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ムサビ市ヶ谷キャンパス社会連携拠点「1/M(イチエム)」で「NEW COMMONS——ともにつくる学びの場 武蔵野美術大学の社会連携活動展」が開催!


1/M(イチエム)について

2024年11月29日、ムサビ市ヶ谷キャンパス2階に社会連携拠点「1/M(イチエム)」がオープンします!
【武蔵野美術⼤学】市ヶ⾕キャンパスに社会連携拠点をオープン! さらなる産学連携強化へ

ムサビは2012年にデザインの情報発信拠点「デザイン・ラウンジ」を東京ミッドタウン・デザインハブに開設し、企業・社会と⼤学がつながりを持てる場の創出をおこなってきました。
このデザイン・ラウンジで実験的にやってきた共創事業を継承→発展→社会実装化させようと生まれたのが、2019年に開設した市ヶ⾕キャンパスなのです。
 
市ヶ谷キャンパスは2019年から計画的に工事を進めてきてて、最初に良品計画との共創スタジオとして1階「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」、2022年に日本総研との共同研究拠点として6階「自律協生スタジオ(Convivial Design Studio:通称「コンヴィヴィ」)」、2023年5月に2階へ1998年から続くノンプロフィットギャラリー「gallery αM」の移転、6月は交流と創造を育むコワーキングスペースとして7階に「Co-Creation Space -Ma-」をオープンさせてきました。

https://architecturephoto.net/182678/
市ヶ谷キャンパス2階 撮影:いしかわみちこ

そして、ムサビに潜在する「美⼤の教育・研究」の成果・価値を継続的に社会へ発信する場として、この「1/M(イチエム)」ができたことで、市ヶ谷キャンパスはようやく完成形になりました。
ここまで長かった・・
 
ちなみに「1/M(イチエム)」という名前は、分⺟が「ムサビ」の「M」で、分⼦の1はいろいろやってるムサビの⼀側⾯を表す場という意味で「イチ」がついてます。また、この「市ヶ⾕(イチガヤ)」の「イチ」でもあるんですね。あ、「イチロウ」の「イチ」でもあるか。

1/Mのロゴデザインを担当されたのは

視覚伝達デザイン学科卒の⼋⽊彩さんで、電通へ⼊社後、2023年に独⽴して、ムサビ建築卒の青田剛さんとアレンス株式会社を設⽴されてます。

また、映像学科の⼭﨑連基先生がモーションロゴを作成しました。


その1/Mオープンを記念して、始まるのがこちらの展覧会です。

NEW COMMONS——ともにつくる学びの場 武蔵野美術大学の社会連携活動展

●会期:2024年11月29日(金) - 12月20日(金)※会期中無休
●日時:11:00-19:00(最終日は17:00まで)
●会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス2階 1/M(イチエム)※公共交通機関をご利用ください。
●入場料:無料 ※イベントは事前予約制

タイトルの「COMMONS (コモンズ)」とは、地域社会が共同で維持管理する自然や空間、資源、共同管理のしくみのことで、ムサビが長い年月に渡って学生や教員、大学外の人々との出会いと共創によって生まれてきた学びの場を「NEW COMMONS(ニューコモンズ)」と捉え、このタイトルがつきました。

出展されるプロジェクト

展示実習(日本画学科)/森と海の美術展(油絵学科、空間演出デザイン学科、教養文化・学芸員課程ほか)/小平アートサイト(彫刻学科ほか)/小平市における共生社会実現のための参加のデザインに関する研究(視覚伝達デザイン学科)/情報デザインA(視覚伝達デザイン学科)/Bamboo and Rattan Design Workshop in Indonesia(工芸工業デザイン学科、基礎デザイン学科、芸術文化学科ほか)/インダストリアルデザインⅥ(工芸工業デザイン学科)/Let’s! PLAY! PUTIPUTI! プロジェクト(空間演出デザイン学科ほか)/設計計画Ⅳ(建築学科)/ホスピタルギャラリー [be](基礎デザイン学科)/アーツプロジェクト(芸術文化学科)/にっぽん多文化共生発信プロジェクト(芸術文化学科、言語文化ほか)/なかのZEROメディア芸術プロジェクト(デザイン情報学科、映像学科)/クリエイティブイノベーション演習(クリエイティブイノベーション学科)/別府温泉 杉乃井ホテルプロジェクションマッピングプロジェクト(映像学科)/健康と身体運動文化ⅣA(身体運動文化ほか)/旅するムサビプロジェクト(教職課程ほか)/社会形成デザインⅢB(通信教育課程)

