【大人の部活!?】一つのチームになれたから、初心者でもChatGPTアプリを開発
この受講者の声シリーズでは、Teh0の受講を通じてどんなことが身につくのか、どんなメンバーが集まっているコミュニティなのかをお伝えします。
今回ご紹介するメンバーは、Tech初心者ながらChatGPTを活用して汎用性の高い機能を実装したアプリ開発に成功しています。
Tech初心者だったメンバーが、今回受講しようと思ったきっかけや、どのようにアプリを開発していったのかについてお話を伺いました。
お話を聞かせて頂いた受講者の皆様
💡この記事はこんな人におすすめ💡
自分の思いを形にしたい
Tech0なら実践する力が身につくと思い、受講を決意!
ーー Tech0を受講すると決めたきっかけについて教えていただけますか?
N.Sさん:私は顧客対応を行う部門に所属しているのですが、チャットボットに社内の情報をインプットする事で顧客から自社へ問い合わせが来た際の対応などに活用できたらいいなと考えていました。しかし、一人でプログラミングを勉強することに行き詰まってしまい、、、
そんな時、ビジネススクールの先輩のご紹介がきっかけでTech0に興味を持ちました。説明会の中で濵田さんが「Tech人材を日本に増やしていくことで、一緒に日本をもっと良くしていこう!世界で通用する日本にしよう!」と熱く語っていたことに惹かれ、講義内容も「Tech人材として成長できるカリキュラムがきちんと組まれている」と感じたことが受講の決め手です。
H.Yさん:社内の同僚にプログラミング経験者が多く、業務を行う上での力不足を感じる場面がありました。IT関連の資格もいくつか取得してみましたが、それだけではなかなか実践する力が身に付かず苦戦していました。
そんな時、Tech0の説明会で「ITを専門としていなかったビジネスマンがITを学び自身のスキルと掛け合わせることで、今まで以上に活躍できるようになる!」との説明に非常に共感しました。また、講義の内容を聞いていくうちに「Tech0なら、机上の知識だけではなく、思い描いたテクノロジーを形にする力が身につきそう!」と感じて、すぐに受講を決めました!
T.Mさん:現職の業務でデータを触る機会が多かったのですが「データをどのように活用していくか?」といった場面で苦戦する事もあり、データの扱い方に関して自身の実力不足を感じていました。
また、プロジェクトを進めていく中でデータサイエンティストの方とより高い次元で議論を交わすためには、もっとデータに関して深い知見が必要だなと感じる場面もありました。
そんな時に上司からTech0を紹介され、データに関する知識を身につけてプロジェクトに活用したいと思ったことが受講のきっかけです。受講期間中はしっかりと勉強時間を確保してくださいとのアナウンスもあり、「こんなハードスケジュールなら、きっと自分の成長を感じられる!」と感じて受講を決めました。
H.Kさん:もともとプログラミングの習得自体には興味があり、どこかのタイミングで学びたいと思っていました!所属しているグループでDX推進業務に携わっていく中で「アプリとかの開発スキルがあればもっと業務に活かすことができるのに!」と自分の力不足を痛感していた時、Tech0が主催しているアプリ実装イベントに参加させてもらい「ここで学ぶことで自分でもアプリ開発ができるようになれるかもしれない!」と感動しました。そしてそのまま話を聞くうちに「Tech0なら同じ熱量を持った仲間が集まっていて、皆で情報を共有しながら高いモチベーションで学ぶことができる」と思い、受講を決めました。
ーー Tech0を申し込んだ時の目標について聞かせてください。
N.Sさん:「A Iを活用する事で、自分自身の業務負担を軽くする。」といった業務軽減に関する部分や「実際に活用できるファインチューニングのスキルを身につけたい。」といった応用が効くスキルを身につけたいと考えていました。また、Tech0は非常にハードスケジュールだと聞いていたので、受講完了することも裏の目標としていました。現時点ではしっかり継続できています笑
H.Yさん:会社全体として、どこかITに対する苦手意識があるのでその雰囲気を変えたいと思っています!そしてそのために、テクノロジーに任せるべき業務と人が判断するべき業務を判断できる力を身に付けたいですね。また、今後Techスキルを身につけて入社してくる後輩に負けないよう、Techスキルのレベルアップをしていきたいです!
T.Mさん:業務上の課題を解決していく上でエンジニアサイドと深い議論ができるなどしっかりとコミュニケーションを取れるように、Techスキルやデータリテラシーを一層深めていきたいと考えておりました。
H.Kさん:自分が使用しているアプリの中で「この機能があるともっと使いやすいのに、、、」と感じる場面があったりするので、Techスキルを身につけることで自分が必要としている機能を持ったアプリを開発できるようになりたいと思っています。またDX推進業務を進めていく中で、システムベンダーとミーティングする際に自分の伝えたいことを言語化できなかったり、ベンダーの提案を十分に理解できないことがあったりと知識不足を感じているので、スムーズなコミュニケーションができるようになることが目標です。
ChatGPTをフル活用せよ!
