仏バスクから1ーバスクって?
ボンジュール!フランス在住てっちです。
フランスと言ってもバスク地方と呼ばれる地域に住んでいます。
バスク地方というのはフランスとスペインにまたがる地域で、日本の方ならサンセバスチャン、またバスクチーズケーキなんかはきいたことあるかなぁといった感じです。
なぜ私がバスクにいるのか、それはバスク人に嫁いだからです。と言ってもフランス側のバスクは、バスク語が公用語として認められていないためたとえば義父なんかは学校仕事でフランス語のみ使うようずっと言われてきたこともあり、バスク語はほぼ話せなくなっています。義母もバスク人ですが軍隊の家庭で異国生活も長くフランス人学校にずっと行っていたのでフランス語だけです。そんな2人の間に生まれた子供たちはバスク語を話すことはできません。
しかし、親戚が集まると別の話。バスク語のオンパレード。ご健在の義父の母の姉(おばさん)はフランス語が苦手です。
夫は大学でとったバスク語の授業で知った日常会話くらいしかできませんがバスクを誇りに思っているので、親戚とも積極的にコミュニケーションをとろうとしています。
というのも、義父がジャンダルムのため、夫はバスク地方で育ったとはいえずバカンス時期にバスクに来ていた程度。家族はバスク人といった背景で、自分のアイデンティティとしたくても、バスク人でバスク育ちと比べたら・・・といった悩みがあったそうです。
一方、フランス側のバスクは同時に観光地でもあります。サーフィンが有名な海辺や高級ホテル。ちなみに昨年2019年の夏に行われたG7はフランスバスクのビアリッツで行われました。とてもきれいな街なので移住者も多いです。例えばパリから移住してきた人なんかにとっては夫は地元の人。あまりきにしなくてもいいのかなぁと私は正直なところ思っています。
前置きが長くなりましたが、夫の血筋がバスク人でバスクが大好きなのでバスクに住んでいます。
バスクのいいところはたくさんありますが、やはり紹介したいのはバスク料理。魚介類も多く味付けもシンプルで日本人の口にも合うと思います。レシピは近いうちに。
最後に写真を何枚か紹介しますね。
Biarritz ビアリッツ カジノ
Espelette エスプレット 唐辛子が有名です