見出し画像

画家の杉田陽平さんの個展が完売し、大盛況のうちに終わったというブログを読んで、涙が溢れてしまった理由

先週末2021年3/18〜3/21までの4日間(3/18は招待客のみ)東京国際フォーラムで「アートフェア東京」というアートの大イベントが開かれていて、そこの「みんなのギャラリー」さんのブースで、画家の杉田陽平さんが個展を開かれていました。

そして、最終日3/21の夜23:30ごろ、杉ちゃん(杉田陽平さん)が「完売御礼 個展有り難う御座いました」という記事をご自身のブログをあげていらっしゃいました。

私がそれに気づいたのは、翌朝目を覚ました5時くらいだったのですが、起き抜けに読んだその記事が琴線に触れ、何度も読み返してはさめざめと泣いておりました。

本人でもないのになぜこんなに感動するのかについて、今の気持ちを整理しておきたくnoteに書くことにしました。

まず、前提として、私は、画家の杉田陽平さんの大ファンです。

昨年の秋にAmazonプライムビデオで独占配信されていたバチェロレッテ・ジャパンに参加されていた画家の杉田陽平さん、杉ちゃんの言葉に惹かれました。

そして、杉ちゃんの言葉から「人はみな表現者である」という拡大解釈をし、ラジオトークというアプリで「涙と笑顔のあいだRadio」というラジオを再開させた(一度挫折経験あり)人です。

ラジオは、2020.11.11から始め、2021.3.22現在まで134回今のところ毎日配信しています。

しかし「日々の暮らしの気づきについて話す」としながら、その8割を杉ちゃんに関する話をしているのです。

ちなみに職業は「ライター」をしています。主にWEB記事を書いております。

私が、杉ちゃんに感情移入している理由の一つに「杉ちゃんの言動について分析し過ぎている」ことがあると思います。

ラジオの内容は、バチェロレッテの本編で杉ちゃんが発した言葉や、杉ちゃんのインタビュー記事、杉ちゃんの出ている動画での発言など、主に、杉ちゃんの言葉について受け止め、改めて分析したり、他の場面での言葉と絡めたりして自分の感想を話しています。

最初は勝手にラジオで話していましたが、途中から杉ちゃんにラジオの存在を知ってもらって、ご本人にもゆるく認識していただいている感じです。とはいえ、勝手に話していることには変わりませんけれど。

リスナーの数は多くはないですが、地方の杉ちゃんファンの方や、イベントに行けなかった人などにゆるく情報を共有して、一部の人の役に立っているようなのも嬉しいなと感じています。

とにかく、趣味でやっていることですが、杉ちゃんの言葉を集めて分析しているうちに「杉ちゃんはもしかしたらこう思っているのではないか?」と想像するようになり、ちょっと感情移入しやすくなっているところはあると自覚しています。もちろん本人ではないので、正確にはわからないのですが…。

杉ちゃんの昨日(3/21)ブログの記事はこちらです↓

この記事に書かれている「個展で2000枚の名刺が無くなったんだ」とか「声が枯れてしまったんだ」とか、ファンとして杉ちゃんの一言一言が刺さるのですが、大舞台に個展形式で出展しないかと声をかけてくれたこと、そして、販売、展示の方法、作品数、公開のタイミングなど個展の運営の全てに関して、杉ちゃんご本人を信頼して任せて、サポートに徹されたことに対して、「みんなのギャラリー」さんへの感謝の気持ちが書かれていて、その両者の信頼関係にも胸が熱くなりました。

個展の少し前に、杉ちゃんとみんなのギャラリーのオーナー杉田勝敏さんとの物語を知り、感動したのは記憶に新しいのですが、そこに新たにストーリーが加わった気がします。
ちなみに、その時、と言っても数日前ですが、私が、感動して書いたnoteはこちらです↓

https://note.com/tearsmile24/n/n8dedd116bfa3

そして、700万円の作品を含め抽選販売に多くのエントリーがあり、作品が完売したことも素晴らしいですし、会場としてもいろいろな記録を塗り替えるほどの業界的に例外的な成果が得られたということにも感動しました。

また、作品を実際に買われた方はもちろんですが、エントリーした方、会場に訪れた方、会場には来れないけれど、ネットでウォッチしていた一人一人に対して感謝していて「僕と僕の作品に気にかけてくれた方、誰がかけてもこのような成果にはならなかったのではないでしょうか。皆様と展覧会を作り上げていたんだと思います」と書かれていたことに、微力ながら、展覧会の前から記事を書いてみたり、実際にブースに伺ったことをラジオで話したり、TwitterやFacebookに写真や文章を投稿をしたことで、この展覧会(個展)を作り上げたメンバーに加えてもらえてことに嬉しさと喜びを感じました。

