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映画・すずめの戸締まり

8日の昼過ぎ、急に映画を見たくなり、「すずめの戸締り」を映画館で観てきました。

前評判の賛否が分かれていたので、本当は子どもと観る前に夫と映画デートのつもりでいました。
でも長女の「私も観たかった😢」の言葉で夫と行くのは諦め、長女と観てきました。

最近つくづく夫婦2人の時間取れてないな〜💦


長女は2011年3月2日生まれで、東日本大地震のときは生後9日。
無関係ではない映画な気がしたので、内容を理解できるかしら?と思いつつ行きました。

これから映画を観に行く方もいると思うので、これはあくまで私の感想です。
私は映画を一つの物語として、誰かの人生を覗いている気持ちで鑑賞するので、簡単に面白い、つまらない、良い悪い、という言葉で表現できないんです。
でもこの映画ほど、面白いとは表現しにくい映画も珍しいです。
つまらない訳じゃありません。
考えさせられる映画で、賛否両論あるのも納得。なんとかなって!と救いを求めるような気持ちで観ていました。


まず、この映画を観に行くなら、東日本大地震について自分なりに心の整理が出来ている方におすすめします。
東日本大地震のことで今現在も苦しんでいる方には、辛いかもしれないと感じました。

ただ、最後のシーンで監督の伝えたかったことは、なんとなく分かりました。

苦しみの中にいる自分を救うのは、周りの誰かではなくて、苦しみの先を生き抜いた自分自身。

今を生きて、今の生活の中に喜びや安らぎを感じ、大切な人がいる。辛い記憶を持っていても、今の日常生活にささやかな幸せを感じられる心の状態になってから、ようやく先に進めるのだろうな。

昔の自分を客観的に見て、その頃の自分を励ませるようになった時には、心に空いた喪失感は癒えている。
災害をきっかけに開いてしまった自分の悲しみの扉を、成長した主人公が締めに行くような話でした。

だから逆に、東日本大地震を過去とは思えないくらい、今現在も悲しみを背負っている人には、苛立たしい映画なのかもしれません。
あと猫好きの方は、モヤモヤするかもしれないです💦猫ちゃんにも救いを欲しい。

これはネタバレになっているのかな?
アウト?セーフ?
と思いながら感想を書いてみました。ペコリ

***


12月に長女と東京旅行に行ってから、私の中で何かのスイッチが入りました。

円安で増える出費に家計を気にして、節約命!の2022年を過ごしてきましたが、「もういいや。節約より思い出が大事!!」と私の中で気持ちが切り替わったようです。

コロナはなかなか収束しない。
子どもは外に連れ出さないとゲームとYouTubeざんまいで自分からは近所の公園にすら行かない。
「子どもも不満ないし、外出しなくてもまぁいいか」という諦めた気持ちになっていました。
この自分の中の諦めた気持ちが嫌いなんです。
何か思い通りにならないとき、それが世の中の流れで仕方なくても、日々を楽しみたい!!
諦めながら生きたくない!
今がつまらないなら、自分が楽しいと思うことを自分が行動するしかない!と気持ちが吹っ切れました。

それでいざ出掛けたら、やっぱり断然楽しいんです😆
当たり前のことだけど、家にいるより、よっぽどワクワクします!
祝日だった9日は下2人を静岡科学館「るくる」に連れて行き、思いきり遊んで来ました。
(長女は学校の委員会の準備があり家に残りました。)

私は子ども顔負けに一緒に遊ぶタイプなんですけど、そういう親って4分の1くらいしかいませんね。大多数は子どもを見守るスタイル。

走って回す発電装置で、人間ハムスターになってゼーゼー息をしてるのは私しかいなくて、係の人に「素敵なお母さんですね!館内のものは全て大人も対応して設計されていますので、ぜひ体験していって下さい😁」と声を掛けられました。

次女・人間ハムスター発電装置


風で浮く発泡スチロールのボール

自分も楽しみたかっただけで"素敵なお母さん"なのかは自信ないけど、褒め言葉は素直に嬉しかったです💖
充実した連休を過ごせました😆


さあ今日から月曜日!じゃなくて火曜日ですね。
みなさんの日常の中に、ささやかな幸せがありますように💖
何でもいいからワクワクしていたいですね✨✨✨







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みかんママ
サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