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忘れられない親子の共通体験!      2024年親子スタディツアーinペナン開催レポート(後編)

2019年、2023年に引き続き今年で3回目となる親子スタディーツアーinペナン。4家族10人の皆さんとマレーシア・ペナン島で1週間を過ごしました。今年も沢山の発見、ワクワク、ドキドキを親子で一緒に体験。また、参加者同士も一つの家族のようになりました。

2024年スタディツアー詳細はこちら⇒【2024年親子スタディツアーinペナン
2024年開催レポート(前編)はこちら⇒【開催レポート前編
過去の開催レポートはこちら⇒【2023年ツアー 前半後半】【2019年ツアー

Day4 AM: ローカルスクール見学 】7/24 (水)AM
ペナンにあるTenby International Schoolを訪問。昨日のインターナショナルスクール訪問は保護者だけでしたが、今日は子ども達も一緒。日本の学校との違いを肌で感じてもらいました。

Tenby International Schoolはローカルスクールとインターナショナルスクールが同じ建屋に併設されているユニークな学校。ローカルスクールといっても公立ではなく私立の学校で、児童の9割が近くに住んでる子ども達、1割が外国人。こちらではマレーシアの国のカリキュラムを英語で学びます。

同じ建屋にあるインターナショナルスクールはローカルと外国人の児童が半々。また、ローカルスクールと違い、インターではイギリス式のカリキュラムを英語で学びます。

マレーシアでは、英語、マレー語、中国語と言語で学校を選ぶこともできますが、
カリキュラムで選ぶこともできるというのが、面白い点です。

インターは夏休み中のため児童はいませんでしたが、ローカルの子達はまだ夏休み前のため学校にいました。また、外部企業との連携でサマープログラムも行われていました。
一つ学校で、複数カリキュラムやプログラムが同時進行。面白いです。

いざ!と学校に入ると目の前にばーん!とあるのが、アスレチックがある広場。当然、子ども達は大はしゃぎ気味。遊びたいよねー。ということでほんの少しだけ遊んだ後に、学校の中を見て回りました。


学校に入ったら目の前にアスレチック!そりゃ遊びたくなります。

オープンスペースのカフェテリアや、音楽のスタジオ、ドラマのスタジオがあったり、空間も広々と使った作りになっています。昨年は工事中だったSTEAM教育に特化した新しい校舎も完成していました。

最先端の設備が整った環境でやってみたい!と思ったことをちょこっと試したり、とことんのめり込んだりできる。やってみて違ったらやめたらいい。面白ければどんどんやればいい!というのがGOOD.

中には最新の設備が整えられ、それがテクノジー、化学とフロアごとに分かれています。クッキングの部屋もプロ仕様。カフェテリアのシェフが教えてフルコースを作ってみたり、パティシエになりたい子はクラブ活動でお菓子をならったりもできるそうです。

興味があることをちょこっとやってみる、面白かったらとことんのめり込む。違ったら別のことを試してみる。それを最先端の設備が整った環境でできるのが本当によいなあと思いました。

プロ仕様のキッチン。「家庭科」の授業はないそうです。

校舎が暑かったので少々お疲れ気味の子どもたちは、クーラーのきいた図書館でリラックス。昨日のインターナショナルスクールもそうでしたが、寝っ転がって本を読んでももちろんOK。図書館は静かにちゃんとして本を読むところではなく、リラックスして本に親しむところというスタンス。
子ども達もリラックスして英語の本を開いて見たり、助っ人ケンティーに英語の問題を出したりしていました。

ケンティがしらない英語は?みんなで難問を出し合います。

【Day4 PM: アフタースクール体験】7/24 (水)PM
子ども達は昨日と同じアフタースクールへ学校体験。昨日と同様、みんな笑顔で手を振って元気に出かけていきました。

昨日はスナックのみでしたが、今日はランチも学校で食べました。食べたのナシレマ。マレーシアの料理で普段からよく食べられている料理です。みんな美味しく食べたようですが、ちょっと量が多かったそうです。

中国語を書写。ナシレマも美味しかったようです。


その後は中国語を書道で書いたり、椅子取りゲーム、だるまさんが転んだを英語で体験。先生ともすっかり仲良くなり「また行きたい!」と言いながら帰ってきました。

椅子取りゲームは何語でも面白い!
先生ともすっかり仲良し🎵

一方、保護者組は近所のニョニャ料理の店でランチ。辛い料理、甘い料理、酸っぱい料理。香辛料もたっぷりで口の中がこれまで体験したことがない状態に(笑)。飲み物も、ナツメッグ、レモングラス、ジンジャーとスパイシーなものが多く、食文化の違いを体験しました。

マレーシア伝統料理の一つ、ニョニャ料理を堪能。

その後はカフェで飲み物をゲットしてコンドミニアムに戻り、コーディネーター・マンゴーと語る会。自身のペナン移住の経緯や、二人のお子さんの子育て、日本からの教育移住の選択肢について話を聞きました。

