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ビタミンクエスト~ 行きばたりバッチリなブログ ~ vol.3

(ごあいさつ)
3回目となりましたコラボブログですが、おかげさまで自分たちが今なにを動くべきかというのが見えてきました。次回まで少し間をあけるかもしれません。

行動レベルまで解像度があがったのは、お付き合いいただいた種市さんとももさんとの対話プロセスがあってこそでした。相手は誰でもよかったわけではなく、お二人だったことの必然性を感じています。

この私たち自身の変化する体験を通じて、お二に傾聴してもらい・文字によって反芻の機会をくださる行為は、人の変化を促すなにかが詰まっていると感じました。

このような体験とお二人の存在を他にも待ってる人がいるような気がして、他の人にもお届けしてほしいなーと感想をお伝えしてみました。今後お二人からそのような動きが生まれるとしたら、それを受けた経営者の方と、このセラピー的効用についての話で盛り上がれる日を楽しみにしています!

ビタミン 高松&タカナシ

ビタミンクエスト~行きばたりバッチリなブログ~ vol.3

Social Change Lab合同会社・代表の種市 慎太郎さんと二人が毎月の出会いや学びをシェアし合う中で生まれた会話をインタビュー形式で書き起こしていくマガジン企画「ビタミンクエスト行きばたりバッチリ。

二人が考えていることや最近の学びを共有することで、二人との会話のきっかけとなればと連載しています。

今月は「サンタクロースキャラバン」をすると話していた二人。旅の道中にはどんな「行きばたりバッチリ」があったのか?サンタクロースキャラバンを通じてお二人が気づいたこととは?ぜひご覧ください。

高梨大輔(タカナシ)
大学3年で学生ベンチャー(リジョブの前身企業)にインターンで入り、大手銀行の内定を辞退して、そのまま入社。既存事業がうまくいかずピボット。美容・リラクゼーション業界の求人サイトがそれがグロースし、株式会社リジョブとして法人化、創業役員としてExitまでプロダクト・マーケティンを統括する。2014年約20億のEXIT後、燃え尽き症候群になっていたにもかかわらず、自分の価値を確かめたい焦りからフリーランスで仕事を掛け持つも、本当に必要だったのは休養だと気づき世界旅にでる。2015年リジョブでゼロから経営を駆け抜けてきた高松と再合流して、ビタミンを結成するに至る。

高松裕美
元美容師、25歳でカオスな環境を求めてキャリアチェンジ、当時謎の学生ベンチャーとmixiで出会いジョインしてしまう、それがタカナシとの出会いとなる。株式会社リジョブの創業役員として、代表取締役COOとして2014年のM &Aまでビス・組織統括し燃え尽き日本を脱出する。2015年秋頃そろそろ何かやろうかというタイミングでタカナシからの声がけもあり再合流し、ビタミンを結成。今に至る。

聞き手:種市慎太郎
Social Change Lab LLC CEO
一般社団法人未完 共同代表理事 事業統括
2001年生まれ、学生時代から札幌を中心としたクリエイター支援のNPOを立ち上げ運営
高校卒業とともにSocial Change Labを創業。北海道を拠点とした新規事業開発支援会社として不動産や建設、農業などの法人のデジタル領域での新規事業開発支援や、スタートアップの新サービス開発へのハンズオン支援、NHKやアクセンチュアなどとの共創プロジェクトの企画ディレクションを行う。
一般社団法人未完では、札幌市などと連携した市内のエンジニア育成を進め、自治体の課題を解決するハッカソンHokkaido City Hackの実施を行うなど地域の産業振興にも関わる。

▼前回の記事はこちらから

今月のビタミン足跡と本 ~世阿弥を伏線回収~

種市:今月はタカナシさんが「サンタクロースキャラバン」をされるとのことでしたね!この一ヶ月の間たびたびお二人とメッセージのやり取りをしていたのですが、「奇跡が起きまくっています!」と何度か仰っていたのが気になりました。

今月は本よりも足跡にフォーカスして、どんな奇跡が起きたのかをビタミンさんの足跡を追ってみたいです。

タカナシ:ビジネスだけでは絶対に経験できない奇跡にたくさん出会った一ヶ月でした。本当に多くの奇跡に出会い、自分は旅の人なのだと改めて自覚したというか。

高松:今回はタカナシさん1人キャラバンで、静岡から名古屋、京都など各地を経由して熊本に向かっていました。各地で連絡をもらっていましたが、私から見ても驚くほど本当に奇跡の多い旅でしたね。