近隣で最もお得な駐車場が検索できるアプリを開発!
ーーアプリ開発のきっかけとどのようなアプリの概要を教えてください。
観光地にいった時に有料駐車場を探すのにかなり苦労したことがありました。
見慣れない土地だと駐車場を探すだけで一苦労ですし、場所が少し違うだけで料金体系も全く違うじゃないですか。この問題を解決することはかなりニーズがあると感じてこのアプリを思いつきました。
現在の機能としては「現在地から駐車場を探す」と「目的地周辺の駐車場を探す」の二つを実装しています。検索の手順としては以下の通りです。
■「現在地から探す」の場合
① IPアドレスから現在地の座標(緯度と経度)を取得
② 検索範囲を指定することで、指定した検索範囲の駐車場詳細と空き状況が表示
③ さらにその範囲内でChatGPTが最安値の駐車場を提案
■「目的地から探す」の場合
① 目的地と駐車する時間帯を指定して検索開始
② 目的地周辺の駐車場詳細と、空き状況をマップへ反映
③ 同時に、駐車料金がお得な駐車場をChatGPTが提案
※空き状況は、Selenium※1というスクレイピングでリアルタイムに確認する
ーー曜日の区別や空き状況の判定もしてくれるのでしょうか?
そうですね、指定日が平日なのか休日なのかも自動判定してくれます。
設定した指定日を変数として、駐車場データを参照することでどちらの機能も周辺駐車場の現在の空き状況などを表示できるようにしています。
この駐車場の情報はバックエンドでスクレイピングしていて空車は青、満車は赤で表示されるようにしています。また詳細情報も確認できるようにしています。
ーーアプリ開発におけるメンバーそれぞれの役割を教えてください。
N.Sさん:私は、主に検索対象となる駐車場のデータベース作成を担当しました。毎日、駐車場情報を収集してデータベースの更新作業を行なっていました。収集方法としては、Beautiful soup※2というWebページの情報をスクレイピングするPythonのライブラリとGoogleが提供する地図情報のAPIを活用して、駐車場の情報をデータベースに保存していました。
また、アプリ開発に役立つツールを検索して皆に情報を共有するなどのサポートも行なっていました。
H.Yさん:私は主にフロントエンドを担当していました。Streamlitで出力結果をどのように見せるのか?といった部分やWebサイトからどういった情報をスクレイピングするべきなのかを決めていました。
今回こだわったのは、検索結果を素早く表示するために、キーワード検索で三井のリパークと日本パーキングからスクレイピングして空き状況等の駐車場情報を引用する部分と予めスクレイピングしていた駐車場の詳細情報をデータベースから引用する二種類の方法を組み合わせました。
T.Mさん:APIを用いてIPアドレスから現在地情報を取得し、検索に反映させるための検証をしていました。また、単なるアプリ開発ではなく、実際にサービスとしてマネタイズ化するために必要な要素を洗い出して検証していました。
すでにあるサービスとの差別化やマーケットニーズがあるかの調査など、マネタイズするにはまだまだ検証すべき要素が多くありますね。笑
H.Kさん:私は主にChatGPTへのインプットとアウトプットを担当していました。
その中でもChatGPTに与えるプロンプトの調整にかなり注力しました。
ChatGPTに計算式を記憶させること、指定した書式で出力することを訓練して覚えてもらうまでが大変でした。細かくプロンプトを分けて前提条件を定着させることで、きちんと計算結果を算出できるようにしていました。
ーーChatGPT活用に関して感じた点を教えてください。
H.Kさん:計算結果を上手く算出してくれるようになるまで1週間くらい試行錯誤しましたね。笑
H.Yさん:特に計算結果の切り上げなどは、事前にしっかりChatGPTに教えこまないとうまく処理できなかったりするのでその部分は苦労しました、、、
※1 Selenium:Seleniumとは、Webアプリケーションのテストを自動化するオープンソースのテストフレームワーク
※2 Beautiful soup:Pythonというプログラミング言語のライブラリの一つで、ホームページからデータを取得し解析することができる
「早くいきたいなら一人で行け。遠くに行きたいならみんなで行け。」
チームメンバーが力を発揮する事で満足いくアプリが開発できた。
ーー今回チームでのプロダクト開発を行っていますが、開発する上での学びや今後の業務で活かせそうな発見がありましたか?
