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◆01-オズの魔法使い…原作の続編のこと
{◎皆さんは「オズの魔法使い」をご存知でしょうか。数あるおとぎ話で、魔法が登場する点や、個性的なキャラが多く出てくるので個人的に好きな話です。子供向けの本やミュージカルの原作として1話目がよく取り上げられますが…実は続編があるのです(私も最近、子供図書コーナーで見かけて初めて知りました…☆)ずっと気になっていて14冊を読了し、各話あらすじをメモしてます。興味がありましたら読んでみてください}
※これから読む方でネタバレしたくない方は読まないでください…。
◎完訳-オズの魔法使い
◇ライマン・フランク・ボーム 著
◇訳者-担当巻+好きなキャラ ※15巻共著。
◆宮坂宏美先生(1,2,5,8,11,14)…かかし(1巻)
◆ないとうふみこ先生(3,6,9,12)…ビリーナ(3巻)
◆田中亜希子先生(4,7,10,13)…ユーリカ(4巻),パッチワーク娘(7巻)
◇出版社-復刊ドットコム
◇オズの魔法使いシリーズ
◇全15巻…各話完結-主人公
●01-オズの魔法使い…ドロシー
●02-ふしぎな国❲虹の国❳…少年チップ
●03-オズマ姫…ドロシー,オズマ姫
●04-オズとドロシー❲地下の国❳
●05-オズへの道…ドロシー
●06-エメラルドの都…(ノーム王(3巻)再び!)
*
※(15巻)短編集の出版(再開)
●07-パッチワーク娘…マンチキン国少年オジョ
●08-ゼンマイ機械人間チクタク…少女ベッツィ
●09-かしこいかかし…少女トロット,ビル船長
★10-リンキティンク王(1905年頃。加筆修正版)…インガ王子,陽気な国王,ヤギのビルビル,
●11-消えたオズマ姫…ドロシー,ベッツィ,トロット
●12-ブリキのきこり→(続ブリキの恋)
●13-オズの魔法…(オズマ姫たん生日)
●14,-魔女グリンダ→(部族の争い) ❲最終巻❳
◆15,,-小さな物語(番外編+資料集)
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◇魔法がいっぱい!〔ボーム処女作〕
◇ウォグルムシ〔クルクルムシの番外編〕
◇後継者の続編
■■■01-オズの魔法使い…アメリカのカンザス州の大草原に住む少女ドロシーは、優しいヘンリーおじさん、エムおばさんと暮らしてる。ある日、大きな竜巻が起こってドロシーと愛犬トトは家ごと大空へ吹き飛ばされてしまう。気がつくと「青のマンチキン国」へ着陸する。そこで「北の良い魔女」から東の悪い魔女を倒してくれたことのお礼を言われる。見ると飛んできた家に悪い魔女が押しつぶされていた。しかしドロシーのカンザスについては全く知らない。北の魔女に「元の国に帰りたいならオズの国の中心のエメラルドの都の大魔法使いに相談すると良い」と助言をもらい、ドロシーは東の悪い魔女がはいていた銀の靴と、おでこに北の良い魔女の祝福のキスをもらって都へ旅立つ◆黄色いレンガ道をたどって都へ行く途中ドロシーは、3人の仲間に会う…かかしは体がワラなので「考えることができる脳みそ」を、ブリキの木こりは東の悪い魔女に呪われ心臓を取られたので、「恋ができる心」を、ライオンは体は大きいがいつも怯えていたので「勇気」を望む◆エメラルドの都に着くまで彼らは様々な困難を乗り越える。カリダー(顔がトラ、体がクマの凶暴な動物)から逃げ切ったり、深い谷を越えたり、大きな川をいかだで渡ったり、ヤマネコを倒したお礼に野ネズミの女王の助けで眠り込んでしまうのケシ畑を抜け出し、ついに都に着く◆皆に敬われてるオズ様は色々な姿を見せる。