【決算要約】クラウド事業が成長牽引!Microsoft (マイクロソフト)【FY21 Q3】
2021年4月27日に発表されたマイクロソフト(ティッカー:MSFT)の決算内容について解説します。
※ Youtubeによる解説動画も公開いたしましたので、よろしければご覧ください
マイクロソフトは誰もが知っているであろうソフトウェア向けメーカーです。WindowsOSやWindowsサーバ、Officeなどのソフトウェアに加えて、テレビゲームのXBOXや、クラウド事業Azureも提供しています。
Microsoftでは、3つのセグメントで売上を分類しており、近年ではクラウド事業のシェアが高まっています。
■Productivity and Business Process
Microsoft Office、LinkedIn、エンタープライズリソースプランニングおよび顧客関係管理スイートMicrosoftDynamicsなどの製品など。
■More Personal Computing
Windows OSライセンス、SurfaceおよびPCアクセサリを含むデバイス、XboxハードウェアおよびXboxコンテンツとサービス。
■Inteligent Cloud
Azureを含むサーバー製品とクラウドサービス。SQL Server、WindowsServer、Visual Studio、GitHubなど。
クラウドインフラにおける全世界のマーケットシェアとなります。先駆者でありパブリッククラウドの代名詞とも言えるAmazonのAWSを猛追する形で、同社のAzureが20%となっています。
収益は$12.92B(前年同期比 119%)となっています。Microsoftほどの巨大企業で、驚異的な成長率といえます。
セグメント別に見ると、クラウド事業が前年同期比23%成長と全体の売上を牽引しています。
EPSも市場予測を上回る結果となっています。
株価は過去1年間ボラティリティも少なく、緩やかな右肩上がりで上昇中となります。
収益・EPSともに市場予測を上回る結果となり、また、FY21 Q2のガイダンスも市場予測を上回っています。
クラウド事業が好調ですが、パブリッククラウド市場が今後も拡大傾向にありますので、同社にとっては追い風と考えられます。
今回の解説内容は以上となります。
【免責事項】
・本記事の内容において、正当性を保証するものではありません。
・本記事を利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
・期限付き内容を含んでおりますので、ご自身で問題ないことを確認してください。
・最終的な投資判断は、自己責任にてお願い致します。