タカナシ:最初の奇跡は、名古屋で出会った世阿弥に関する本との出会いです。

種市:足跡とはいえ、本の話も入ってきそうですね!(笑)

タカナシ:話は少し遡りますが、今回の出発地点は僕の地元である静岡県清水町でした。そこで親戚のおじさんとタケノコ掘りをしに行ったのですが、その帰りにおじさんから突然「ダイスケくんは、世阿弥や九鬼周造を読むと良いよ」と言われたんです。

「ふーん」と頭の隅においていたのですが、数日後に名古屋に移動した際、入ったカフェで目の前に世阿弥の本が置いてあって。そのカフェに辿り着いたのは別の場所に行こうとして道を間違えたからというのもあり、思わず写真を撮ってしまいました。

種市:すごい偶然ですね。本は手に取られたんですか?

タカナシ:もちろんです。全ては読めなかったのですが、個人的には孔子よりも好きでした。単純な話ではあるのですが、孔子は「三十にして立つ」というように30-40代以降のことを重点的に触れているものの、世阿弥は若い頃のことについても触れているんです。

孔子の言っていることも分かるのですが、30-40代頃ってすでにある程度の人生の方向性が決まっている状態だと思うんですよね。だからか、自分ごとにできないところがあるなと......。

その点、世阿弥は読んでいて励まされるんですよね。若いうちからこれを読んでいれば、相当人生に自信が持てるようになるだろうなと思いました。

種市:僕も世阿弥は読んだことがありますが、12歳の頃から芸で活躍して、能役者として戦略的に生きるなど、荒波を若者らしく乗り越えている感がありますよね。

孔子で書かれるような年齢のフェーズになったタカナシさんに世阿弥を勧めたおじさんの心理が気になります!

タカナシ:確かになぜ読んでほしいと思ったのか気になりますよね......。明日また地元に帰るので聞いてみます。

今月のビタミン足跡と本~京都のカフェイン妖精が引き合わせてくれたご縁~
タカナシ:その後訪れた京都では、たくさんの奇跡が起きました。まずはカフェ「Effect coffee」さんで出会ったおじさまとの話ですね。

入店して早速コーヒーを注文したのですが、なんだか座り位置が落ち着かなくて席を座り直したんです。そしたら、ポケットに入っていたペットボトルを落としてしまって。拾おうと立ち上がったのですが、ペットボトルが転がった先の席でおじさまがコーヒーを飲んでいました。

「すみません〜」と自然な感じで話し始めたのですが、そこでおじさまに「あなた、先ほど北海道の標津の話をしていましたよね」と言われたんです。たしかにコーヒーを注文する際に、カフェ店主の方と以前訪れた北海道・士別のことを思い出しながら話していたのでそのことかなと。

するとおじさまが、僕も標津に親しい友人がいると教えてくれて。話をよく聞いていると、なんとその方が共通の知り合いであることが分かりました。しゃけをさんという、僕らが士別の工場に見学へ行った際に同タイミングで見学に出会った方です。

※しゃけをさんは未利用魚を活用した「THE 北海道だし」を開発されてるお方です🐟

以前標津に滞在してたときに、しゃけをさんと泊まっていたホテルもたまたま同じで「またどこかで会えそうですね」と連絡先を交換していたので驚きました。

しかも、どうやらそのおじさまはしゃけをさんが「京都の父」と呼ぶほどお世話になっている方だったらしく......話が盛り上がりました。そんなミラクルがおきたので、おじさまと仲良くなりまして、今度京都の一見さんお断りのバーをお誘いいただいたりして、左脳の世界では起きないことが起きてしまって!!

種市:すごい経験!そんなことがあるんですね。

タカナシ:ちなみに、このカフェに行ったバックボーンにも奇跡は含まれています。

Effect coffeeさんには、一冊の本に導かれたんです。以前に訪れた大分県の別府で入ったカフェに置いてあった「精神的珈琲世界」というZINEのような本を読んで、「コーヒーにはカフェイン精霊がいる...」ということばあったんです、この世界観に僕はすごく影響を受けてまして。(僕の記憶違いで、精霊ではなく「妖精」とおぼえてしまって、以下妖精と記載しております)

オフィスでのミーティングよりも、カフェでコーヒーを飲みながら喋るほうがすごくいいアイディアが浮かんだり、場がグッとしまった良い時間になることってあると思うんですよね。個人的に、前からこれはなんでなのだろうと気になっていたんです。