N.Sさん:「他者を信頼する」ことで素晴らしい結果に出会える事を体感したチーム開発でした。「早くいきたいなら一人で行け。遠くに行きたいなら皆で行け。」という言葉があるようにチームメンバーが各々の役割で目一杯貢献することで、非常に大きなプロダクトを開発することができたなと感じました。今後、自社でモックを作る際に役立てられそうな学びが多かったですね。
H.Yさん:普段、自分が使っているアプリの裏側がイメージできるようになりました。また、新しいサービスを考える際に自分でモックを作れるようになったことで業務の幅が広がったと思っています。社内でChatGPTを推進するためのプロジェクトに参加できたので、Tech0での学びを早速活かすことができそうでワクワクしています!
同じ志を持つ仲間と高め合えることができる場であることが非常に良かったですね。
T.Mさん:短期間でアプリを開発できたのは、チームで取り組むことができたからだと思っています。また、チーム全員でアイディア出しをすることで自分だけでは思いつかないサービスの提案もあり結果的にいいサービスができたと思っています。
また本業で複数の新規事業立ち上げにチャレンジできることもあり「チームで役割を分担してアプリを開発した経験が活かせるいいチャンスが来た」と感じています。
H.Kさん:本業で生成AI導入プロジェクトを立ち上げているので、今回のアプリ開発で学んだプロンプトのスキルを存分に活かすことができそうで嬉しいです!
またチームで役割分担し、協力し合いながら1つの目標を達成する、作り上げるという良い経験が出来ましたので、本業でのプロジェクトの推進にも活かしていければと思います。
情報を共有し合うコミュニティ。
皆で交流することで、成長につながる!
ーー実際に受講してみて感じたTech0の魅力とは?
N.Sさん:モチベーションが上がる集団であることは間違いない。自分だけがスキルを磨くのはなく、全体のベースアップにつながるようなアクションをする人たちが集まっていて自分もどんどん発信していこうと思えるので非常にありがたいです。
H.Yさん:Tech0の魅力は大きく分けて2つあると感じています。一つ目は講座を通して自分自身でモックを作成できるようになる事ですね。このスキルは今後、自分がプロダクトを担当していく中で活用できるスキルだと思っています。
二つ目はコミュニティのメンバーがさまざまなことに関心を持っていて、ビジネスやTech以外にも情報を共有しあって皆で交流しているところが良いコミュニティだと感じますね。
T.Mさん:受講生のモチベーションが高く「自分自身もより、頑張らなければいけないな」と感じております。
テックスキルの定着に関しても自分で手を動かすことで、きちんと身に付けることができるのと、受講に関するサポート体制が充実していて、TAの人たちに質問をした際にも真剣に答えてくれるので非常にありがたいと感じています。
H.Kさん:何かしらの目的があって参加している、やる気のある人たちばかりなので、しんどいなと思うことがあっても、置いて行かれないように自分も頑張らないと!と強制的に持ち直せるのがありがたいですね。1人だとモチベーションを維持するのが鬼門なので。
迷ったらワイルドな方を選べ!
君も大人の部活に参加してみよう。
ーーTech0の受講を考えている方に一言お願いいたします。
N.Sさん:「迷ったらワイルドな方を選べ。」と言った言葉があるように、自分自身のスキルアップにつながることをしたいと考えているのならまずは飛び込んでみるべきだと思います。
T.Mさん:少しでもテクノロジーを学びたいという意欲があれば、ぜひ参加してほしい。受講する中で新しい出会いに触れることで、自分自身が成長する機会を掴んでほしいです。
H.Kさん:仲間と積極的に意見交換しながら、テックスキルを学びたい方にはおすすめです。また、社外の方と交流する機会を多く持つことができるコミュニティです。興味を持ってTech0のページを覗いてみたなら、ぜひ実際に参加してみてほしいと思います!
H.Yさん:一言で言うなら「大人の本気の部活」です。Tech0の講座を受講している期間は決して楽ではないですが、学んでいく中で自分の世界が広がっていることが実感できるようになります。
まとめ
今回はTech0 6期生のStep2のチーム対抗開発における、優勝チームのメンバーにインタビューを行いました。
Tech0では、本業の業務に活かすためのIT知識を身につけていくだけではなく、キャリアとしての選択肢を広げることも可能です。テクノロジーを駆使してキャリアを変える、日本を変えるというメッセージをもとに活動を続けるTech0では、随時参加する方を募集しています。
「ITスキルを学びたいけど、どうしたらいいのかわからない」
「システムを外注しているが、想定していたものと違う」
「新たにDX担当になったけど、何をしたらいいの?」
といった悩みを抱えている方は、Tech0のブートキャンプで、ともに学んでいきませんか?
同じような悩みを抱える仲間と一緒に学べる環境は、とても力強いものです。1人ではできなかったことも、仲間がいればモチベーションにも繋がります。少しでも気になった方は、ぜひTech0活動をチェックしてみてください。
あなたのご参加を心よりお待ちしております!
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