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TechTrain流 学習ロードマップ - Swiftの学び方

こんにちは、TechTrain 広報です!

TechTrainにはさまざまな技術領域に長けた ITエンジニアのメンターが約140名所属しています。そんなメンターの方々から、「その技術、いま学ぶならどう学ぶ?」をテーマにインタビューした結果から、分野別の学習ロードマップにまとめてご紹介します!

メンター紹介

Akkeyさん

Swift とは?

 Swiftは、Appleが開発したプログラミング言語で、主にiOS、macOSなどのアプリケーションの開発に使用されます。Swiftは、簡潔で安全なコードを書けるように設計されており、パフォーマンスやエラー対策の観点でさまざまな強みのある言語です。初心者からでも学びやすい言語ですので、ぜひチャレンジしてみてください。


オススメは以下の5つ!

Akkey さんおすすめの学習コンテンツとして以下の5つをご紹介いただきました!

  1. The Swift Programming Language | A Swift Tour

  2. The Swift Programming Language | Concurrency

  3. Essence of Swift Education

  4. SwiftUI Tutorials | SwiftUI essentials

  5. SwiftUI Tutorials | App design and layout



学習の進め方

 Swiftの学習には、公式の無料リソースを活用することが重要です。ドキュメントは英語で書かれているのですが、正確な情報を得るためにも頑張って読んでみてほしいです。もし難しい場合は日本語の書籍 (③) を紹介しているので、それをメインに読みながら、公式ドキュメントで補う用に進めてみてください。


① The Swift Programming Language | A Swift Tour

 まずは公式ドキュメント「The Swift Programming Language」の「A Swift Tour」を読みましょう。最近は自動翻訳も便利だが、プログラミング固有の表現などは特に誤訳されやすいので英語が読めた方が良いです。初心者から上級者まで参考になる内容ですが、理解するには学校などで一度でもプログラミングに触れたことのあることが最低条件になるかなと思います。


② The Swift Programming Language | Concurrency

 次に、同じく公式ドキュメントの「Concurrency」を学びます。非同期処理、並行処理の概念を理解し、安全でかつ簡潔なコーディングができるようになるためには、このセクションをしっかりと学ぶことが重要です。async / await の使い方については確実に理解しておく必要があります。


③ Essence of Swift Education

 こちらは私の著書の紹介です。この本は、Swift初学者とSwiftを教える立場に立つ上級者をターゲットにした、何度も繰り返し読める1冊です。
プログラミング特有の振る舞いをアニメやゲームなどを例えにして解説した読み物です。扱う内容は本質的な仕組みや考え方を理解するための内容になっています。The Swift Programming Language を読み、なにか手を動かすチュートリアルに取り組んだ後に、理解を深めるために読むのも良いですし、こちらの内容をざっと読んで全体を把握してから進めるのも良いと思います。特に以下のトピックについては抑えておくことをオススメします。

  • Optional

  • Protocol

  • Delegation Pattern

  • Asynchronous


④ SwiftUI Tutorials | SwiftUI essentials

 中級者とまではいかなくても、一通りSwiftを勉強した人であれば十分活用できると思います。Xcode の使用イメージも含めてステップ・バイ・ステップで学ぶことができますし、実際に動くものを作ることができるので、書いて覚えるにはうってつけです。まずは SwiftUI essentials に取り組み、SwiftUIについての基本的な内容を把握しましょう。


⑤ SwiftUI Tutorials | App design and layout

 次に「SwiftUI Tutorials」の「App Design and Layout」に取り組んでみてください。こちらのセクションではアプリのデザインやレイアウトについて詳しく学ぶことができます。SwiftUI特有のデザイン・レイアウトの実現方法を理解するのに丁度良いです。この後はとにかくさまざまなアプリを作ってみることが大切です。作りたいものを作れるように、たくさん手を動かしていきましょう。


まとめ

 Swiftの学習は、基本的なことは公式のドキュメントが充実しているので、そちらを利用することをオススメします。ただ、英語に抵抗がある場合は、私が書いた「Essence of Swift Education」をご活用ください。最初に基本的な概念をおさえ、徐々に概念や仕組みについて興味を持って学習を進めてみると良いと思います。


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