ITエンジニア向け英語学習メディア13選
エラー文を検索したはいいけれど開いたページが英語で書かれていて、そっとページを閉じた...そんな経験はないでしょうか。
日本語だけでも情報は集まりますが、英語が読めるようになると比較にならないほど多くの情報に触れられます。
Googleの検索結果数が10倍以上あることも珍しくありません。
「英語が読めたらな...」と思っているあなたに向けて、
単語や文法を解説してくれているメディアから、ITそのものを学習しながら英語も学習できるメディアまでご紹介しますので、ぜひ自分に合ったメディアを見つけてみてください!
今回は、以下の3点に分けて紹介していきたいと思います。
● 英語を学習する
● 英語で情報収集
● 英語で学習する
英語を学習する
英語は苦手だ、またはしばらく触れていないという方は、まずはやさしい英語で書かれた記事を読むことから始めましょう。以下で紹介するメディアは、英語の学習者のためにやさしい英語で書かれたニュースを取り扱っています。
やさしい英語ニュースClub
言語:日本語
サイト中の最新英語ニュースでは、短い英文記事を取り上げ、それを本格的な通訳式のトレーニング方法ともに解説しています。
英文自体は簡単なものですが、重要単語の解説、文法解説、スラッシュリーディング、全部訳などの部分を読むだけでも役立つでしょう。
The JapanTimes ST
言語:日本語
The JapanTimes STはジャパンタイムズが出していた、英語学習者用の英字新聞です。
英語学習者向けの簡単な英文に加えて、全文訳やリスニング用音声もあります。リスニング音声がついた記事は珍しいので、リスニング力も鍛えたい方はぜひ活用しましょう!
The Japan Times Alphaというサービスに移行してしまったため現在更新はしていませんが、過去の記事は英語学習に役立てることができます。
English Online
https://www.english-online.at/index.htm
言語:英語
英語学習者向けに簡単な英語で記事を書いているサイトです。
記事は短めで、単語も比較的簡単なものに絞ってあります。また、少しレベルの高い単語には、記事の下に簡単な英英定義がついています。
幅広いジャンルの記事があり、テクノロジー系カテゴリもありますので、一度目を通してみてはどうでしょうか。
英語で情報収集をする
ここでは、最新情報のキャッチアップをするのに適した有名な英語メディアを紹介します。難易度は高めですが、日本語訳のあるサイトで原文と読み比べをしたり、またはある程度知識のある分野の記事を読んでみるのも良いでしょう。
ギズモード・ジャパン
言語:日本語(原文へのリンクあり)
ギズモードは日本でも有名なサイトですので、読んだことがあるかもしれません。
ギズモードは最新のテクノロジー、サイエンス、ガジェット情報、エンターテイメントまで幅広い情報を紹介しているサイトです。ギズモード・ジャパンは独自の記事も多く出していますが、英語版Gizmodo.comの翻訳も多くあります。
右上の検索ボックスに「原文」と打つと、翻訳した記事が表示されますのでその中から気になる記事の原文と翻訳を読み比べてみるのも良いでしょう。
WIRED
言語:日本語(原文へのリンクあり)
WIREDも、有名なサイトなので見かけたことがあるかもしれません。
WIREDはテクノロジーが私たちの未来の生活や社会などに、どのような影響を与えるかについて考察しているメディアです。
最新のテクノロジー情報から、先端科学の最前線などについての記事、そして社会の先端にいる人へのインタビューなどを掲載しています。
WIREDの記事は、記事中に ”WIRED(US)” という表記があります。
ここからUS版のWIREDの記事を読むことができますので、気になった記事について日英で読み比べをしてみるといいでしょう。
TechCrunch
言語:日本語(原文へのリンクあり)
TechCrunch(テッククランチ)は2005年にシリコンバレーで始まったテクノロジーメディアで、英語圏ではかなり有名で、情報収集の鉄板として話題に挙がることも多いメディアです。
主にスタートアップ企業の紹介や、インターネットに関する新しいプロダクトのレビューなどを掲載しています。
記事最下部に[原文へ]というリンクがあるので、そこから英語版記事と日本語記事を読み比べることができます。
Medium
言語:英語、日本語、その他
MediumはTwitterの共同創業者だったEva Williamsが立ち上げたサービスで、特定の著者をフォローができるなど、SNSのような仕組みがあるブログです。
世界中に多くのユーザーがおり相当数の記事が書かれているため、様々なジャンルの記事があります。エンジニアとしての心構えから最新の技術やノウハウまで様々なこと情報を得ることができます。
ここなら、気になる記事が見つかるかもしれません。
英語で学習する
ハンズオン形式でプログラミングを学べるサイトも、英語学習に役立ちます。
コードが読めると、コード内容から英語で指示されている内容が読み解ける場合も多くあるからです。全くのプログラミング初学者であれば、Progateなどの日本語でのチュートリアルサイトで学んだ後に同じ言語を以下のサイトで学ぶと理解がしやすいかもしれません。
以下に、無料で学習できる英語のプログラミング学習サイトを紹介します。
SoloLearn
言語:英語
Python, Java, JavaScript, Rubyを始め13のコースを学ぶことができる学習サイトです。クイズとハンズオン形式で学ぶことができます。モバイルアプリもあり、隙間時間にクイズでの学習が可能です。アプリでは、他の学習者と対戦することができ、楽しくプログラミングの学習ができます。
w3shools.com
言語:英語
w3schools.comでは、HTML, CSS, PHP, JavaScript, Bootstrap, SQL, jQueryなどを始めとする内容を学ぶことができます。
サンプルコードと解説を見ながらハンズオンで学ぶことができます。このサイトの英語は非常にシンプルな記述なので、このサイトから始めてみるのも良いでしょう。
freeCodeCamp
言語:英語
freeCodeCampではWebのフルスタックな開発を学ぶことができます。
レスポンシブデザインやデータの可視化、フロントエンド開発などを始めとする6コースがあります。
もちろん、全てをやる必要はなく、自らの目的に応じて使えば良いのですが、その総チュートリアル時間数は なんと1800時間もあります。
海外でも非常に有名なサイトなので、知って置いて損はないでしょう。
Codecademy
言語:英語
Codecademyも、ハンズオンで様々なプログラミング言語を学習できるサイトです。
無料コンテンツと有料コンテンツがあり、文法の基礎を学ぶのであれば無料コンテンツのみでも十分です。
また、プログラミングだけではなく、デザインを学ぶコースなどがあるのが特徴です。
Web辞書
最後に、英語の学習に適したオススメのWeb辞書を紹介します。
知らない英単語は、読み飛ばすのではなく意味を調べると英語を読む力がぐんぐん伸びるでしょう。
Weblio英和辞典・和英辞典
Weblioは無料のオンライン百科事典サービスです。
様々な辞書を横断検索し、例文なども表示してくれます。
登録すれば無料版でも単語帳機能なども使えて復習の際にも便利です。
Weblioポップアップ英和辞典
上で紹介したWeblio英和辞典のChrome拡張機能です。
これを使えば、わからない単語を選択するだけで素早く意味を確認することができます。
一つの記事中に知らない単語が多い場合、全ての単語をWeb辞書で詳しく調べていると目を通すだけで時間がかかってしまうので、一通り読むときはこのような機能を使うのも良いでしょう。
おわりに
英語の学習は日々の継続が重要です。日常の中に少しでも英語に触れる時間を作れるように、興味のあるメディアや分野などを探してみてはいかがでしょうか。
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今後も英語の学習方法についてのお話を『英語の学習情報マガジン』にまとめていきますので、よろしければフォローもぜひお願いします。