ドロシーには「顔だけの巨人」、かかしには「貴婦人」、ブリキには「目が5つ、腕が5本、足が5本の毛むくじゃらの生き物」、ライオンには「大きな火の玉」という姿で現れ、4人に決まって「西の悪い魔女を倒せば願いを叶えてやる」と言うのだった◆4人は願いを叶えてもらうため西の悪い魔女がいる「黄色のウィンキー国」へ向かう。途中、ドロシーたちが自分の領地に無断で足を踏み入れたことに激怒した西の魔女がオオカミの群れ、カラスの群れ、黒ミツバチの群れを刺客として向けるがブリキ、かかしが立ち向かい倒す。しかし、最後の空飛ぶ猿の群れには勝てず、ブリキ、かかしは荒野の遠くに放り出され、ライオンは魔女のペットにされ、ドロシーとトトは北の魔女のお守りで無事だったが奴隷にされてしまう。西の悪い魔女はドロシーの銀の靴を奪ってやろうと転がり倒れる罠を仕かける。片方だけ靴を取られて怒ったドロシーはバケツいっぱいの水を魔女にかける。すると水が弱点の魔女は消滅してしまうのだった。ドロシーは銀の靴と西の悪い魔女の金の帽子を手に入れ、ライオンと城に奴隷にされてたウィンキーの住人たちを解放する。ウィンキーの者たちは荒野に倒れてたブリキ、かかしを城に連れ帰り、直してあげたことで4人は再会する◆西の悪い魔女を倒してエメラルド国に帰ろうとするが方角が分からない。そこへ野ネズミの女王たちが現れ、金の帽子を使うと良いと言う。実は金の帽子は被ったものを主と見なし、空飛ぶ猿の群れを呼び寄せ、お願い事ができるのだった◆無事に都に戻ったが、オズ様は全く会おうとしてくれない。怒ったライオンが吠えた途端、その振動で、ついたてが倒れひとりの年寄りが現れる。実はオズは普通の人間で若い頃にドロシーと同じ国のオハマで腹話術とサーカス団をしていた。ある時、気球が制御不能になり数日後この土地に辿り着いた。空からやってきたオズを皆が「魔法使いだ」と信じていたので自分は都の王となって長い間、東と西の魔女に怯えながら人と会わないように暮らしていたのだった◆かかしは、新ピンの脳みそを(ワラにピンを混ぜたものをかかしの頭に詰めた…)、ブリキにはを体に心臓を納め(キレイな布で作ったハート型のミニクッションを…)、ライオンには勇気が湧く飲み物を(キレイな美味しい水を飲ませた…)3人の望みは心次第で彼らを満足させ納得させたが、ドロシーのカンザスに帰りたいと言う願いはなかなか良い考えが浮かばない◆数日後、オズはドロシーと一緒に気球を作り、故郷へ帰る支度をする。ところが愛犬トトが見つからず気球に乗り遅れてしまいドロシーは帰れなくなってしまう◆エメラルドの賢人は「赤のクワドリング国」を治める、南の良き魔女グリンダなら方法を知ってるかもしれないと言うので4人は南へ向かう。途中、絡みつく木々の森を抜け、陶器の国を注意深く通り過ぎ、森に住む巨大グモを倒し、ろくろ首のすみかを飛び越えてクワドリングに着く。グリンダは、帰る方法を教える代わりに金の帽子を譲って欲しいとお願いする(主が願いを言えるのは3回まで。ドロシーは南の旅で3回使ってしまった。持ち主が変わると今度はその人が使える)そして帽子の魔法で、かかしは王がいなくなった緑のエメラルド国に送り届けて王様に任命し、ブリキには黄色のウィンキー国に送り届けて王様に任命し、ライオンには巨大グモを倒した功績で森の王者になったのだった。最後にドロシーには、銀の靴があれば、どんな遠い場所も3歩で行かれるのだと教えてもらったのでした。こうしてドロシーは、銀の靴の魔法でカンザスの自分の家に帰れましたとさ…☆(おわり)
■■■{◎01話は、あまりに有名ですが数合わせのため初回も書きました。ボーム氏は約20年かけてこの15作を書いてます。
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