見る映画の取捨選択問題について
今年になってから映画の面白さに目覚めて、だいたい1日1本ペースで見てるんだけど、幸か不幸かとにかく見る映画の選択肢が多すぎて時間足りねぇな状況なので文章にして整理してみる。
まず今の自分の現状はというと、NetflixとAmazonPrimeに契約中で気になった映画をマイリストに追加している(計50本くらい)。
加えてテレビで「映画」で自動検索でひっかかったものを自動録画(80本くらい)。
Disney Deluxueは昨日解約したが、ピクサー作品や気になる作品もあるので余裕ができたときに再契約検討。
加えてU-NEXTも作品数の多さに魅力を感じて契約を検討中。
仮に4サービスすべてに契約すると月額4289円で年間50968円。
そう少ない金額だが、払えない金額ではない。
また細目に再加入を繰り返して、期日までに見るべき作品を縛られるくらいなら、見る作品数に関わらず契約しっぱなしでもいいかもしれない。
そのほうが時間の節約にもなるし、何よりも精神的な安定がはかれる。
次にテレビの方はこのままだとHDがいっぱいになるので録画する本数をしぼることにする。
実際録画して見ているものも、007シリーズと金曜ロードショーの一部くらいなので、テレ東の午後のロードショーと日テレ金曜ロードショーを自動録画するだけで十分だ。
残り100時間ほどあるので、放置しておいても2か月以上は持つ(2時間x6本×8週)。
最大の問題が時間で1日1本でも、かなり無理してる状況だけど、本当はもっと見たいし物足りなさを感じている。
そうはいっても現実問題これ以上映画に時間を当てるのは不可能なので、割り切るしかない。
1日1本だと年間365本。
この生活をあと50年続けたとしても計18250本。
生涯であと20000本も見れないと思うと恐ろしく少ない数字に感じる。
まず、2016年の映画公開本数は邦画、洋画を合わせて約1150本。
この集計は1955年から始まっているようで、1955年の公開本数は約620本。ザックリですが、平均すると885本!
1日1本を50年続けても公開される映画の20年分しか見れないわけだ。
2019年の場合だと邦画洋画合わせて1278本。
http://www.eiren.org/toukei/img/eiren_kosyu/data_2019.pdf
1日3.5本見てようやく全作品見れる計算でどう考えても自分には不可能。
加えてリピートしたい映画も出てくる。
今は各映画2度目を見ることはほぼないが、繰り返し見ることで知見を深めていく作業がどうにも自分は足りてないので今後は複数回見ることもしていきたい。
MCU作品見るなら全作見たい性格だし、叶うならば世界のすべての映画見たいくらいの欲望まであるけど、改めて数字を見るとどう考えても無理だ。
叶わぬ望みは捨てることにしよう。
1日1本というのも単純計算での数字だし、今後この生活を続けられる保証はどこにもないだろう。
結論として、見たいときに見たい映画を見ようっていうありきたりなところに行き着いた。
その結果見たかったけど見れないまま、いずれ記憶の片隅からもなくなる作品も出てくるだろうけどそれはそれで仕方ない。
欲自体は生きるモチベーションになるし、それ自体は良いものでもあるけど、実現不可能な欲を抱いても鬱憤だけたまって何より幸せじゃないから、実現可能な範囲の欲を持つことにしようと誓った雪の日曜日。