イタリア(フィレンツェ1)
二日目は移動、フィレンツェへ
二日目は、ローマを出発し、フィレンツェへ。
慌ただしい旅だが、フリープランの旅行などこんなものだろう。
朝早くから電車に乗り、フィレンツェへ移動。
鉄道に乗ったが、とても格好良かった。
中も、イギリスよりは少し綺麗だった。
電車に揺られて、いざ目的地へ。
滞りなく着いた。
駅を降りて少し歩く。
そこはもう、映画の中みたいだ。
どこかでみたことがある景色ばかりだ。
以前、”冷静と情熱のあいだ”を映画で見たからだろうか。
小説でも読んでいたし、頭の中のフィレンツェの映像が、そのまま目の前に。
それ以外にも、よく出てくる景色だろう。
本当に歴史が積み重なった街だと思う。
礼拝堂の横には、夢にまでみたドゥオモだ。
早速中に、と思ったら、なんと入れなかった。
礼拝中だとのこと。
入り口に立っていた人に、”また明日来てくれ!”と言われた。
来られるわけがないだろう、明日は帰国するのだから(涙)
この辺り、調べてこなかったのが裏目に出た。
こういうのもひっくるめて、旅の醍醐味だと割り切ろう。
また、来る機会があるはずだと信じて。
ドゥオモには入れなかったが、横にあったジョットの鐘楼という塔には入れた。
折角だと思ったので、上まで登ることにした。
とても良い眺めだった。
そもそも、高い建物がないのだから、塔に登ると街が綺麗に見える。
歴史を守る意識が強いのだろうか。
とても綺麗な、統一感のある景色が目の前に広がっていた。
昔は、これがとてつもない贅沢だったのだろうなと思う。
何百年も前の人たちと同じ景色を見られると思うと、ちょっと興奮した。
中には入れなかったが、ドゥオモは外から、高いところから綺麗に見えた。
それだけでも良かったと思おう。
天気も良かったし、気分は悪くない。
駅からちょっと来ただけで、こんなに印象的な景色を山ほど見られるのだ。
一体、イタリアにはどれほどの歴史的遺産があるのか。
歴史の力、恐るべし。
まだまだ、この街は楽しめる。
続きは、別の投稿に譲ろうと思う。