モタイヨライOT3 主催見立て的な その4

モタイヨライお疲れ様です。
今回は勝者トーナメント三回戦、及び敗者トーナメント三回戦の進行、見立てを書いていきます。
三回戦ともなると多かった参加者(一人が二敗したら終わるのでシングルイリミネーション的に考えると68人のトーナメントのような感じ)も残り16人となっています。勝ち続けている人間はもちろん裏街道も非常に面白いです。
既にチラホラでてはいますが、この辺りになるとモタイヨライだけでなく過去の他の大会(例:しゃぶリーグ)での対戦経験がある組み合わせも増えてきています。お互い手の内を知る中で、今大会のようなシステム違い(しゃぶリーグも大会毎にGOOD OFF使用不可、相手に曲を選ばせるなど様々な工夫があり、モタイヨライでも参考にさせてもらった面があります)がどのように左右してくるか注目です。


・勝者トーナメント三回戦


W3-1:mae-サキュリー

   選曲前評価:=
   選曲後評価:=
       1:GAIA(WH):>=
       2:Air Reading Power(WH):<=
       3:ペリーでぇす!(WH):=
      結果:2-1

この組み合わせも過去にしゃぶリーグでの対戦があり、その時はまえくんが制しています(曲目:エクスト白リッカ赤マイナルコ白で2-1)。キュウリはその借りを返せるのか。
互いの自選はガイア白、エアリ白。二人ともこの2曲を隠し持ち寄りしていますが、両方とも別の人が通常曲に入れているという偶然。お互いに気合の入った選曲というところでしょうか。
そして問題は3曲目のペリー。どうガードレールに乗ればペリーを入れるという発想に至るのでしょうか。譜面は最初の歌合せが難しい後はメンタル勝負という不思議な譜面をしています。どう考えてもこの曲で決着をつけたくないのですが、この記事を書いている時点で既に4,5回出ています。この二人だとどう転ぶのか?
結果は2-1でまえくんの勝ち。なぜか他選を食い合って(この辺りは力が拮抗している証拠と言えるでしょう)、ペリーで先にキュウリがコンボを切りながらもまえくんも最後コンボを切り中点直下なるか?となりましたがギリギリ耐えました。マジで悪魔みたいな曲ですね(でもキュウリは練習の時めちゃくちゃ楽しそうでした)。

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若干話は逸れますが今回通常にも隠しにも入っている曲が5曲あります。その5曲がこの2つに加えオバトレ白、音楽、ハイエナです。先の2つはなんとなくわからなくもないのですが、他2つって両方に入ってるのよくわからなくないですか?みんなドMなのかなぁ…



W3-2:とらいお-リツ

   選曲前評価:>=
   選曲後評価:=
       1:Catastrophic Dance(WH):>=
       2:黒髪乱れし修羅となりて(WH):<=
       3:灼熱Beach Side Bunny(WH):=
      結果:2-1

ピンポイントで灼熱白引いたのマジで笑った
三回戦で一番熱い組み合わせと言っても過言ではないでしょう。この二人は同じサークルなだけにあまり直接対決することはなかった(当然しゃぶリーグでは当たったことはあるでしょうが)と思うので、このような形式で何が飛ぶのか楽しみでした(※追記:直近のしゃぶリーグでは2-1リツ勝ちだったようです)。
🐯選曲がカタスト白。両者ともにスコアが7…6000を超えているという規格外対決ですが、どちらが安定しているのかは僕は知りませんでした。印象としては🐯の方が若干高め予想だったので>=にしてあります。
一方のリツは黒髪白。出た当初から俗に言うスイッチイライラ棒譜面で話題の譜面です。実は最近(いつかすらわかりませんが)スイッチ隣接配置の反応の仕様が変わったのではないかと噂されており、それを含めるとマジやばくね?という話になっていました。この辺りは僕もそこまで詳しいわけではないのでいつか有識者が話してくれるのではないかと思っていますが、ヤバイ配置が来たら絶対切るわと🐯が事前に話していました。
そして灼熱白。両者共にできないわけではないはずですが、この曲についても両者がどれだけ安定しているのかわかっていませんでした(特に🐯)。この曲に関してはリツがキッチリと運指を組んで練習し自己べも追いついていたのでリツ有利なのかなとも思ってみていたのですが、🐯もどさくさに紛れて事前のプレーが安定していたので、どちらに転ぶのかわからない戦いになるのかなとなりました。
結果は2-1で🐯の勝ち。この日は用事があってリアタイ出来なかったのですがリアタイしなかったのを後悔するくらいの熱戦でした。さすが歴戦の雄だけありますね。
それにしてもこの試合、決まってから試合までが長かった(自粛入った)ので結構プレッシャーになっていたようですね。終わってから🐯がリツのとこまで行って喫茶店でプチ打ち上げしていたのが印象的でした。

