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大罪

真鍋昌平の九条の大罪4巻を読んだ。
真鍋作品はウシジマくんの頃から現代版のモラルについて考えさせる視点が面白かったけれど、この度の作品もその流れが健在だった。
また4巻にしてようやく軌道に乗った気がする。 毒親を持つ娘がアダルト女優として働き始め、自分の居場所を見つけるのだけど結局毒親が足を引っ張るという内容だった。

人間が生きている世界というのは奇跡的らしい。どのくらいかというと湖に分解した腕時計を投げ入れ、それが水の流れで元通りに組み立てられるくらいにありえない事なのだそうだ。(とどこかの科学者が云っていた。)
そんな世界なのだから二十歳を過ぎた子供の人生くらい自由にさしたりぃや、と僕は思うがそれに口を出してしまうから毒親なのだろう。 

自分も毒親持ちなもので燻っているところが大きいと思う。
人間不信がなかなか抜けきらない。またANIなんかはそれを口に出して云えるが、自分は黙る癖があるので良くないと思う。 最近そういう性格にやっと気付けたので直して行こうと思った。

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