【企業分析】IDaaS / シングルサインオンの最大手 okta(オクタ)【米国銘柄】
今回は、シングルサインオン最大手「okta」について解説させていただきます。
本記事の動画版もアップしました。よろしければご視聴ください。
企業概要
Oktaは、クラウド型のID管理・統合認証サービスの世界最大手の企業です。
同社の提供するシングルサインオンのサービスにより、ユーザーは1回の認証で複数のシステムにログインできるようになります。
コロナショック以降、リモートワークを本格導入する企業が増えていますが、これにあわせて同社のシングルサインオンを利用するケースも増えています。
業績
売上推移は年々増加しており、約47%という 驚異的な成長率となっております。
利用企業も9400を超えています(FY21 Q3)。
株価
コロナショック時に一時落ち込みは見られましたが、リモートワークによる需要増加により、同社の株価も右肩上がりに上昇しています。純利益はまだ赤字であり、PERは算出不可となります。
株価の妥当性について、(時価総額を年間売上で割った)PSRという指標で見ていきます。
同社のPSRは「47」と成長率を加味しても、かなり 割高な数値となっております。
競合サービス
競合サービスをみてみると、同じようなサービスを「OneLogin(非上場)」という企業が提供しております。
現時点では利用ユーザの数はOktaの10%程度となっていますが、今後の動向によっては、同社のライバルとなるかもしれません。
まとめ
以上となります。
米国企業に興味をお持ちの方、投資を検討されている方のご参考になれば幸いです。