5月5日のことわざ日記

画像1

5月5日の一言は、

「子に過ぎたる宝なし」

こにすぎたるたからなし


という言葉です。
【意味】
子供は親にとって最高の宝物である。
いかなる宝も子供には及ばないことをいう。

【類義】
親と子供は銭金で買われぬ

【出典】
「平家物語」少将都帰

参考 会話で使えることわざ辞典

「平家物語」少将都帰(現代語訳)

あらすじ
赦免を受けた藤原成経は途中で亡父の供養をしつつ、平康頼とともに都へ帰還する。

その夜は康頼入道(平康頼)と成経(藤原成経)の二人で、成親(藤原成親、成経の父)の墓のまわりを行道(僧が行列して読経しながら仏像や仏堂の周囲を右回りにめぐること)しました。

夜が明けると新しい壇を造って、釘貫(柱やくいを立て並べた柵)で囲い、前には仮屋を造って、七日七夜の間念仏を唱え、経を書いて、結願(最終日)には大きな卒塔婆を立て、「過去精霊、出離生死した証大菩提」(この世を去った死者の霊、悟りを開いて、生死の苦海から脱し、仏のさとりを実現した者)と書いて、年号月日の下には、「孝子(親孝行な子)成経」と書きました。
身分の賎しい山賤(やまがつ・きこりのこと)の心ない者も、子に過ぎる宝はないと、涙で袖を濡らさない者はいませんでした。

年は去り新しい年がやって来ましたが、忘れることができないものは撫育(かわいがって大切に育てること)の恩であり、今では夢のようでもあり幻のようでもありました。
尽きることがないものは恋慕のために流す今の涙でした。
三世十方(無限の時間と無限の空間)の間、仏陀(釈迦)を聖衆(極楽浄土の諸菩薩)が憐れんだように、亡魂尊霊(成親)も、どれほどうれしいことと思ったことでしょうか。
成経は、「もうしばらくここに居て、念仏を積み重ねたいと思いますが、都で待つ者たちが心配していることでしょう。またきっと訪れます」と言って、成親に別れを申して、泣きながら去っていきました。
草葉の陰で成親もさぞや名残り惜しく思われたことでしょう。

昔の話って、言葉の意味の説明が入るから、すらすら読みにくいですね💦


対義語は「子は三界の首枷」でした。

「子は三界の首枷」
【読み】 こはさんがいのくびかぜ
【意味】 親というものは子供のことにとらわれて、一生自由を束縛されることのたとえ。


【詳しい解説】
「三界」とは、仏教でいう過去・現在・未来のこと。
「首枷」とは、罪人の首にはめて自由を奪う刑具の一種。
子を首枷にたとえて、親が抱く子への愛情が深いからこそ、子のために自由を奪われるということ。

故事ことわざ辞典より

亡き親の供養を、心を込めてしている子どもに対して「子に過ぎたる宝なし」と言っているんですね。

親の墓参りもせず、感謝もしなかったら、「子に過ぎたる宝はほかにもあり」になるんでしょうか?


私が一言で例えるなら、子どもを何というかな?
"宝物"とは違う表現をするかもしれません。

子どもは私が生きたになる存在です。(子どもよりは先に死ぬ予定でいます)

子どもは次の世につながる命です。

子どもがいなければ、次の命は生まれようがなくて、人が生まれなければ、人口はどんどん減っていきます。


私にとっての子どもって何だろう?

私をにしてくれた存在で、

かけがえのない存在で、

私を成長させてくれる存在で、

大人になって忘れていた気持ちを思い出させてくれる存在で、

思い出を一緒に積み重ねる存在で、

成長が嬉しかったり、
親としての責任を考えさせられたり、
無事に育つように願う気持ち、
他にも毎日、たくさんの感情を揺さぶる存在で、私の生きる意味でもある存在です。

でも、子どもが理由で悩み落ち込むことも、腹立つことも起きて、今は素直に可愛いとか、愛しい存在とは言いにくい気分です。

可愛いですよ。愛しいですよ。

でも、それだけじゃない。
心配したり、大変な時もあるから、かけがえのない我が子なんだと思います。

子育てが、本当に楽しいだけなんてこと、ありますかね?


ことわざの由来にもどり、私が死んだら、ちゃんと火葬だけしてくれれば、墓参りは忘れても怒らないよ、と子どもには思います。

子どもには、運命の死ぬ瞬間が来るまでは、幸せでいて欲しい、生き抜いて欲しい。

人は思い出を積み重ねるために生きていると思うから。

楽しいことも、辛い思い出も、全てその先の人生につながるから。

私が例えるなら、親にとって子どもは希望。
子どもは未来。という感じかな、と考えてみました。

ことわざができたのは、平家物語が由来なのだから、かなり昔の話ですよね。

昔は子育てが終わる頃に、親は病気などで寿命がきたのかもしれません。

今は子育てが終わっても、親の人生はまだまだ長く続きます。

だから、子に過ぎたる宝なしとは言わず、子どもと同じくらい、親自身の心と体、自分のしたいことも大事した方が良いんじゃないかと思っています。

まず、子どもが無事に育つことを願うなら、親が元気なことも、子どもの幸せの条件に入りますよね?

親のみなさん、そうでない方も、みんな誰かの子どもなわけで、こどもの日は、大人もお祝いしませんか? と急に思いつきました😅


ちなみに、こどもの日は、「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さん(お父さん)にも感謝する日」(祝日法より)だそうです。


5日の二十八宿は軫(しん)でした。

我が家は自営業。ゴールデンウィークも関係なく、今年、夫は3日の月曜日は休みましたが、4日、5日は私が1人で子どもの相手をしました。

午後から釣り堀に行きました。

この釣り堀、夫は小学生の頃から通っていて、私は夫と付き合ってから釣り堀デビューしました。

子どもは、長女が年少さんくらいから釣り堀デビューしています。

年に7、8回くらい来ていれば、子どもも慣れたものです。

最後に、余ったエサを水に溶かすと魚が集まるので、3人そろって楽しんでいます。

画像3

画像2

この日はゴールデンウィークで混んでいたので1時間で11匹(2さおで)でしたが、たくさん釣れる時は25匹くらい釣れます🎵

いつも釣りが終わると、フランクフルトか鮎の塩焼きを注文して、メダカを見ながらのんびりします。(釣り堀のおばちゃんが焼いてくれます)

キレイとはいえない釣り堀ですが、昔からある店にしかない雰囲気、その古さが落ち着きます。

その後、近くの銭湯に寄って行きました。

子どもが成長すると、親子で行っても、こんなにくつろいで入浴できるんだな、と思うくらいリフレッシュできました✨

子どもが溺れる心配、遊び過ぎて他の人に迷惑かける気苦労がなくなりました。

夕飯は昨日作ったカレーがあったので、作らなくて済み、ゆっくりできました。

ゴールデンウィーク最終日、1番私好みの過ごし方ができました。(銭湯、温泉好きなんです😊)


ゴールデンウィーク中に、年長の息子が夜、眠くなると、自分で布団を敷いて勝手に寝るようになりました。

お姉ちゃんたちは「早く寝なさい!」と言わないと寝ないのに、末っ子世話いらず(笑)

ある意味マイペースなんだな。
そういう自分でやります!という成長なら、どんどん成長していって欲しいです✨

タイトル画像は「こどもの日」で検索しました。

おちゃもさん、ありがとうございます☺️

画像4

今日も最後まで読んでいただけて嬉しいです😊

ありがとうございます💖



サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