たくさんある選択肢から家族にとって何がベターなのか。難しい
問いです。

子どもが好きなことやワクワクすることに出会えそうな機会を作ること。やりたいことの邪魔をしないこと。親の考えを共有しつつ、最後は子どもが決めること。多くの親が「大事」と思っているけれど、それを実際に行うのは難しい。親も人間だし、間違えるし、その時は親も謝ったり。

何が正解かはわからないから、その時その時、一緒に考えながらベストを尽くしていくしかないねー。と子育てに悩む親同士。今後の子どもが育つ環境を整えるにあたり、参考になることばかり。深い話がたくさんできました。

子ども達がヘトヘトだったので、今日の振り返りは運営スタッフへのお手紙のような感じで学校で楽しかったことをしおりに書いて教えてもらいました。

早いものでアクティビティは明日のフリーデイのみ!すっかり仲良くなった子ども達は明日も朝からプールの約束をしていました。

【Day5: フリーデイ】7/25(木)
残すところあと二日!この日は終日フリータイム。親的には観光したい気持ちもあったと思いますが、子ども達の意見を優先し、すっかり仲良くなったみんなでEscapeというウォーターパークへ行くことに。

この日は自分達だけで行動してみることが目標なので、行きの車は自分達で手配。Grabで車を呼び2台に分かれて乗り込みいざ出発。自分達だけで無事にEscapeに辿り着きました。

さあ遊ぶぞ!

Escapeには世界一長いウォータースライダーがあったり、大人も子どもも終日思い切り遊べるウォーターパーク。ツアーにお父さん、お母さん、息子くんで飛び込みコンテストに参戦。5人のファイナリストのうち親子3人が入りました。残念ながら優勝は逃しましたが、2位以降を独占!いい思い出になったようです。

親子三人でファイナリストに!

他の家族も大興奮で応援!最初は観光地に行きたかった大人達も
大自然の中で子ども達と一緒に思い切り遊んで、「来てよかった!」と大満足でした。

めちゃくちゃリラックス!と大人達。

終日遊んだ後は近所のホーカーでご飯。少々お疲れ気味でしたが、みんなとても楽しかったようです。5日前に空港で会ったばかりなのに、もうすっかり親戚状態。これがスタディーツアーのもう一つの魅力です。

大人達も仲良し。最初は勝手がわからなかったホーカーも近所の居酒屋状態に。

【Day6: 発表会準備&発表会】7/26(金)
最終日。午前中はお散歩にプールにパッキングと大忙し。
夜からの移動に備えてしっかり休んだ家族もありました。

今年もプールは大人気!近くの公園への朝散歩も。

その後はツアーの振り返り。
しおりを見返したり、チェキを選んだりしながら、それぞれたっぷり時間をかけて大切な思い出や気づきを記録に残しました。

大人も子どもも残したいことがたくさん!

最後は修了式。子どもも大人も気づきを共有。他の人の発表を聞きながら楽しい思い出がよみがえったり、また新しい気づきをもらったり。とても豊かな時間でした。

面白かったこと、美味しかったもの、大変だったこと、びっくりしたこと。
色々なベスト3をまとめた発表。
もともと集めていたビールの蓋をいっぱいゲットした子も!海外の珍しい蓋がいっぱい!
大人達の発表も聞き応えがあり。子育て、人生、仕事。色々な気づきがありました。

修了書の授与。本当にあっという間の一週間。さあ!日本に帰ります!

修了証の授与。みんなよく遊び、食べ、学びました!

【Day 6 夜出発 → Day 7 帰国】7/26(金)& 7/27(土)
あっという間の一週間が終了。
アテンドしてくれたマンゴーに感謝を伝えました。親戚同様の存在になったので、いつでもまた会えるね。
でもやっぱり寂しい。「帰りたくなーい!」「来年もくる!」と子ども達。

移動前にピザで腹ごしらえ!運営スタッフにもメッセージをいただきました。

空港に到着し、ペナンにお別れ。シンガポールの乗り換え時間が短かったので猛ダッシュ!
どうにか間に合い、無事に帰国。
夜出発だったので、飛行機の中でみんなぐっすりでした。

みんなすっかり仲良し。楽しい思い出が
いっぱいになりました。

親子スタディツアー。
今までは「どこか遠くにある国」だった「マレーシア」「ペナン」。これからはあの景色や湿度、音、マンゴー、一緒に過ごした仲間、そしてみんなとの思い出。たくさんのことを思い出すことでしょう。

大きな家族になりました。

本当に楽しかったね。一緒に行ってくれてありがとう。この1週間でみんなのことが大好きになったよ。また会おうね。

みんなをチームにしてくれた手作りのネームタグ。