【決算要約】デジタル・タービン Digital Turbine(APPS)【FY21 Q3】
2021年2月3日に発表されたDigital Turbine(ティッカー:APPS)の決算内容について解説します。
※ Youtube動画による解説も公開いたしましたので、よろしければご覧ください
企業概要・ビジネスモデル
デジタルタービン(APPS)は1998年創業のメディア配信事業を行う企業で、スマートフォン(Android)のプリインストールアプリを提供するサービスを提供しています。
日本国内でも、キャリアでAndroid端末を購入するとプリインストールアプリがどっさりインストールされていますが、そういった初期アプリのインストールを実現するのが同社のサービスとなります。
既にAT&Tやverizon、T-mobileなど主要な携帯キャリアへ同社はアプリケーション提供ソフトを提供しており、現時点(※)5億7,000万台以上のデバイスにインストールされています。
※ 2021年2月3日年発表時点
業績
収益は、8,860万ドル (前年同期比146%増)と市場予想を大きく上回っています。
EPSも 0.24 $と市場予想を大きく上回っています。
株価
収益・EPSの好調もあいなって、株価も2020年8月頃より右肩上がりで推移しており、現状は割高ともいえる状況です。
過去1年間のデータをもとに線型回帰で予測した 2年後の株価予想は$300 弱となります。
※ Google スプレッドシートでforecast関数を利用
(将来株価を保証するものではありません)
所感(今後の成長性について)
上記はスマートフォンの全世界 端末数予測となります。先進国では端末数の数は頭打ちと言われることもありますが、全世界でみるとまだ拡大傾向にあることがわかります。
同社のサービスは既に米国内では主要キャリア(AT&T、Verizon、T-mobile)と提携していることから、同社の成長見込みとしては、
・米国外でのサービス展開
・スマートフォン端末数(Android端末)の増加
の2点がポイントになるでしょうか。
今回の解説内容は以上となります。米国企業に興味をお持ちの方、投資を検討されている方のご参考になれば幸いです。
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