ArchLinuxからUbuntuに乗り換えた
年末年始の休暇を利用して、メインPCで使っていたArchLinuxをUbuntuに移行しました。
Ubuntuに期待しているのは安定性です。
ArchLinuxが不安定だと言ってのけるつもりはないのですが、ArchLinuxはセキュリティパッチ・バグフィックスだけではなく、新機能を含んだパッケージが新バージョンとして次々と降ってきます。必然的にトラブルシューティングする機会は多くなります。
もともとはホビーユースで組んだPCで使っていたので、システム更新時に現れる問題をそれなりに楽しんで解決していました。が、ある時期からこのマシンを仕事でも使うようになったので、一定以上の安定性がほしいと思うようになり、Ubuntuに乗り換えた次第です。
Ubuntuを選んだ深い理由はなく、それなりの利用経験があったのと、ArchLinuxのデスクトップ環境にUbuntuと同じGNOMEを使っていたので、少しの作法の違いだけ認識しておけば違和感なく移行できるだろうという程度の考えです。
ArchLinuxと比べれば、少し古いバージョンのパッケージを掴まされることにはなるのですが、最新版がほしければPPAやFlatpakから導入すればいいだけです。そういう運用でほとんどの状況で問題になりません。
ArchLinuxの運用に比べれば悩んだり調べたりすることは少ないですが、ちょっと課題があったほうが面白いかもと思って、あえてセキュアブートを有効化してみました。Virtualboxのようなカーネルモジュールを含むパッケージをインストールして有効化するときに、ちょっとだけ手間がかかるようになりますが、今のところは大きな問題にはなってません。
心配ごとがあるとしたら、ディストリビューション自体のアップグレードです。24.04から26.04へのアップグレードのようなケースでね。何度か経験していますが、Ubuntuを運用する上で割と神経を使う作業のひとつかと思います。ローリングリリースのArchLinuxにこの悩みはありません。