MCU映画感想その⑮「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

※このnoteには映画本編のネタバレが含まれているのでご注意ください。

MCU映画全作品を公開順に見ていくチャレンジの15作目はガーディアンズシリーズの2作目。
リミックスってタイトルで前作の完全版みたいなやつだったらどうしようと思ったけど、普通に完全新作でした、ありがとうございます。
上映時間136分の長丁場ってことでそれなりの覚悟を持って臨んだよ。

前作のラストからグルートの扱いがどうなるのか気になってたけど、なんかやかんやあったのか、復活してて嬉しかった。
しかもめちゃくちゃかわいくなってるっていうね。
ピーター、ガモーラ、ロケット、ドラックス、グルートの5人組は2作目ながらもすっかりおなじみというか、これだよこれっていう安心感がある。
宇宙海賊みたいないことやってて賞金首になってるのもいい意味で予想通りだし、ウソップとか仲間になったあたりの初期のワンピースみがある。
安定の一方、ドラックスさんはやたら笑うようになってて微笑ましかった。

ストーリーとしてはピーターの出生の秘密に迫るのがメインでそこは重苦しかったりもするんだけど、そこよりも自分の中ではガーディアンズシリーズならではのお気楽さ、能天気さっていうのが上回った。
それを構成するのが前回に引き続き流れるオールディーズの数々で、曲自体は全然知らないし、歌詞もほとんどわからないんだけど、選曲のセンスのよさをすごい感じる。上から目線ですみません。
場面にぴったりはまってるものもあれば、少し外してるむしろ滑ってるように感じるのもあるけど、それ含めて楽しいなーみたいな。
アクションシーンでも本来生死をかけた切迫しているはずなのに、BGMとガーディアンズの生き生きとした表情でなんともいえない爽快感があって、この感覚はMCUの別シリーズでは味わえない。
ピーターがイブを倒すシーンでパックマンになるところは思わず爆笑してしまった。
序盤の戦闘機のシーンでやたらゲーム音目立つなーと思ったらまさかの伏線だったとはね。

しかし最後は完全にヨンドゥに持ってかれた。
正直子ども誘拐した糞野郎だと思ってた自分を叱りたい。
強がるロケットに自分を重ねるところだったり、ピーターとの回想シーンは目頭が熱くなった。
元ラヴェンジャーズの一味が彼への追悼の花火(?)は心にしみたし、映像としても本当に綺麗だったし今回のハイライト。
あと印象に残ってるシーンはチビグルートが脱走のためのヨンドゥのフィンを理解できず何度も間違えるところ。あれかわいすぎでしょ。

次作もあるということで楽しみだけど、ピーターのウォークマンも壊されて最強Mix vol.3がなさそうなのはちょっと残念。
今回全く登場しなかったサノサの動向も気になるところ。
というかその前にアヴェンジャーズ入りは!?

最後までお読みいただきありがとうございました。
#MCU #映画 #ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー :リミックス

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