挿絵を入れてみたい ~文学フリマ東京38への道③~
猫を書こうとして失敗したところ。
子供の頃から岡田淳さんの児童文庫が好きで
私もいつか自分で書いた物語に挿絵を入れてみたいと思っていました。
推敲も大分進んできて、最終ページ数も見えてきたので
チロチロとイメージを書いてみた。
あれ。私、こんなに書けなかったっけ?とあちこちのイラストを見て
書き直し。
だいたいこんな感じ。太り過ぎちゃった。これじゃ我が家の猫だ。
小説に書いたように、ツンとした、白い猫で。
形はこれでいいから、写して、目をなくしてみよう、とか
線自体を細くしよう、とか
何テイクか繰り返す。
勢いに乗って、その他も書いてみる。
チーズバタールも書いてみようと思ったら
なんだこれ、みたいになったのでボツ。
1話目の主人公が飲んでるユニコーヒーのキャラメルチャイラテ。
挿入してみた。
テスト印刷してみた。
おぉー。
いっちょ前感が出てきました。
挿絵があると、物語のイメージが膨らみやすい、と思っている。
児童文庫ばかり読んで来たからともいう。
自分で作るのだから、やっちゃえ、とも思っている。
でも思うように描けないものですね。
小説の舞台になる場所の地図を書くのが夢なのだけど
それはやっぱり架空の街が書けるようにならないと描けない。
実際の街は、情報が多すぎる。
今回『横浜元町河岸通り』というお話を書いたのだけど
これは実在する場所です。
実在する場所はどこを書いてどこを削るかが難しいです。
この場所を知らない人にも知ってる人にも
わかるように書けただろうか。
でも続編も書きたいな、と思えた1冊になりました。
早く印刷に出したい。
でも怖い。
どこで自分がOKとするのか、後悔しないのか。
これまで参加してきた皆さんは、どこかで決断したんだな、と思うと
やっぱり凄い。
頑張れ私。続け私。
来週には発注したい。
すごく喜びます(≧▽≦)きゃっ