エヌビディアの株価、今後の上昇要因について(2024年1月)
AIブームの中心にあり、業績や株価も一番勢いのあるNVIDIA(ティッカー:NVDA)ですが、今後の投資判断に役立つ情報をまとめました。
株価・PER・RSI(直近1年)
昨年10月より急騰が続いている同社の株価 RSIを見ると80以上とテクニカル的には買われすぎな水準ですが、比例して業績も大きく成長しているので、過去と比べてPERはむしろ割安になっているという見方もあります。
参考)2024年以降の予想PER
※ Forward PER / Finboxより (2024/2/4時点)
直近の決算内容
2024年2月22日に決算発表がありますが、前回(2023年11月21日)の決算をおさらいしたいと思います。
2023年11月21日 決算要約
売上高
⇒いずれも市場予想を上回りました。特に、データセンター向け売上高は大きく伸び、好調な業績を支えました。
利益
⇒利益も大きく増加。今回に限らずですが、NVIDIAは非常に利益率が高いです
セグメント別売上高
⇒AI向けスパコン(H100など)が好調で、データーセンター部門が全体業績をけん引しています
2023年11月21日発表決算 カンファレンスコール要約
⇒ジェネレーティブAIで成長加速し、中国リスクは他地域で補う といった内容でした。中国向けの規制が始まったので昨年の話ですので、次回の決算で結果が明らかになるかと思います。
今後の業績予測
AIブームによりGPU供給が追い付かないといわれている同社ですが、今後の業績はどうでしょうか?
前回の決算資料によると、2024年以降も堅調な業績が予想されますが、これらは株価に織り込み済みと思われますので、さらに業績を押し上げる情報の有無に注視が必要となります。
株価へのプラス要素
決算が良好であることに加えて、以下のようにAI向けGPUが好調である情報が続々と報道されており、2024年 NVIDIAの強い成長をブーストする要素になるかと思います。
Supermicroの2024年1月決算が好業績であったこと
(NVIDIAスパコンがけん引したといわれる)AMDのAI関連業績はまだ低調であったこと
(AI分野のGPUはNVIDIAがスタンダードとなっており、既存のNVIDIA CUDA向けプログラムなどの置き換えは簡単にできない。つまり参入障壁は高いと考えられる)Metaが2024年末までにNVIDIA製の最上位GPU「H100」35万基を発注しているという事実
(次回以降の決算業績に反映されるはず。また、他のクラウド事業者(マイクロソフト、AWS、Google Cloud)からも当然引き合いがきているものと思われる)
株価へのマイナス要素
決算のインパクト
AIバブルが懸念されるほど、投資家のAI銘柄への期待は高まっています。期待値は株価におりこまれており、次回の決算タイミングで思ったより業績が良くかった場合 株価は下落する可能性があるかと思います対中輸出規制の影響
中国本土向けの年間売上高は総売上高の4分の1超を占めていたことから、中国向けの売り上げ減速が影響する可能性があります
参考資料
Seeking Alpha: https://seekingalpha.com/symbol/NVDA
Yahoo Finance: https://finance.yahoo.com/quote/NVDA/
[免責事項]
本記事の一部はAIにて生成しています。業績などのデータは必ずご自身でご確認いただきますようお願いします
投資を行う際には、十分な調査・検討の上、ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。
本記事は、投資に関する情報提供を目的としており、投資判断の助言を行うものではありません。
本記事は、過去のデータをもとにした分析であり、将来の状況を予測するものではありません。