また個展が終わった後のブログの他に、個展の初日に書かれていたブログにも実は密かに感動していました。

その時のブログはこちらです↓

この記事での感動ポイントもたくさんあるのですが、ブースにきてくれた人がみんな「来てよかった」と思ってもらえるようになったらいいなとか、実際にそう言ってくれた子どもさんがいて嬉しかったというようなことも書いてあり、素敵だなと思っていました。

また、「今迄は、作家がそんな売り子みたいな事をするのは、お客さんに媚を売っているみたいで芸術家としてダサい」と言われたこともあり、必死でしていることを否定され自信が持てず、落ち込むこともあったけれど、今回の反響をみて、もしかしたら間違えではなかったかもしれないと思えた、というようなことも書いてあり、胸が熱くなりました。

ほとんどの時間をブースで、お客さんやファンの方の対応に全力で取り組み、声が枯れるまでがんばられた杉ちゃん、本当に本当にお疲れさまでした(涙)

体調が初日からあまりすぐれていなかったとも開催前のYouTubeの動画でも知っていました。毎日ブースに立ち、作品の説明をし、多くの人と笑顔で話し、写真も一緒に撮ってくださったんですよね。
ご自分の作品を売るためとはいえ、本当に大変だったと思います。

私は、杉ちゃんの作品も好きなのですが、杉ちゃんの人間性、言葉、画家としてのストーリー、背景にとても惹かれています。

だから、右脳よりも、左脳が働きやすく、つい頭で理解しようとしてしまうところがあります。
作品を見た時のそこから感じるもの、それを情報量と言っていいのかわからないけれど、それらが、周りのファンの仲間たちよりも少ない感じがして、落ち込むことも実は多いのです。

でもそうした思いこそ本当は不自由であり、正解を探さずにもっと自由に自分なりに感じればいいのかもしれないし、逆に、人の言葉や背景を深く分析することはちょっと変わっているかもしれないけれど、それはそれでいいのかもしれない。

「100人いれば100通り、自由です!」って杉ちゃんも確か言ってくれていました。

これからも自分なりに応援しよう!

アートのある生活が素敵なことは、今年のお正月に、幸運にも杉ちゃんの作品を買えたのでわかります。

「the butterfly」です。

画像1

だから、絵から感じとるものが、もしかして人より少なかったとしても、確かにある、素敵だなと思う自分の気持ちに自信を持とうと思います。

ちなみに、その時の様子を話したラジオはこちらです。

杉ちゃんのファンになり、杉ちゃんが個展に向かう心情や様子を拝見したのは、初めてだったのですが、たまたま今回知ったばかりなだけで、今までもずっとこういうヒリヒリしたり、孤独や不安を感じて一つ一つ乗り越えてこられたんだ、その連続だったんだなと思うと、また泣きそうになります。そして、心からの尊敬の念が湧いてきます。

私は、実は昨日の個展の終了の時間くらいから、ああ終わったな…と思って本人でもないのに感慨に浸ってしまい、人のことなのに、感情移入し始めて、泣きたい気持ちになっていました。

そして、杉ちゃんの生き方や姿勢とかをファンになってから、かっこいいなと最も強く感じていました。

今朝ブログを読ませていただいてさめざめと泣きそして今、こんな記事まで書いている……。

でも、ふと気づいたんです。

私は、今、まだ、杉ちゃんの個展の空間に心が止まっているけれど、杉ちゃんは、ブログを書いた時点で、もうすでにここには居ず、先に歩いて行っているのではないか、と。

杉ちゃんをバチェロレッテで知って、力をもらった時のように、今回の個展へ挑む杉ちゃんの姿からもそれと同じくらい、もしかしたらそれ以上の大きな感動と力をいただきました

私は、後1回か2回かラジオで杉ちゃんの個展のことについてラジオで話したいと思っているのですが、それが終わったら、私も私なりに、自分のやりたいことを表現することをやっていこうと思います。

こう書くとラジオをやめるのかなと思われるかもしれないですが、ラジオも楽しいので、まだ続けたいと思っています。

ラジオは、今や、私にとって大切な表現の一つであり、これを始めたおかげでたくさんの人とも繋がれました。

あの時、何気なく「ラジオを再開しよう」と決めた過去の自分に感謝したいです。

そして、素敵な時間と空間と、感動と勇気をくれた画家の杉田陽平さんに心から感謝したいと思います。

本当にありがとうございました!!

いいなと思ったら応援しよう!