これらはあくまでも一部ですが、ファインアート系・デザイン系関係なく、そしていろんなジャンルでいろいろやってるでしょ?
これらを「創造性が拓かれる学生たち」「進化し続ける教育プログラム」「創造の価値を探索する協働者たち」の3つの章に分けて展示されることになってます。
 

んで、会期中にオープニングとトークイベントが開催されるのです!
まずはオープニング。

NEW COMMONS展 オープニングトーク・レセプション

●日時:2024年12月1日(日)18:30-20:30
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7階「Ma」
●プログラム:
18:30 - 18:40 開会挨拶
18:40 - 18:50 学長挨拶・乾杯
18:50 - 19:50 オープニングトーク
19:50 - 20:00 キュレーターより展示説明、関連イベントの紹介
20:00 - 20:30 歓談
20:30 閉会

登壇者は

樺山祐和(学長/油絵学科教授)
板東孝明(基礎デザイン学科教授)
若杉浩一(クリエイティブイノベーション学科教授)

樺山学長、「竹プロジェクト」を以前からされてる基礎デ・板東先生、そして地域活性系プロジェクトといえば、のCI学科・若杉先生の3人で、モデレーターは社会連携推進検討委員会の委員長でもある視デ・北崎允子先生。
 
美大イベントだと「主の教員が外ゲストを招く」という形が多いんですが、「他学科と協力体制にある」がムサビの特徴でして、以降のトークイベント然り「登壇者が全員違う学科の教員」は他美大さんではあまりないんじゃないかと。


記念して、3つトークイベントが開催されます。

トークセッション1「進化し続ける教育プログラム」

●日時:2024年11月29日(金)18:30 - 20:30
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7階「Ma」
*事前予約制

齋藤啓子(視覚伝達デザイン学科教授)
伊藤真一(工芸工業デザイン学科教授)
上原幸子(通信教育課程デザイン情報学科教授)

トークイベント1は、視デの斎藤先生、工デのインテリアデザイン・伊藤先生、通信の上原先生。

社会連携活動・産学協働研究・地域連携活動に昔から取り組んでいるムサビ。社会の要請によって教育プログラムも常に変化を続けていて、これまでの授業の実践やマインドセット等を語ってもらいます。
ちなみに上原先生は警視庁マスコットキャラクター「ピーポくん」や鳥取県PRキャラクター「トリピー」をデザインされた人です。


トークセッション2「創造性が拓かれる学生たち」

●日時:2024年12月18日(水)18:30 - 20:30
●会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 7階「Ma」
*事前予約制

津村耕佑(空間演出デザイン学科教授)
北崎允子(視覚伝達デザイン学科教授)
田中桂太(工芸工業デザイン学科教授)

トークイベント2は、空デ・津村先生、視デ・北崎先生、工デのインダストリアルデザイン・田中先生で、連携活動に参加した視デ、工デ、彫刻の学生さんも登壇予定。

津村先生はデザイン・ラウンジ立ち上げの中心人物だったりするんですが、最近のムサビ産学連携だとLET’S! PLAY! “PUTI PUTI” プロジェクト等をされてますね。
ちなみに田中先生は長く社会連携推進委員会の委員長をされてたので、ムサビの全体的な社会連携・産学連携活動について語っていただけるはず。


トークセッション3「創造の価値を探索する協働者たち」

●日時:2024年12月19日(木)18:30 - 20:30
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7階「Ma」
*事前予約制

春原史寛(芸術文化学科教授)
加藤幸治(教養文化・学芸員課程教授)
三代純平(言語文化研究室教授)

トークイベント3は、芸文の春原先生、教養文化・学芸員課程の加藤先生、言語文化の三代先生で、プロジェクトに関わった企業や自治体の方も登壇されます。
 
「言語や教養科目の先生が社会連携?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、三代先生は以前からカシオ計算機と連携して日本語を学ぶ喜びや日本留学の魅力を伝える産学協同プロジェクトに取り組んでいたり、加藤先生は最近手羽ブログでも紹介した石巻市博物館との「森と海の美術展」プロジェクトをされてるんですよ。

こんなオールムサビ体制でのイベントは久しぶり。
2029年の100周年まで全開で動きます!!
 
 
以上、市ヶ谷駅から市ヶ谷キャンパスまでの道のりは、MOS BURGER→McDonald's→MUJI→MAUと奇跡的な並びになってて、「1Mじゃなく4Mでなんかできないかなあ。ここに3Mさんが入ったら、7Mになるなあ」と謎理論を展開してる手羽がお送りいたしました。
Mの仲間募集中!!

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