【決算要約】銀行DXを推進する急成長SaaS企業 nCino(NCNO)【FY20 Q4】
2021年3月31日に発表されたnCino(ティッカー:$NCNO)の決算内容について解説します。
※ Youtubeによる解説動画も公開いたしましたので、よろしければご覧ください
nCino(NCNO)は、金融機関向けのクラウドベースソフトウェアのグローバルプロバイダーです。
同社は銀行向けに、いわゆるDX(デジタルトランスメーション)を支援しています。
例えば、従来対面でのやりとりがメインだった口座開設や融資手続きなどをクラウド上のシステムで実施しています。
ユーザ企業も順調に拡大中で、バンク・オブ・アメリカ、バークレーズなどの大手銀行も顧客に含まれています。
10か国に1,100社以上の顧客をかかえており、米国以外でもイギリス、オーストラリア、そして日本にもオフィスを設けています。
収益は右肩上がりに上昇しており、FY21 4Qの収益は 56.59M$ (前年同期比 47%増)と、市場予測を大きく上回っています。
EPSについてもまだマイナスではありますが、市場予測を上回る結果となっています。
収益の増加とは反比例する形で、株価は昨年のIPOより緩やかに下降傾向となります。成長率の落ち込みも見られず、決算内容も問題ない為、どこで反転するかを見極めたいところです。
今期の業績は、収益・EPSともに市場予想を上回る形となっています。
FY22 1Qのガイダンス も、市場予想を上回る予想となっています。
以上となります。
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