ちゃんと寝ようと言われても ~免疫を下げないために③~
『免疫力を上げるには、栄養のある食事と適度な運動と睡眠』なんて、どこみても書いてありますが、寝ることをためらう人も多くいます。
「寝るのがもったいない」「寝ている間に面白い事が起きるかもしれない」「仕事が終わらなくて」なんて声をよく聞きました。
でも寝ている間に何が起きているかを知ると、「寝ないなんてもったいない!」と思うんじゃないかな。
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ざっくり書かれていますが、寝ている間に身体と心の修復をする、ということです。ここです。ここ。
「修復をする」
これは寝ている時に抜群にやってくれるので、病院に行って診察されてお薬飲んで、なんていらなくなるってこと。風邪をひいたら温めて早く寝る、って修復をしてもらうためなんですよ。体の中には100人の医者がいる、とはよく言ったものです。
以前、北野武さんがバイクの事故で入院していた時、「とにかく眠かった。寝ても寝ても眠れるんだよ」と言っていました。それは事故で破損した身体を寝ている間に修復していたからです。手術をして縫っても、そこからは身体が自分で治していかないと、治らない。
薬を飲んで眠くなるとは、修復を早く行うため眠てください、という意味だと思うんです。
免疫を上げよう!と言うけど、まずは寝なきゃ始まらない。免疫力が活発に働くのは寝ている時だもの。だから体内時計をリセットするんですよ、朝早く起きて夜早く眠くなる身体にするんですよ、と言っている。
いつまでも起きてて「これを食べれば免疫力が上がる!」なんて言っていてはダメです。24時ごろにニンニクをムシャムシャ食べるよりも、寝てください、眠くないのなら朝の5時に一度起きてみてください、と言っているんです。
私は中学生の頃吹奏楽部に所属していたのですが、吹奏楽部って朝練が毎日あるんです。それも1年の後期から3年の前期まで副部長を務めていたので、楽器室のカギを私が開けていました。つまりは1番で登校しないといけない。さらにはお弁当も自分で作っていたので、もう夜なんて起きていられない。眠くなっちゃうの。お陰様で皆勤賞ですよ。病欠がなかったんです、3年間。テスト前なんて、夜はやらないで、5時頃から勉強していました。夜起きていられないんですもん。大人になっても徹夜とかできないし。
段々と緊迫感が上がってきているコロナ情勢ですが、本当に仕事を理由に夜遅くまで起きていた人は、今がチャンスで、ウィルスに対抗する身体に成れるときです。やってみて欲しい。
中森明菜さんが「I MISSED THE SHOCK」という歌を歌っていました。
♪夜が長い一日のせいで あなたが分からなくなっていた どんなシビアな小説よりも 心はふさぎこむ RAINY DAY
夜が長くなると、ふさぎこんじゃうんですよ。余計なことを色々考えて不安になるんです。早く起きて、朝考えると良いよ。前向きなアイデアも浮かぶし。
でも体内時計がリセットされるまでに、時間がかかるから。ふさぎこむと思う。ひとつずつ、やっていけることを伝えていきます。次回は入浴についてです。
すごく喜びます(≧▽≦)きゃっ