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愛と努力と笑顔を湛えたシンデレラ 宮代柚花というアイドル
こんにちは!菅咲(かんざき、すがわら、めんだこ)です!
11/18(月)「宮代柚花生誕祭2024」に参加してきたので、その感想を綴っていきます。今回もライブレポではなく、ただ感じたことをそのまま文字に起こした内容になっています。
11/18 『宮代柚花生誕祭2024』
— 手羽先センセーション (@tebasen_info) November 18, 2024
@ Spotify O-WEST#手羽センセトリ
①未完成日記
②虹色のキャンバス
③夏情気性
④大好きだから大嫌い
⑤暑気衝動
⑥逢いたくていま(ソロ)
⑦ちゅららんレーサー(カバー)
⑧きみがとまんないっ!!!
⑨プレシャスデイズ
⑩ハロー、ブランニューミー
⑪あしたのはなし… pic.twitter.com/4b5B96x2sF
前置き
私は宮代柚花さんのオタクではありません!それどころか、まだ半年とちょっとしか知りません。ただ「宮代柚花」はほぼ全て見させてもらっています。柚花推し以外のオタクでは1番彼女の理解度は高いんじゃないかなという勝手な自負はあります笑 ただ、今から綴るのは1オタクの偏った感じ方にすぎないことだけは、ご了承ください。意見は一切受け付けていません! それでは本編へどうぞ!
ライブ
メルヘンなSEが会場を包む。未完成日記のイントロと共に照らされたのは、ドレスに身を包んだ異国のプリンセス__。と見紛うような宮代柚花。
ティアラを戴き、美しいドレス姿で登場したお姫様に似つかわしいメルヘンチックな入りでスタートしたライブでした。ライブ前にお姫様すぎるとメンバーのポストが出回っていましたが、想像以上の立ち姿でした。ミニハットよりティアラの方が似合いますよ、プリンセス。
その後は、虹色のキャンパス、MC、夏曲ブロックへと続く。
夏情気性、大大、暑気衝動の3曲は柚花さんの声質によく合っていて、特に暑気衝動は名古屋城の思い出も相まって間違えなく柚花曲です。僕は「想像の先へ」でよろしくの三好佑季担なのですが、柚花さんの「君と未来の先へ」は三好さんより凄いな……と思う日がたびたびあって、複雑です……。まぁ、是非これからも高め合って欲しいですね。
そして、1つ目のソロ曲へ。歌い上げられたのは亡き父へ贈る「逢いたくていま」。
全員が息を呑む抜群の歌唱力。生前、手羽センを見たとき、普段あまり言葉を交わさない父が放った「こんな風になってほしいな」という言葉。そして今、手羽先センセーションのメンバーとして活躍する宮代柚花。少し出来すぎにも感じるエピソード。目標に近づいて圧巻のステージを披露する柚花さんを見たら、お父さんはどんな気持ちになるだろうか。きっと力強く、丁寧に歌い上げられたこの歌声はお父さんにまで届いているだろう。
なんて、根拠もないことを言うつもりはありません。会場にいる全員が溜息をこぼしてしまうくらいの、圧巻のステージでした。天国まで届いたかどうかは分かりませんが、終演後に「柚花凄くね?」などと話す声がちらほら挙がっていたように、柚花さんの歌声が響いた人がまた何人も増えたと思います。お父さんがいった「こんな風」になれているかは私には分かりません。ただ、シンプルにこんな娘欲しすぎるだろ! と、私はお父さんが羨ましく感じました。
そして、感傷に浸る間もなく、告げられたタイトルコールは「ちゅららんレーサー」! 柚花さんの以前所属していたグループchuLaの楽曲だ。感動的な流れの一切を断ち切って踏み込むアクセル。もう既に感傷など乗り越えて踏み出しているという印象を強く与えた。
純粋に曲が好みだったり、推しの歌い方が曲調にマッチしていて、手羽センにこの曲下さいと言いたいです。しかし、この曲、いやこのライブ全体で一番僕の目に焼き付いているのは、三好さんでも柚花さんでもなく、タイトルコールを聞いたときの柚花オタク達の輝くような瞳でした。
正直、柚花さんのオタクはまだ前世から推している人が多めだと思います。この曲はそんな人たちにとって、とてつもない思い出が詰まっているのでしょう。この曲を聞いたときのオタクの目があまりにも輝いていたから、あぁ長沢柚花もたくさんの愛を受けてここまで頑張ってきたんだろうなぁ、と痛いほどに伝わってきました。
