「志は木の葉に包む」〜6月26日のことわざ日記
6月26日の一言は、
「志は木の葉に包む」
こころざしはこのはにつつむ
という言葉です。
【意味】
贈る人の心がこもっていれば、たとえ木の葉に包むような、ささやかな物でもいいということ。
【詳しい解説】
たとえ、ささやかな贈り物でも、心がこもっていれば、相手の人も、その意味をさっしてくれるという意味。
この句は、大阪(中京)のいろはかるたの一つです。
本来かるたでは、「志は松の葉」というようです。
「志は松の葉に包む」という意味。
志=親切なこころ。
自分の気持ちを表した贈り物。
木の葉=木に生えている葉っぱ。
つまらない物のたとえ。
【由来】
袖中抄(しゅうちゅうしょう)や、
浮世草子(うきよぞうし)・新小夜嵐(しんさよあらし)も由来にあり、諸説あるようです。
参考 ことわざ学習室ほか
*
よく江戸かるたは聞きますが、大阪かるたは初耳でした。
なので江戸、京都、大阪のかるたを見比べられるサイトを紹介します。
「いろはかるた」 は、江戸中期に京都で作られ、大阪、名古屋、江戸にひろがってきたといわれるそうです。
*
「志は木の葉に包む」を見て、となりのトトロだ!と思いました。
トトロに"志"ほどの気持ちがあったのかは分からないけれど、優しさはこもっていそう。
サツキとメイが、仕事帰りのお父さんをバス停まで雨の中、迎えに行くシーンです。
雨に濡れるトトロに、お父さんの傘をあげます。そのお礼に、トトロが木の葉でくるまれた包みをくれるのです。
ささの葉で包んであったのは、たくさんの木の実でした。
トトロのおかげで、優しい気持ちになりました。
あと一つ、贈りものから、季節感がないですがマライア・キャリーのクリスマスソングを思い出しました。
歌詞と和訳を一部分、紹介します。
I don't want a lot for Christmas
There is just one thing I need
I don't care about the presents
Underneath the Christmas tree
クリスマスにはたくさんはいらないの
欲しいのはただ一つだけ
プレゼントなんてどうだっていいわ
クリスマスツリーの下になくたっていい
I just want you for my own
More than you could ever know
Make my wish come true
All I want for Christmas is you, yeah
ただあなたを私だけのものにしたいの
想像がつかないくらい
私のお願いを叶えて
クリスマスに欲しいのはあなただけなのよ
*
結局プレゼントは、気持ちがこもっていれば、見た目や金額なんて関係ない。
人が欲しいのは、相手が自分を想ってくれる心ということですね💖
それはお金では買えないから、1番のプレゼントですね✨
*
二十八宿は「柳(りゅう)」でした。
土曜日の午後5時〜7時までは剣道の稽古があります。
長男はその時間、義母と2人きりなのが暇だそうです。
好きなネット動画も、お姉ちゃんたちと一緒に見るから楽しいんだな。
1人じゃつまらないなんて、可愛いじゃないか☺️
それで、まだ年長さんですが、土曜日の剣道について来るようになりました。
剣道はまず足さばきから教わります。
(それが普通なのかは知りません)
基本すり足で動くので、ドタバタとは歩きません。
その練習をしつつ、竹刀の構え方を教わっています。
その練習の様子が楽しそうで、でも半分遊んでいて、教えてくれる先生自身も年長のお子さんがいらっしゃるので、優しくて半分パパモードみたいです。
小5の長女は、別の先生の真面目な稽古です。
あまり闘争心も向上心もない子なので稽古を休みたがる日もあります。
剣道を始めたきっかけの友達が引越ししてしまい、それも稽古に身が入らない理由なようです。
長女を見ていると、長男もいつかは稽古を休みたがるかしら?と思いますが、年長さんの間は純粋に好奇心でワクワクしたままで稽古できたらいいな、と思います。
タイトル画像が稽古中の息子の姿です。
*
この記事が、みなさまの会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊
日めくりことわざ日記はここから始まりました✨