あれこれジャッジしたがるのは、テレビ脳、そして不安
前回、天王星が牡牛座にいるうちに!
という話をしたんですが、今日の話も続きといえば続きです。
現代、特にこの数十年ですかね?とにかくジャッジする風潮がひどい。
これはテレビ脳(テレビの影響)が強いそうです。
「決められた枠組みの中でとにかく結論を出さないといけない」という番組制作上の事情を知らぬ間に個々人にも浸透して、
どんな事象も感情も関係もジャッジする。結論を出す。
いい、悪い、これはああだ、あれはああだ。
宙ぶらりん、グレー、待つが耐えられない。
コメンテーターもお金もらって出演して、"打ち合わせ"がある。
本当の本当の持論を言うことって全部が全部あると思えないですね。
テレビ番組はスポンサーがあって、"作られている"もので、ある種、物語
テレビが真実と思っている人が多すぎて困っていましたが、
コロナ以降かなりテレビ離れが進みましたよね。
まあ、あんなあからさまな違和感ある報道で気づかない方が無理か笑
天王星が牡牛座にいる間に、少なくとも今の社会構造下で
自分の思考がだいぶ影響されていることに気づくこと
その視点を得られれば、驚くほどに"目から鱗"どころか鎧くらい溢れるかもしれない笑
人間は1番最初に入った情報を真実だと思ってしまう習性があるそうです。
例えばですけど、
歯磨きに必ず歯磨き粉が必要って誰が決めたのか?無い方が汚れが落ちる。
洗濯に柔軟剤が必要なのは、洗剤が強すぎるから(界面活性剤)
日本の英語教育で話せるようになるのは難しい。
辞書は永遠に使える本ではない。年々改訂しているのは言葉は変化する文化だから。
例を挙げればキリがない。たくさんありますよ。
往々にして Less is more
多い方がいい、大きい方がいい、増えた方がいい、付け加えた方がいい、与えた方がいい、より多く持った方がいい…
これら意識を手放せということです。
で、ジャッジですが、
まず問いたいことは、そのジャッジの出発点は本当にあなたのものなのか?
ということです。
その出発点、往々にして一番初めに入った外側からの情報じゃないですか?
時代の移り変わりで情報元が変化していますが、自分の核から搾り出した判断基準で生きている人を私は一握りしか知りません。
で、特に不安や恐怖を持ち抱えている人ほどジャッジする傾向にある。
それは自分を武装し、守るための自我欲求からのものですが、
皮肉かな、ジャッジするとジャッジされます。
そして不安は払拭しない。そのループの繰り返し。
更に言うと、目の前の事象をジャッジしたところで、現実は変わらないです。
変わるとすれば、ジャッジしたことによりそこに責任が生まれ、その事象に囚われていく。ジャッジしたがために固執していく。
現実を変えられるのは、意識を変えた時だけです。ジャッジではない。
つまり何のためにジャッジするのか?を考えると、往々にして自分の不安恐れを鎮めるためです。
不安、恐れがないとジャッジする必要がないんですよ。
だから何度も話していることですが、本当の極め人はジャッジしないし、限定もしない。
限定する人はその限定したものが拠り所であり、安心ベースであり、
他を知らないから恐れる、知らないものは不安を与えてくる、だから限定する。
更に更に言うと、限定したところで、ジャッジしたところで
人生も世界も未来も変わらないし、囚われが待っているだけで、
それを望むなら別として、軽い世界に行くには程遠くなるでしょう。
まあ、この辺は徐々にお話ししたいと思います。