2024/3/9 手羽先センセーション現体制終了公演 いまさらの感想
はじめまして、菅咲(かんざき、すがわら、めんだこ)です。
このアカウントのブログをはじめるにあたり、以前違うところに掲載していた投稿をそのままこちらにも載せておきます。今更ですが、2024年3月9日に開催された手羽先センセーション現体制終了ライブの感想になります。
ライブに至るまで
初めてなので、軽く色んなことの説明をします。
僕は2023年から名古屋に越してきました。そして、「手羽先センセーション」(以下「手羽セン」)とは、名古屋(と東京)を拠点とする5人組アイドルグループです。以前、友人に手羽センをおすすめされたことを思い出し、地下アイドルとは無縁の人生でしたが、23年の9月頃ににふらっとライブを見に行ったことが全ての始まりです。
メンバー5人の可愛らしい容姿、力強く王道アイドルといったパフォーマンス、特にメンバーの1人の三好佑季さんの表情と歌声、特典会でのどこまでも楽しそうな話し方に惹かれました。それからはもう美しいまでにずっぽりとハマり、ハマる前の自分が見たら馬鹿にされそうなくらいに、大体ライブにいる人になっていました。
そんな中、2023年12月に発表されたメンバー日南遥さんの卒業、それによる現体制終了ライブでした。
はっきり言えば、さほど深く考えていませんでした。日南さんは推しのメンバーというわけでもない、お話をしてもいない、オタク歴も浅く、強い思い入れがあるわけでもなかったからです。それでも日南さんの人気やプロ意識、お顔やパフォーマンスの良さはたびたび感じていたので、むしろアイドルが最高の輝きを放つであろう卒業ライブを楽しみにしていました。
現体制終了ライブ~僕らの未来~
衝撃だった。
自分が見てきた中で最も感情が揺さぶるステージだった。満員のフロア、万雷のはるかコール。
これが最後____。
ここに至るまで、お金も時間も感情も、沢山のものを注いだオタクたちの魂のコールと、それを一身に浴びて最高の輝きを魅せるアイドル。アイドルとオタクの関係が近いからこそ生まれる、お互いの気持ちに応えたいという想いが共鳴。用意された演出ではなく、本物の魂の叫びが会場に、僕の胸に響き渡る。MCにて、ただひたすらにメンバーとファンの幸せを願った言葉、涙も見せず自分のアイドル人生に幕を下ろそうとするその生き様に、私は胸のざわめきを抑えることができなかった。
「私の心と体が強かったら、ファンのみんなとお別れなんかせず、みんなを悲しませずに済んだのかな」や「満身創痍」そんな彼女の言葉が私の耳に残っている。きっと、後悔やアイドルとしてもっとやりたいこともゼロではなかったはず。それでも、最後まで一切それをを感じさせないパフォーマンスと笑顔。自分を愛してくれる存在のために、精一杯命を燃やしてカッコつける、最高にカッコいい生き様がそこにあった。
ライブを終えて
ライブから数日たっても、その胸のざわつきは止まりませんでした。
「僕の人生はこんなに輝けているのか」
そんな焦燥に駆られました。
といってもすぐに何かをするわけでもなく、僕も好きを仕事にできればと副業でライターや短編小説の執筆を始めてみました。しかし、半年が経ってそこそこ評価は貰えたもののあまりしっくりはこず……。一旦全力で好きなもんだけ書いたりますか!と始めたのがこちらのブログになります。
たまーーーーに色んな合間でできた時間で書きたいことを書いていくので、楽しんでくれたら幸いです!
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