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【活動報告】夏の無料学習室(2024年度)

今年も「コープデイズ神戸西」協力のもと、小中高生向けの無料学習室を開放いたしました。一昨年から来てくれている子もいれば、今年はじめて来てくれた子もいました。

8月4日(日)

一緒に学ぶ!一緒にハイタッチする!

今年は、たくさん人が来てくれるかな。そういう不安がぶっ飛ぶくらい、初日からたくさんの子どもたちが顔を覗かせにきてくれました。(1年目はほとんど0人だったんですよね、やってて意味あるかな。止めようかな。とずっと不安でいっぱいでした)

算数の宿題を一緒に解いていた子がいたのですが、問題が一つずつ解けるたびに一緒に「やったね~!」とハイタッチ。学ぶ楽しさを共有できることほど、素晴らしい出来事はないよね、と思いました。

8月11日(日)

オリジナルTシャツ作り/ボードゲームにハマった

蜘蛛を描くのが難しかった。左下はタンス。
左が太陽で、右側が月。右下の水色は窓を表しているらしい。

今年の無料学習室では「オリジナルTシャツづくり」「廃材を用いたテクスチャーアート体験」などのワークショップを用意していました。

Tシャツに絵を描こうとすると、滲んで思うように描けないんですよね。
蜘蛛をどうにかして描きたくて、子どもと一緒に「どうすれば描けるかな~」と悶々としながら取り組んでいました。

午後には「モノポリー」というボードゲームで遊びました。
結構ルールが難しいのですが、すぐに慣れていました。すごい。

回数を重ねるうちに、子ども同士でルールを教えあうまでに成長していて、ボードゲームの持つ力、子どもたちのもつ好奇心に脱帽しました。

8月18日(日)

子どもたち同士で教えあう/文字やイラストに滲み出る人柄

この日は、中学生の子達も遊びにきてくれました。
子ども食堂に来ているの兄弟、たまたまチラシを見て遊びにきてくれた子など、繋がり方は様々でした。

わたしは、ある子が書く文字を見て「綺麗な字だ」と思い、
そこで「みんな、自分の名前を自分で書いてみよう」
と突然言ってみました。

そして、その紙に書かれた文字を眺めていました。
そうすると、それぞれの子供たちの性格が滲み出ているな!と思いました。

描いた絵をきっかけに、アニメの話や読んでいる本の話に発展したり。
普段は話せないなあ、ということを引き出してあげれた気がして
とてもうれしかったです。

8月25日(日)

また待ってるね!

今年は「また待ってるね」と声をかけることが多かったし「来週も来るね!」と子供たちから言ってくれることがすごく多かったです。

これまでは、イベントなどでの一回きりの出逢いが普通だったので、こうやって毎週関わるようになると、子どもたちの感情の変化や行動の変化をこの目で見ることができました。なので、一昨年や昨年とかなり違う感情で8月の無料学習室を終えることができました。

そして、終える、、と書いているのですが、9月以降も無料学習室は月一程度で開放予定ですので、ぜひ遊びにきてください。


運営団体

TEARDROPS

TEARDROPS(通称;ティア)は,2021年1月に任意団体として設立。「スティグマ(差別や偏見)」で苦しむことのない世界を作るため、「名前のない痛みを聴く」というビジョンを掲げて活動しています。2022年1月に「NPO法人ふらいおん」に参画。 兵庫県神戸市西区伊川谷町を拠点とし,子ども食堂の運営,お寺での多世代交流イベント開催,中学生向けの無料塾の運営などの事業を展開。 全国にメンバーが所属しており、LINEやDiscordなどのオンラインコミュニケーションツールを使用して交流を続けている。


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