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W3-3:べいた-どせい

   選曲前評価:>=
   選曲後評価:>
       1:Lotus(H):<=
       2:For UltraPlayers(WH):>
       3:Step Forward(H):=
      結果:3-0

どせい、嘘だよな…?
スキル8500候補の二人(当時)の対決、注目の対決の一つですが波のでかさはべいたさんの方が相当大きい。どせいくんはどこまで立ち向かえるか。
ロータス赤は自持ち寄りで自信ある選曲と言えるでしょう。しかしこの顔ぶれでロータス選ばれると兼六園の蓮しか思い出せなくて終わった…

画像1

これ。
一方のべいたさんはアルトラ白。一回戦の際も触れましたが難しさがスイッチに寄った譜面でも苦にしないという事でしょうね。実際この選曲はどせいくんに割と刺さっていたようです。
Step Forward赤はべいたさんにとって二回連続、どせいくんにとっては反スト予選でのアドがあるのかと思ったのですが、これも実は結構ヤバげな感じだったらしい。やりすぎて癖がつくのも困りものですね。
結果は3-0。精霊の華(いのちのはな)も食われてて泣いちゃった。



W3-4:ぴあにすと-WEED

   選曲前評価:>>
   選曲後評価:>>
       1:fffff(H):>
       2:For UltraPlayers(WH):>=
       3:夏色DIALY 懐色DIEARY(H):>>=
      結果:3-0

WEEDくん結構運がいいですね(ちょっと失礼) まぁでも運も実力のうちなので素晴らしい。
そんなWEEDくんと当然優勝候補であるぴあにすとくんの対決です。実力差はありますがその時に格下側がどのような曲を投げるかはその人の性格が出るので僕は結構注目しています。
ぴあにすとくん選曲はハードpf。後半の三点地獄が印象的ですが全体的に配置がいやらしめの曲です。結構個人差分かれる曲ですが、ぴあにすとくんはどちらかと得意寄りな印象。
一方WEEDくんの選曲はアルトラ白。格上相手に15を投げるのは非常に堂々としています。前にも触れましたがWEEDくんはGOOD OFFを使わないことも多く、その面で差別化が図れると見たのかなと思います。
3曲目は夏色。ぴあにすとくんは二回目ですね() WEEDくんから見ると選曲的に地力差をひっくり返しにくい選曲になってしまった気がします。
結果は3-0。アルトラ白も刺さらなかったとはいえ、事故の可能性を明らかにした辺りは意味のある戦いだったのかなと外野的には思います。

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ここまでが勝者トーナメントで、ベスト4が出揃った形になります。皆さんの予想は当たったでしょうか?

それでは敗者トーナメントも見ていきましょう。既に前回ベスト4のうち2人が消え、他のメンツも錚々たる顔ぶれで誰が勝つかわからない組み合わせとなっています。一体誰が勝ち残るのか?



・敗者トーナメント三回戦


L3-1:やす-いとーゆ

   選曲前評価:=
   選曲後評価:>=
       1:幻蒼彗星探査旅団(H):>
       2:refrain(H):<<=
       3:Step Forward(H):>
      結果:2-1

フレッシュな対決ですね。

階段譜面にバツグンの強さを持ついとーゆさんと乱打系の譜面に強みがあるやすくん。地力的にはいい勝負という認識ですが、譜面の引き方次第では評価が寄ることもあるかなという見方でした。
1曲目の幻蒼彗星探査旅団赤。僕はこの曲で彼と数回マッチングしたことがありますが、常にグレ数が少なくよく差をつけられて負けています。比較的得意な譜面という印象です。
2曲目のリフレイン。いとーゆさんの自己べは思ったより高くなかったのですが、おそらく安定感でやすくんに優ると見たのでしょう。安定択といったところでしょうか。
3曲目はステフォ赤。やすくんはこれで2回目なのでだいぶ実戦のアドバンテージがありますね。いとーゆさんも練習していましたが、実戦登用には苦戦していたようでした。
結果は2-1でやすくんの勝ち。お互い取るべきところを取っての決着という形になりました。それにしてもいとーゆさんのリフレイン0-0-1はお見事。僕も次の試合でそんなリザ出してみたいですね。

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L3-2:ぼう-うめづ

   選曲前評価:=
   選曲後評価:>=
       1:Catastrophic Dance(WH):
       2:向日葵サンセット(WH):
       3:OverDriveTrain(WH):
      結果:1-2