「カフェインには妖精がいる」という表現を見たとき、納得しました。すごく素敵な表現だし感性だなと、僕には思いつかなかった。だから京都にいくタイミングでEffect coffeeさんに行こうとおもってGoogleMapにファボしてたんです。。

振り返ると、別府で「カフェインには妖精がいる」を取っていなかったら?ペットボトルを落としていなかったら?と思うと奇跡のような出会いですし、ビジネスをしているだけでは絶対にできない経験ですよね。思わず、旅に溺愛されているなあと思ってしまいました。

種市:カフェインには妖精がいる......ぜひ読んでみたいです。

タカナシ:実際お会いした著者のSさんは素敵な方でした、最後に言ってくれた言葉がすごく印象に残っています。「旅で出会ったシグナルは逃がさないように生きようと思っている」とお話したのですが

眼の前でおきた奇跡の連続に、Sさんは「あなたはちゃんと生きていますね」と言ってくれたんです。すごく嬉しい経験でしたね。

今月のビタミン足跡と本 ~サウナでの奇跡~

タカナシ:二つ目は泊まったカプセルホテルの近くにあった、梅湯というサウナでの出来事です。京都拠点で活躍されてるスタートアップでアートのサブスクCasieを運営されてる代表の藤本さんに教えてもらって行ったのですが、ここでも出会いの奇跡がありました。

タカナシ:脱衣所のロッカーで、3秒ほど目が合った人がいて。「目が合ってしまいましたね」と挨拶したら、僕が着てた服と同じブランド・山と道のリュックを身につけていたので、その場で少し話が盛り上がってしまって、、実はその方は山と道のスタッフの方でした。ミラクルはここからです(笑)

サウナ後にご飯でもいきましょうかとインスタを交換したら、なんと僕が好きな情報を発信してくれるJKさんだったんです!山装備の軽量化をつきつめていく「ウルトラライト(UL)」というジャンルがあるのですが、YoutubeとかSNSでいつも見ていた方なのでびっくりしましたね。

さらに面白いのが、ご飯に行っても話は途切れることなく、翌日YouTubeに出演することになりました(笑)。

種市:そんなことがあるんですか!話が合ったとはいえ、そこまで一気に親密になることはなかなかないですよね。

タカナシ:これは後から分かったのですが、JKさんは僕と目が合った時にビビッとくるものを感じていたらしく。実は僕もJKさんを見かけたときにビビッときていたので、ご縁ってすごいなと感じます。

はじめて会ったのに、心の距離が近い感じがして、お互いのアイディアや活動について思想レベルで共有したりして、とても楽しい時間でした。

高松:私はウルトラライトの業界にうといのですが、動画は2人の楽しそうな空気感がつたわってきて、内容も面白かったです!ぜひご覧ください。

旅の総括 ~人間が図れないことが、人間の営みに大きな価値を発揮している~

種市:そこまでミラクルを起こしていると、「旅に溺愛されている」と思われる理由にも納得がいきました。

タカナシ:僕の場合、ビジネスをしていると奇跡は起きづらいんですが、旅をしていると奇跡が起きる。これが今月の一番明確になった言葉だと思います。

僕は旅を「自分そのものになる行為」のように思っているのですが、旅をしていると常に100点満点中5億点みたいな出来事を起こし続けられる感じがするんですよね。あなたはビジネスではなく、文化寄りの人だよと言われているような感覚さえします。

高松:タカナシさんの旅をリアルタイムで聞いていて、「狙って起こすのではなく、向こうからやってきてしまうこと」みたいな人間が図れないし、測れもしないことって、人生の醍醐味がつまってるんだろうなと思ったりしてました。

種市:たしかにそうですよね。聞いていて、岸雅彦さんの「東京の生活史」という本との結びつきを感じました。いわゆる普通の人を100人くらいインタビューをしてまとめた本なのですが、この本では社会を現実的な視点で見ているんです。

社会学は社会の仕組みを見ることによって上から考えるのがスタンダードですが、この本を通じてボトムアップで見てみると、社会は人間の人生の積み重ねでしかないことが分かるんですよね。

無名の人の生活史が実は他の人の生活とすごく結びついてることがある。そんなことを考えていると、社会には「人生」という裏側があるなと辿り着いて。実は社会って経済的な繋がりは1割程度で、ほとんどは人の人生に繋がりがあるのではと思っています。

