【Xubuntu】古いパソコンに入れたLinuxでスクロールを反転する(スマホと同じように指を動かした方向と逆にスクロールされるようにする)
先日というか1ヶ月前に古いパソコンにXubuntuを入れてテキストエディタとか気分転換用のマシンとして使っていたんだけど、
タッチパッドのスクロールの向きが反転できない(指を動かす方向にスクロールしてしまう。近年はスマホと同じで指を動かす方向と逆にスクロールされるのが主流。昔は前者が主流でスマホの台頭で後者になったらしい。)ことが解決できずにいた(設定でスクロールを反転するという設定もあるんだけど、一部のアプリでしか適用されない)んだけど、さきほど解決できたのでメモを残しておく。
スクロールを反転するスクリプトを作成→ログイン時に実行されるように設定
前回までにスクロールを反転するスクリプト自体は把握できていた。
参考サイト:
コマンド:
synclient VertScrollDelta=-119 && synclient HorizScrollDelta=-119
デフォルトの値はプラスで正方向スクロールを表しているから、マイナスにすれば逆方向スクロールになるというからくり。デフォルトの数値を確認するコマンドも参考サイトに載っているので、その数値をマイナスにすればいい。
これを実行すればスクロールは反転できるんだけど、ログアウトするとまたリセットされてしまう。
そこで参考になったのが下記の手法。
参考サイト:
英語なのでざっくり解説すると、
テキストファイルに「#!/bin/bash」という記述をしたあと、先程のコマンドを記述する。
こんな感じ。
------------------------------------------------------
#!/bin/bash
synclient VertScrollDelta=-119 && synclient HorizScrollDelta=-119
------------------------------------------------------テキストファイルに名前をつけて、拡張子を「.sh」として保存する。ここでは仮に「scroll_script.sh」として保存したとして説明を続ける。保存場所はどこでもOK。たぶん。
ターミナルから「chmod +x scroll_script.sh」を実行することで、先程のファイルを実行可能な状態にする。
スタートメニュー(?)の検索窓から「セッションと起動」と検索して設定開く。ここから先程のスクリプトファイルが起動時に実行されるようにする。
「自動開始アプリケーション」のタブを選択後、左下の「+」をクリックして「名前」の欄でわかりやすい名前を設定、「コマンド」の欄にあるフォルダのボタンクリックして先程のスクリプトファイルのパスを指定。「トリガー」欄は「on login」のままでOK。その後「OK」→「閉じる」で終了。
これで起動時に当該のスクリプトが実行されて最初からスクロールが反転されるはず。
画像等なくてすまないけどガチ備忘録なので一旦これで公開する。あとから編集するかも。
同じ状況のLinuxユーザーの参考になると嬉しい。