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自分のきもちを心理学的に理解するということ

あなたは自分の感情をしかり、理解できていますか?
心理学の本や瞑想などの本を読むのが好きで感情には詳しい方だと思っていたのですが、近日、行動傾向というものを学びましたので、共有したいと思います。


行動傾向

感情には心理学的に「行動傾向(action tendency)」と呼ばれるものがあり、感情は単に気分を良くしたり悪くしたりするためだけのものではないそう。
われわれの気持ちは特定の行動を取るよう促す役割を持っていて、つまり、感情を理解することで、自分の心が何をしようとしているのかを知ることができ、適切な対処ができるようになるそうです。以下に、いくつかの感情とそれに対応する行動傾向を説明します。

  1. 欲求(Desire)

    • 行動傾向: 近づくこと(Approach)

    • 機能: 欲しいものを手に入れる(消費する)

  2. 怒り(Anger)

    • 行動傾向: 対立すること(Antagonize)

    • 機能: 物事をコントロールする

  3. 恐怖(Fear)

    • 行動傾向: 避けること(Avoid)

    • 機能: 自分を守る

  4. 嫌悪(Disgust)

    • 行動傾向: 拒絶すること(Rejection)

    • 機能: 自分を保護する

  5. 不安(Anxiety)

    • 行動傾向: 抑制すること(Inhibition)

    • 機能: 慎重になる

  6. 満足感(Contentment)

    • 行動傾向: 何もしない(Inactivity)

    • 機能: 回復する

まとめ

このリストをなんとなく理解しておくことで、感情が自分に何を求めているのかを理解できるようになるそう。
例えば、恐怖を感じたとき、それは自分を危険から守ろうとする心の働きであり、不安を感じたとき、それは慎重に行動するよう促しているのだと理解できます。
感情にはすべて理由と目的があり、それぞれが生きる上で重要な役割を果たしています。他の感情の行動傾向を知りたければ、「感情の行動傾向」について調べてみると、もっと深く理解することができるので皆さんも試してみてください。

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