自粛前最後の試合でしたね。
ぼうくんとうめづさんの試合も普段見れなさそうな組み合わせで、見る方としてはかなり楽しみです。
1曲目ぼうくんはカタスト白。そんな極端に上手いイメージはないですが、彼もスキル8500の実力者ということで、上から叩き潰す系の選曲でしょう(あとは今後投げるタイミングがないので、自選の節約とも言えるでしょうか)。
2曲目の向日葵サンセット白は曲を知らないと結構ドバっとグレる油断ならない選曲です。この曲はうめづさんの自持ち寄り曲で、ベストなタイミングでの提示かなと思いました。すごいどうでもいいけど僕もこの曲結構うまい。
3曲目のオバトレは言わずもがな。前にぼうくんは中堅ポジが多いという話をしましたが当然オバトレも対象だったわけであり、その分ぼうくんが若干有利なのかなという見立てでした。但しこの曲も切りどころや三点の配置によってはだいぶ変わってくるので、ここをうめづさんが取ることも当然あり得るとは思っていました。
結果は1-2。オバトレでの勝負となりましたが、コンボは同じくらいで実質グレ数勝負となっていました。この曲精度とコンボどちらを重視するかでもう片方が悪影響を与えやすいので難しいですよね。




L3-3:めら-らいた

   選曲前評価:>=
   選曲後評価:>=
       1:The Reflesia of Eternity(H):>
       2:Hard Distance(WH):=
       3:Murmur Twins(WH):=
      結果:2-1

自粛明け数発目の試合でしたが、かなり面白い勝負でした。
この二人の対決は前回大会に引き続き二度目(3-0でめら勝ち)。らいたくんとしてはここでリベンジしたいところ。
1曲目のリフエタ赤は上から捻りつぶす系ですが、自粛でのブランクがあると結構不安な曲ではあります(曲が決まったのは自粛前なので仕方ないのですが)。使いどころが難しい曲ではあるので、このタイミングで使うのがベストと見たのでしょう。
2曲目はハードディスタンス白。この二人だと精度勝負というよりはどこで刺すかという勝負になりそうかなという印象で、実際にめらくんは戦略JRの研究をしていました。
3曲目はマーマー白。既に何度か出てきている選曲ですが、この曲で決着をつけるとなると相当相当ですね。先日の実況でステフォ赤について「盛り上げ上手な譜面」という話をしたのですが、この譜面もそうですよね。全体的に難しいし、最後は切りやすいし飛ばしにくいし。一発勝負としてはかな~り熱い曲といえます。
結果は2-1でめらくんの勝ち。リフエタ赤、マーマー白は何れも一桁点差の好勝負で、どちらが勝ってもおかしくない勝負でした。
ちなみに合計点だけでいえばらいたくんの勝ちで、この辺りは面白いですね。まぁ点数勝負にしたら選曲は変わるので、話もまた変わってくるんですけどね。

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L3-4:たけのこ-いっぱつ

   選曲前評価:=
   選曲後評価:>=
       1:milky ice bear(H):=
       2:終焔のClaudia(H):>=
       3:♥Love²シュガ→♥(WH):>=
      結果:1-2

画像3

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これホンマ好き。
二番目に選曲する側(以下後手側)が1曲目と被ると抽選というシステムは昔の記事でも述べた通り、偶発的なものだけでなく後手側の権利として使ってほしいという意図で入れました。当然リスクはありますが、自分の持ち寄り曲を制限を超えて使える可能性があるということで相当面白いと思っています。但し先にも述べたようにこの権利をエントリー順にしたのは若干偏りがあったかもしれないので、この辺りは次回の課題ですね。これを意図的に戦略として使う人間はそうそういない(当然参加者×3もの曲があるわけで、それに対応できる順応性が必要なため)と思ってたので今回はこの形式で行っています。

そんなわけでいっぱつくんがこのような作戦に出てきました。
一方のたけちゃん、いっぱつくんとはトロツナ愛好会でチームを組んでいた仲。誘いに乗る形でミルキーアイスベアを選択。
そして抽選で選ばれた2曲目は終焉のクラウディア。抽選で引かれたにしては安定感のある選曲といえましょう。
3曲目は毎度お馴染みラブラブシュガー。毎回波乱を起こしてきた曲ですが、今回はどちらに微笑むのか?
結果は1-2でいっぱつくんの勝ち。ミルキーアイスベア作戦成功といえますが、果たしてミルキーアイスベアである必要はあったのでしょうか…
いっぱつくんは勝ち進むとこの試合を含め8500四連戦が確定しており、厳しい戦いが続きます。次はリツということで、早慶戦の再来ですが、果たして?



ここまでが勝者トーナメント・敗者トーナメント三回戦の見立てとなります。普段の大会と違い選曲範囲が偏っているので一つ一つ見ていくと面白いですね。でもなんで隠し枠であんなにダブって曲引く人出てくるんだろう…
ここまで出てきた中で一番目玉飛び出るの残酷な天使のテーゼだと思いますが、7/22現在まだゲテモノが残っています。日の目を浴びる日は来るのだろうか…



それではまた次回。


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