私は、ステージに立つその人のこれまでの積み重ねを感じるライブが大好きです。生き様を感じられると言うのでしょうか。このちゅららんレーサーは、これまでの柚花さんの歩みを感じる眩しくて愛おしくなるステージでした。
次に間髪入れずに流れ出したのは、現体制初解禁の「きみがとまんないっ!」。
ですが、省略します。この曲は私が三好佑季に惚れたきっかけの曲なので詳細を書いていたらもう一個ブログがかけます。ただ一つ、復活させてくれて、ほんとうにありがとうございます……。
その後もライブは終わらない。3曲を披露し、アンコールへと続く。
そして、アンコール後の語りと曲たちは、宮代柚花というアイドルがどんなアイドルなのかを象徴するようなものとなりました。
宮代柚花というアイドル
僕は、柚花さんをそれなりに知って2つ驚きに思うことがありました。
「アイドルじゃなかったらどうやって生きるんだ……?」と「慣れているんだろうけど、慣れてこの追い込み方をやってるのか……?」です。この2つの問いに答えてくれたのが、アンコール後の語りでした。
語りを聞く限り、アイドルじゃなかったらどうやって生きるんだ……?という問いに対する答えは本人さえも分かっていないのでしょう。ファンのために生きているという言葉が冗談に聞こえないくらい、柚花さんは愛が重いです! そして、私生活というか生活がイメージできない……。アイドルしかないし、ほんとうにそのために生きているなのだろうなとを改めて感じました。それはそれで心配でしかないのは置いておきます。
愛と努力と笑顔を湛えたシンデレラ
柚花さんを表すならこの言葉だと思います。
"シンデレラ"が本当に似合う。シンデレラは言わずと知れたプリンセスですが、沢山の不遇と理不尽を乗り越えて、王子様に見出されます。この幸薄さとキラキラを兼ねそろえているのが宮代柚花の魅力です。
柚花さんを少し知った人の印象は"器用になんでもできる人"なのかなと思います。多くの人が才能の塊だと感じるほど、アイドルとしての平均値が高い。
それも間違っていないですし、柚花さんの長所だと思います。ただ、本人的にはそうは思っていない。少しだけなんでもできる人間ほど、一つでも自分より光るなにかを持っているだけで他人が眩しく見える。少し努力したらできるようになって、他人に褒められて、一旦自分に期待してしまうから、気づいたころには引き返せない、諦めきれない。
そんなことが積み重なって、他人と比てコンプレックスはあるのに欲張って、努力をするしかない。柚花さんが自分を不器用と評するのは、ここにあるのかと思います。アイドルとして慣れてこの追い込み方やってるのか……?に関して、これ以外のやり方を知らないし、できないんだと感じました。
何かを掴み取るにはそれ相応の自己犠牲をしなければならないという思いが柚花さんの根底があって、それが狂気的な努力や他人を優先できる優しさにも繋がっているのでしょう。
となりに並ぶみんなは
まぶしくきらめくダイヤモンド
誰かの夢破れて 誰かの夢叶って
ああ 綺麗で残酷だ
僕らはここに在って まだまだ歌えている
どんなに重ね繰り返しても ありふれていると言うなら
また一つ もう一つ 足りないものを埋めるだけ
アンコール後の3曲は、そんな愛と努力と笑顔に満ちた柚花さんらしいセトリでした。柚花が頑張る理由はこの3節の内容とそんな自分を愛してくれるファンなのでしょう。これからもダイヤモンドを見て、夢破れるたびに足りないもの埋め続ける、そんな自分を好きていてくれる人に最大級の愛と笑顔を注ぐ、それが宮代柚花というアイドルなのだと感じました。
「灰かぶり」の少女という蔑称がプリンセスになったように、柚花さんがコンプレックスを振り払って100%キラキラしたお姫様になる。そんなシンデレラストーリーをこれから見届けられるのが楽しみで仕方ありません。
最後に
私も"なんでもできる"側の人間なので、柚花さんにはとても親近感を感じています。憶測で書いた心情部分は全て私が感じたところになります。
柚花さんも既にできているかもしれないですが、私はダメなことがあっても努力して埋められる自分に自信を持ってから人生がかなり好転したので、これからも体と相談して追い込んでいって欲しいですね!
改めて、宮代柚花さん! お誕生日おめでとうございました。
締めくくりとして、初めて出会って柚花さんへチェキツイで送った言葉をもう一度送ります。
手羽セン、引っ張っていってください!!!!
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