【決算要約】業績良好&株式分割発表 トレードデスク / the Trade Desk(TTD)【FY21 Q1】
2021年5月10日に発表されたthe Trade Desk(ティッカー:TTD)の決算内容について解説します。
※ Youtubeによる解説動画も公開いたしましたので、よろしければご覧ください
トレードデスクはDSPといって広告配信を支援するプラットフォームを提供する企業です。
オンラインサービスを利用するユーザの情報から、最適な広告を提供することで、広告の費用対効果を高めることが可能となります。
例えば、最近はコネクテッドTVなどで閲覧している番組内容等からユーザの傾向を特定し、効果的と思われる広告を配信する、といったイメージです。
広告配信のパートナー企業としては、動画配信大手のhuluや、音楽配信ではspotifyなど大手企業も名を連ねています。
過去5年間の収益は右肩上がりに上昇を続けています。
グロース企業にしては珍しく、利益も出しながら成長を続けています。
収益は、219.8Mとなります。僅かに市場予測を上回りました。
収益の成長率も2020年の33%から37%に上昇しています。
EPSは $1.41と市場予測を大きく上回りました。
株価は2021年にはいってからはほぼダウントレンド、決算後にどういった動きとなるかが見どころです。
収益・EPSともに市場予測を上回りました。
2021年1QにWalmartと連携することで、広告主は新たにユーザの売上データにアクセスすることが可能となったということです。
次期ガイダンスも発表され、コンセンサスの予測を僅かながら上回っています。
今回の解説内容は以上となります。
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