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メンバーが語る、創業期から受け継がれる4つのバリュー

フリーランス人材活用のリーディングカンパニーとして急成長を遂げるテックビズ。その成長の裏側には、どのような変革と挑戦があったのか。長くテックビズを支えている3名のメンバーに、テックビズの歩みと未来への展望を語っていただきました。

【プロフィール】

辻内 繁佳(Shigeyoshi Tsujiuchi) / CS部責任者(正社員) 
CS部の責任者として、コンサルタントの採用から教育、業務効率化をサポートする「コンサルタントCS」、企業に寄り添ったフリーランス活用のご提案を行い、企業の成長や事業拡大への貢献をサポートしていく「法人CS」、フリーランスに寄り添ったサービスの改善や福利厚生の拡充により、長期的な取引継続をサポートする「フリーランスCS」を統括。最近では「分析チーム」も加わり、課題の抽出にも注力し、他部署と連携しながら事業に関わるステークホルダーの課題解決にも尽力している。
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堀江 健太(Kenta Horie) / マーケティング部責任者(正社員) 
マーケティング部責任者として、フリーランス人材と企業クライアントの獲得がミッション。フリーランスにはテックビズのサービスの魅力を伝え、特定のスキルや人材不足に悩む企業とマッチングできるよう、双方の集客に注力している。効果的な集客戦略の立案・実行や、営業部門との緊密な連携により成約率の向上に貢献。データ分析や市場調査を通じてマーケティング戦略の最適化に努めている。
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大山 聖良(Seira Oyama) / CS部 コンサルCS担当(フルコミット業務委託) 
CS部のコンサルタントCSチームとして、コンサルタントの採用から育成に尽力。コンサルタントが営業活動に集中し、より成果を出せる環境整備や仕組み化に注力している。
また、マーケティング部のISも兼任しており、フリーランス人材やコンサルタントの多様なニーズに柔軟に対応。管理部門と営業部門のブリッジ役として、コミュニケーションの円滑化や協力体制の強化にも貢献している。

挑戦的な目標と当時のリアル:テックビズの軌跡

――参画された頃のテックビズについてお話を聞かせてください。

辻内:
私がテックビズと出会ったのは8年前の2015年ですね。参画前はエンジニアとして働いていて、その後オフショア開発のPMを経験しました。テックビズには、フィリピンの現地エンジニアと一緒に開発をする役割で参画しました。

堀江:もう8年にもなりますか。当時の会社の規模はどうでしたか?

辻内:当時の会社規模は本当に小さくて、システムを担当している私と、事務の方1名、営業の5名程でした。今と比べると信じられないくらいの規模感ですよ。

大山:私が入社した時とは全然違いますね。

堀江:私は約4年前、2020年3月に参画しました。その前は個人事業主として活動していました。テックビズとの出会いは少し変わっていて、最初はユーザーとして登録したんです。

辻内:珍しいですよね。どういう経緯で社員になられたんでしたっけ?

堀江:社内でプレゼン資料を修正できる人材を探していると聞き、代表とスパゲッティ屋さんで面談したのが始まりでした。参画当時の会社の規模は、管理部門が10人弱くらいだったと思います。

大山:私も同じくらいの時期ですね。2020年5月、堀江さんの2ヶ月後です。参画前はNTTドコモの子会社でシステム関係の仕事をしていました。

堀江:大山さんはどういったきっかけで参画されたんですか?

大山:以前一緒に仕事をしていた方からの紹介がきっかけです。

辻内:大山さんはコロナ禍での参画でしたよね?

大山:そうですね、印象的だったのは、オフィスに行ってもほとんど人がいなかったことです。代表に初めてお会いしたのも参画から2ヶ月後、オフィス引っ越しの時でした。それまでは『本当に存在するのかな』と思うくらいでした(笑)。

――みなさんの参画当時を思い起こすと、今と比べてどのような印象の違いがありますか。

辻内:私が参画した当時は、事業に関わるものを作り出す時期でした。エンジニアがいそうな交流会への参加や企業へ営業に行ったり、マニュアルもないので口頭で伝えたり、自分たちで手足を動かしていました。今では、web広告やオンライン商談、マニュアルもあり、スタイルの変化を感じます。

堀江:私が参画した時期は少し違う印象でした。漫画の「ワンピース」で例えるなら、フランキーが仲間入りした頃のような感じです。「これから行くぞ!」という雰囲気がありました。その後、現在活躍しているメンバーがどんどん入ってきて、会社が大きく成長していくのを感じました。

大山:私の印象では、当時は「一人何役も掛け持ち時代」という感じでしょうか。今は組織立ってますが、当時は1つのことに専任ではなく、みんなで色んなことを協力してやっていた印象があります。

辻内:そうですね。それぞれの時期で会社の雰囲気も変わっていったんですね。今振り返ると、本当に成長を実感します。

――テックビズを知り、初めて「人生を豊かにする新たな働き方の創造」というパーパスや年商100億円を目指していると聞いた時の印象はいかがでしたか?

辻内:テックビズのパーパスと目標を初めて聞いた時、正直、現実との解離を感じました。でも、だからこそやりがいを感じたんです。現実からかけ離れた目標に向かって、どうやって到達するのかを考えること自体がモチベーションになりました。

堀江:私の場合は少し違いましたね。参画した当時は22歳で、正直なところ「年商100億円」や「パーパス」と言われてもピンときませんでした。

辻内:当時からすると大きな目標ですからね。その後、印象は変わりましたか?

