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App Inventorで、「血圧測定タイマー」を作ってみました

 毎日血圧を測定するのは血圧管理に重要なんだけど、毎日一定のやり方をしないと結構変動してしまい正確性が落ちる。
そこで、毎日同じように測定できるように専用タイマーを作った。


仕様

 安定的な測定結果を取得するために、測定方法は
1)2回測定して平均値を取る
2)開始前に3分安静
3)1回目の計測が終わってから1分後に2回目を測定

 プログラムの仕様としては
・アイコンのクリックで、スタートする
・経過時間を 分:秒 で表示する
・1回目の測定時間になったら、「1回目の測定開始」と音声案内
・2回目の測定時間になったら、「2回目の測定開始」と音声案内し、その後アプリを終了する

アプリの画面

画面の設計

デザイナー画面

使用するコンポーネントは、
<表示コンポーネント>
 ・ラベル ・・・ 経過時間(分:秒)を表示
  ・文字の大きさを変更
  ・背面の色を変更
<非表示コンポーネント>
 ・Clock  ・・・・・ 時間経過を管理
 ・TextToSpeech ・・・ 測定タイミングを音声で案内

プログラミング(ブロック編集)

ブロック全体は下記の通りです

上から順に
 ①変数の定義
 ②起動時の処理:案内のタイミング(経過秒)を変数に設定
 ③クロックの処理
   ・1秒ごとに変数:経過秒 を+1し、分:秒 の表示を書き換える
   ・測定開始時刻になれば
    ・「3分経過、1回目の計測開始」と音声で案内
   ・2回目開始時刻になれば、
    ・「2回目の計測開始」と音声を発し
    ・そののち、アプリを停止します
 ④Procedure「ゼロを追加」
   ・分、秒が1桁の場合、左に 0 を加えて2桁にする

ブロックの補足説明

 変数:Globl 経過秒 には、経過累計描画セットされているので、これを 分:秒 の形で表示するために、
 分:累計秒を60で割って、少数点以下をカットする floor を仕様
 秒:reminder を利用し 0 ~ 59 を取得
を利用しています

  同じ処理を2回行っているので、結果が返ってくるProcedureを作成し、これで分・秒が1桁の場合に 先頭に0を付けて2桁にしています。

aiaファイルをダウンロードして、自分で試してみましょう

aiaファイルは下記です。ダウンロードして自分の環境で試すことができます。

試す方法は下記の通り


アイコンは写真をCanvaで加工して作成

 アイコンは、実際に使っている血圧計を使って
1.スマホで写真を撮る
2.line で Keepメモに共有
3.PCのlineで受信しPCに保存
4.Canvaのツール「BackGroud Eraser」で、背景を削除し背景にオレンジの図形を設置

実際の血圧計からアイコンを作成。