AIとRPA
今日は、AIとRPAの関係について書こうと思う。
漠然とは知っているが、言葉にすることで理解を深めたい。
結論、AIが頭脳でRPAが手足である。
まずはAIとRPAの定義から。
AIとは「Artificial Intelligence」のことで、要は人工知能のこと。
AIの一番の特徴は、学習することである。
膨大なデータから、法則を見つけ出したり、判断のルールを見つけ出すことで、AIそのものが主体的に判断を行うことができるようになっていく。
また、AIは、様々な機械やシステムに組み込むことが可能なほか、データに基づいて判断をするため、司令塔としての機能を果たすこともできる。
RPAとは「Robotic Process Automation」のことで、ロボットによって、業務を自動化するシステムのことである。
業務自動化の対象としては、主にバックオフィスが抱える業務の自動化を担う。
バックオフィスとは、経理・会計・総務等、セールスやカスタマーサービスを主とする営業部やマーケティング部を後方から支援する部署のことである。
次に、この2つの技術の関係性について。
RPAは、基本的には、人間が設定したルールに従い、忠実に作業を実行する。
しかし、RPAにAIを組み込むことで、人間が教えたルールだけではなく、AIが自立して判断し、RPAの指示系統を担うことが出来、より行動なRPAを実現することが出来る。
人間は、5感で得た情報や過去の記憶を基に脳が、次のアクションを判断し、手足がアクションを起こす。
AI,RPAを人間に例えると、AIは頭脳、RPAは手足の役割を担っていると表現できるだろう。
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