ペロブスカイト太陽電池(PSC)
現在:シリコン系太陽電池 エネルギー変換効率 29%程度(理論値)
未来:ペロブスカイト太陽電池
2009年 桐蔭横浜大学の宮坂力氏により、開発。
メリット①:安価!シリコン電池の5分の1程度。
ペロブスカイトの原料を溶液に混ぜ、それらを基盤に塗ることで製造可能。
メリット②:軽くてフレキシブル(曲げることもできる)
→屋根だけではなく、建物壁面(窓などに設置して、エネルギーの吸収も可能。
太陽電池と比べて重量が8割減。
変換効率◎は30%程度(理論値)とシリコン系電池とそんなには変わらない。
●課題
耐久性や大型化
●日本政府による支援
498億円
https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100337.html
「GI基金事業、次世代型太陽電池の開発」
支援先(企業):積水化学、東芝、エネコートテクノロジー、アイシン、カネカ、
(変遷)
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100544.html
ペロブスカイト太陽電池で変換効率18%超を達成
―標準面積(1cm2)のセルで世界初―
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100976.html
面積世界最大のフィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールを開発
=モジュール面積703cm2で変換効率11.7%を実現=
(2018年6月)
●先端企業
カネカ
https://www.kaneka.co.jp/esg/strategy/paradigm/clean.html
国立競技場の屋根のひさし部にも採用。
リコー JAXAと共同開発
ニチコン
東芝
ホシデン
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