先日某大学にて行った講義について、学生の皆さんから感想を沢山いただきました。20代の前半の言葉に心が揺さぶられ、一人の社会人としての覚悟を問いただされている気持ちさえしました。この経験を共有すべく、講義のスライドと共に一部を紹介します。(コメントは個人が特定されないよう、内容が変わらない範囲で編集してあります)後編はこちら。
パパたちの言葉:思いつかなかった
以前、実際に私が登壇した自治体主催のセミナーでの一コマから、学生の皆さんにパパたちのコメントを話し合ってもらいました。
「家事やっても、やり方が違うとダメ出しされる」
「こっちだって家事も育児もやりたいけど、仕事が忙しくてできない」
というのが学生の皆さんからの回答でしたが、実際は少し違いました。
聞いた時、学生の皆さんはちょっと息を飲んだ印象でした。
以下、パパたちのリアルなコメント聞いた学生さんたちの感想です。
アンコンシャスバイアス:ずーと残っていることだなと思った
このスライドは講義では見せませんでしたが、事件の顛末を紹介しました。そこから、出席番号の話やランドセルの話へと発展。今の大学生の世代でも学校によって違うことも多く、驚いていました。
以下、学生の皆さんのコメント。「同じ世代でも違うねー」と盛り上がりながら、自分の中のバイアスに意識を向ける機会となったようです。
スペシャリスト型&ジェネラリスト型:状況に応じで役割を変化!家族関係にもGood👍
最近の育児期家族はこんな風に制度やリソースを活用しながら「わが家流」に変化していると紹介したスライド。
スペシャリスト型とジェネラリスト型を行ったり来たりというのが彼らの思い描くライフスタイルにフィットしたのか、非常にコメントが多かったスライドの一つです。
チームわが家:社会がチームとして育ち合う家族で溢れたらいい
家族の周りの「ひと・こと・もの」と一緒に「チームわが家」で子育てしよう!という考えにも「いいね」を沢山もらいました。
ただ、コメントが多かったのはチームわが家そのものというより、このスライド。
「共に育ち合う家族」が響いたようです。
ふざけ心が秘訣:苦痛や疲れは癒すのではなく楽しいに変換してしまえばいいのかも!
セミナーの冒頭で紹介したこちら。子育ては大変だけれど、めちゃくちゃ楽しい営みでもある!そう伝えたかったので、これを気に入ってくれた学生さんも多かったのが、とても嬉しかったです。
と、前編はここまで。後編は学生の皆さん自身に照らし合わせたコメントもう少しスポットを当てたいと思います。