいか、専業の防犯カメラ会社の発電所向けソリューション広告が目立つようになってきた。
不安を煽るような広告、発電所を理解していない業者がカメラをどこに付けるのか。。抑止効果がないカメラ導入が増えそうな気配。
テックマツモトのYoutube銅線窃盗動画を無断流用して、あたかも自社のカメラで撃退に成功したかのようなプレゼンを見かけたので抗議したが開き直りされた。
ささやかな対抗であるが、これまで「警報カメラ」と説明していたのを「AI警報カメラ」と表現することにした。機械学習なのでAIと呼ぶのは抵抗あったがメーカーがAIと表現しているので割り切ることにした。


条例で銅線窃盗の買取規制が始動しはじめる

千葉県警の条例制定の動きが早かったが夏以降、北関東の県で同様の条例制定の機運が高まった。
法律として全国一斉に規制しないと規制外の県に持ち込まれるので効果が薄いが、条例のほうが早くルール化しやすいから仕方がないのかな

PV EXPO関西に出展 

神戸のお客さんからお誘いを受け展示会に便乗出展させていただくことになった。チラシを300枚自作し配布した。

新防犯対策「FRPシールド」を発表


戦いは2025年も持ち越し


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