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ユネスコ諮問機関のイコモス/ICOMOSについて

ユネスコの諮問機関であるイコモス(ICOMOS:International Council on Monuments and Sites)は、文化遺産の保護と保存を目的とする国際的な非政府組織です 🌍。1965年に設立され、世界中の歴史的建造物や遺跡、文化的景観の保護に関する専門家や機関が加盟しています 🏛️。

主要な役割と活動

  1. 文化遺産の評価と助言:

    • ユネスコの世界遺産委員会に対して、世界遺産リストへの登録を検討する際の技術的な助言を提供します 📜。

    • 新規の世界遺産候補地の評価を行い、その価値や保存状態を報告します 🏞️。

  2. 保存と修復:

    • 文化遺産の保存と修復に関するガイドラインや基準を策定します 🛠️。

    • 各国の保存活動を支援し、技術的な助言を行います 🤝。

  3. 教育と啓発:

    • 文化遺産保護に関する教育プログラムやワークショップを開催します 🎓。

    • 一般市民や専門家に対して、文化遺産の重要性とその保護方法を啓発します 🌟。

  4. 研究と出版:

    • 文化遺産の保存に関する研究を行い、その成果を出版します 📚。

    • 専門家や研究者による学術的な論文や報告書を発行します 📝。

組織構成

イコモスは各国ごとにナショナル・コミッティ(国内委員会)が設置されており、これらがグローバルなネットワークを形成しています 🌐。また、特定の専門分野ごとにインターナショナル・サイエンティフィック・コミッティ(国際科学委員会)が存在し、特定のテーマに関する研究や活動を推進しています 🔬。

活動の具体例

  • 調査ミッション: 文化遺産が危機に瀕している地域に調査団を派遣し、現地の状況を評価して助言を行います 🚁。

  • 国際会議: 文化遺産保護に関する国際会議やシンポジウムを開催し、専門家同士の情報交換を促進します 🌍。

  • コンサルティング: 各国政府や自治体、NGOに対して技術的なコンサルティングを提供し、文化遺産の保護活動をサポートします 🛡️。

イコモスは、世界遺産の価値を評価し、保護活動を促進する上で極めて重要な役割を果たしています 🏛️。文化遺産の保護に関心のある専門家や研究者にとって、イコモスの活動は欠かせないものとなっています 🌟。

オンラインプレゼンス

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