MCU映画感想その③アイアンマン2
MCU映画を全作公開順に見ていくチャレンジ
第3作目はアイアンマン2だ。
今回からはネットフリックスを卒業(?)して、ディズニーデラックスでの視聴に。
とりあえず無料期間にMCU見切って解約を考えてたけどマーベル作品以外のスターウォーズ、ディズニーも中々に魅力的で悩ましい。。
と、前置きはさておき自分の中で新たなヒーロー像を魅せてくれたアイアンマンの第2弾ってことで見る前から楽しみにしてた。
初代が2008年で2が2010年ってことで2年間リアルタイムのファンはさぞ心待ちにしてただろう。追体験したいところだが自分は2年待つわけにはいかないので24時間で2へ。
今作もトニー・スタークは大暴れだ。
展覧会にスーツ姿で登場したかと思うと突如F1に参戦、負傷してるにも関わらず自身のパーティでは大豪遊とまさにやりたい放題。
これには社長を譲ったペッパーやスタークをサポートする立場の中佐のローズもさすがにブチギレてた。
でも気に乗じてアーマー奪っちゃうローズはどうなのと思ったり(笑)
ただこのスタークの豪遊にもワケがあって、自身の死が迫っていることだ。
今作から登場する秘書と人生の最後の日について会話を交わすシーンはまさに象徴的だと思う。
今日が最後の日かもしれないからやりたいことをやろう、というパーティなのだがそこには自由奔放なトニー・スタークを演じ続けようという苦しさも感じるのはセンチに過ぎるか。
話が飛ぶが生前の父の隠されたメッセージを見るシーンはベタだけど思わずじーんとくるものがあった。
今作ではトニー・スタークの陰の部分が度々出てくる中で光がより輝く印象を受けた。
次に今作で初登場するキャラについて。
秘書のナターシャと悪役であるイワンの二人だ。
まずナターシャ、初登場シーンでの武闘派ぶりからどう考えても只者じゃないだろと思ったらやっぱり只者じゃなかったね。
というか、この人ってもしかして今年公開予定のあれに出てきたりする人?
知識が乏しいけどたぶんそうだよね。
とにかくアクションシーンがかっこいい!!
シンプルな黒いスーツと自身の身体能力のみで戦うところが渋い。
ただアイアンマンとの(アクションでの)絡みが少な目だったのが個人的に残念だった。
そこは次作以降に期待といったところだろうか。
続いて悪役のイワンさん。
父の代からスターク・インダストリーと因縁があるといういわくつきのキャラだが、そこよりもあの屈強な体をしながら機械いじりしてるときのほうが生き生きしてるのがつい笑ってしまった。
彼はまぎれもなく父親の科学者の血筋なんだなと。人は見かけで判断しちゃいけないよねと再認識、ってそういう教訓映画じゃないなこれ。
また、やたら鳥に対する愛着がありながらも本編とは一切関係なかったりどこか憎めないキャラで、次作以降も出てきてほしいキャラの一人になった。
エンドロールの後は定番の次作(マイティ・ソー)につながるくだりもあり、続きが気になって仕方がないのでした。了