堀江:変わりましたね。長く働いていく中で、徐々にその目標の大きさや意味を理解できるようになりました。

大山:私も最初は目標が大きすぎて「へー、すごい」と、イメージがつきづらかったというのが正直な気持ちです。特に数字目標は主に営業部門が担当するので、自分がどう貢献できるか最初は分かりませんでした。

辻内:どのようにしてその理解を深めていったんですか?

大山:いろんな部署を経験する中で、少しずつ全体像が見えてきて、自分の役割もより深く理解できるようになりました。

辻内:みなさん、それぞれの立場や経験から、パーパスや目標への理解を深めていったんですね。興味深いです。

変化の中の一貫性:テックビズが大切にしてきたもの

――参画当初と比べて、変わったことはありますか?

辻内:大きく変わったのは、人事制度と働き方です。参画当初は正社員、業務委託、それぞれに対してルールや働き方がある感覚でしたが、最近ではそれぞれに対しての考慮とバランスを意識した共通の1つの制度になってきました。契約形態の違いだけで、業務委託メンバーも正社員も区別なく共存できる制度や働き方が実現しています。

大山:業務委託メンバーだから切り分けた作業をすると言うことはなく、メンバー全員が主体的にミッションに向かって取り組めているように、私も感じます。

堀江:私の場合は、東京から福岡に引っ越したという大きな変化がありました。コロナ禍でリモートワークが増え、東京にいなくてもよいかもしれないと考えたのがきっかけです。個人的な理由もありましたが、会社としても柔軟に対応してくれました。これは、古くからいるメンバーの皆さんが作ってくれた空気感があってこそだと思います。

辻内:具体的にはどういった空気感でしたか?

堀江:成果を出すためにみんなで頑張ろうという意識や、パーパスやミッションに向かう姿勢が、社員一人ひとりに根付いていったんです。その結果、働き方の自由度を増しても、事業成果が出せる環境が整い、現在のようなフルリモートの社員や、海外に住んでいる社員も許容される文化が生まれたのだと思います。

大山:会社の成長と共に、働き方の多様性も広がってきたんですね。

――逆に、変わらずにあるものは何でしょうか?

堀江:変わらずにあるものといえば、現在のバリューの一つである「Be a Partner」というマインドですね。昔からずっとあると思います。以前は少ないメンバーの中で手を取り合って頑張ってきました。今は規模が大きくなり、部署間で連携しながら頑張るという形に変わっていますが、その精神は変わらず受け継がれています。

辻内:そうですね。それに加えて、成長や挑戦を重視する姿勢「Be a Challenger」も、当初から今に至るまで変わらず持ち続けています。

大山:元から社内にある性質が、バリューとして策定されているんですよね。

辻内:そうです。バックボーンはみんな違うので、「こうなりたい」という見方ももちろんOKです。ただ、バリュー策定時には、みんなの共通点や、ワークショップなどを通じて出てきた要素を言語化し、それを今まで受け継いでいます。

個人の成長と組織の発展:テックビズが実現する相乗効果

――テックビズで働き続けている理由についてお聞かせください。

辻内:私の場合は、成長のスピードと、事業・組織フェーズごとの課題の変化に面白みを感じるためです。以前は課題解決のレベルも限られていましたが、会社が大きくなり、今では社会の課題に取り組めるまでになっています。

堀江:私は大きく分けて3つの理由があります。1つ目は、この会社には私より頑張っている人、すごいなと思う人がたくさんいることです。彼らを見ていると、自分もまだまだやれるんじゃないかと思える場面が多くあります。

辻内:良い刺激になっているわけですね。

堀江:はい。2つ目は、会社の成長スピードが速いことです。それに合わせて自分も成長していかなければならないという、背中を押されている感じがします。3つ目は、このビジネスが本当に人のためになると実感できることです。「働く」という生活に関わる事業のため、フリーランスの方からコンサルタントへの感謝や「以前より働く環境が良くなった!」といったお声をいただくと、本当にやりがいを感じます。

大山:私の場合は、まず社内の雰囲気がとても良いことが大きな理由です。みんな礼節があって、本当に居心地が良いんです。企業文化がすばらしいと感じていて、家族と仕事場に並ぶ、自分の居場所があるなという感覚があります。

辻内:企業文化について具体的に感じることはありますか?

大山:4つのバリューに沿って、みんなが同じ方向を向いているので、業務もスムーズに進めることができます。「Be a Partner」の精神で助け合いながら、「Be Authentic」でお互いを尊重し合える。変な足の引っ張り合いやハラスメントもなく、非常に良い空気感があります。


――今後の意気込みを教えていただけますか?

辻内:企業のフリーランスの活用については、まだまだ成功事例が少ないのが現状です。テックビズがモデル企業となって、フリーランス活用の成功例を示していけるよう、今後さらなる取り組みが必要だと思っています。リーディングカンパニーとして、新たな働き方の創造を行い、多くの方にその価値を提供できるよう尽力します!

堀江:私も同感です。テックビズを通してもっと多くの人に価値を届けたいと思うので、これからも働き続けたいし、もっと頑張りたいと思っています。

大山:最近はさらに優秀な方々が参画してきていて、そういう方々と一緒に働けること自体が成長の機会になっています。
辻内:そうですね。会社の成長と共に、個人の成長機会も増えていますよね。

大山:はい。さらに会社がアカデミアやGMPといった研修制度を用意してくれていて、自分を成長させる機会を与えてくれています。これらをしっかりと活かして、さらに成長していきたいです!

おわりに

テックビズを長く支えているメンバーからは、創立初期からの組織や環境の変化について伺えました。その変化の中でも、4つのバリューは変わらず、雇用形態に関係なく協力しながら共に成長し、企業も成長するという文化が根付いているようです。
次回の「TECHBIZ STYLE」お楽しみに!

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