タカナシ:歴史にも似ていると思います。年表的にはセンセーショナルな出来事が並べられている歴史ですが、実際は99.9%の人が村で平和に暮らしていたはずで、僕はどちらかといえば「普通の暮らし」に興味がある人間なんですよね。

種市:個人的に、タカナシさんはいつでも経済では見えないことや数字に落とせないものの声に耳を傾けているような感覚がしています。奇跡を連発するタカナシさんの旅スタイルにも通ずるものがあるのではないでしょうか。

タカナシ:たしかに、気になったら行ってみる!といった「直感で生きている」感覚はありますね。というのも僕は「直感は今まで一度も嘘をついたことがない」と思っているんです。

直感としてふと思ったことや誰かから話されたこと、話したことはその場ではどんな意味があるかわからないことがほとんどなんですが、僕の場合は大抵のちに伏線となって現れるんです。今まではふんわりと感じていたことなのですが、40年間生きてきて最近ようやく確信を持ちました。(笑)

高松:タカナシさんが帰ってきて二人で話していたのですが、今回の旅は「心の地図」が見える旅だったのかもしれないねと。

物理的に知り合うわけではなく、思想や哲学で繋がっている人たちと出会う旅。見えない何かでつながっている人たちが、物理社会で出会っていったような感覚を味わえました。

サンタ性は経済とマージしないのでは?今月の気づき

種市:そんな高松さんは、今月はどのようなことをされていたのでしょうか?印象に残った出来事はありましたか?

高松:タカナシさんの旅について随時話を聞きながら、以前取材した株式会社TeaRoom・岩本さんのインタビュー編集をしていました。

実は岩本さんへのインタビューは昨年11月にしていたのですが、岩本さんのエネルギーに向き合える”とき”待ちをしていて手を付けられていなかったものに着手していました。そしたら、岩本さんの話がタカナシさんの旅や今の私たちが考えている「サンタ性」や「経済とのマージ」に関連してくるような気がして。

タカナシ:ここまでの二ヶ月で「サンタ性は経済とマージをするのか」や「サンタ性とはなんだ」といった話をしていたのですが、それを踏まえて改めて考えてみると、結局「サンタ性は経済とマージしないんじゃないか」という結論になりました。

高松:私たちがイメージしてるサンタ性は「ハレ」と「ケ」でいう「ハレ」のような囲われた空間を作ってこそ生まれるものだと思うようになって。人は多面的な生き物なので、どの側面を引き出すかは空間によって変化するんだなと。

経済やビジネスのコードの場ではビジネスモードの自分になって、童心性のあるコードが受け入れられる場に行けば、自然とピュアになれるはずで、例えばタカナシさんでいえば旅中とか。

例えばアメリカのお金が一切使えないフェス「バーニングマン」は、砂漠かつ祭り・フェスという囲いをつくることで、人に優しくなったり、自分のピュアさが引き出されたりするのだろうなと。

タカナシ:「カフェイン妖精」も同じようにコーヒーがある空間という「囲われた空間の中で生まれるもの」だとおもうんです、サンタ性も同じでサンタクロースも、12月25日という囲いの中でないと生きられないだろうなと思ったんです。

次は、妖精が出現しやすい囲いを具体化するフェーズ。来月の問いは?

種市:なるほど。では、ビタミンさんの今後の問いはサンタクロースと経済のマージを探すフェーズから、どんな環境でサンタ性が生まれるのか?に変わっていくのですかね。

高松:無意識にサンタ性が出ちゃう囲われた空間をつくれたら楽しそうだなーと思っています。

種市:たしかに、私たちはどんどんと日常生活に囲いを捨てていますよね。いつでも人と一緒にいたいからスマホで連絡を取り合ったり、好きを仕事にすることで仕事と日常を混ぜたりするのは、まさに日常と非日常の壁を無くしてしまう行為だなと。今後のビタミンさんが何をするのかが明確になった気がしました。

高松:そうですね!まさに小問の解像度が上がるような感覚がしました。これからは、囲いをどんどんと具体的なものにしていきたいと思っています。

タカナシ:抽象空間にいけばいくほど奇跡は感じづらいと思っているので、概念を小さく、囲いを具体的にすることでサンタ性が生まれやすい環境を作りたいですね。

キャラバンでは先月のいきばたりバッチリでお話したのっぽさんにも会ったのですが、その中で「概念で話しすぎてるとやる気がないように感じる」というニュアンスの話があったんです。

壮大なビジョンを語ることは大事だけど、それをリアライズしてないことにはビジョンを実現する気がなさそうに見えるという話だと思うのですが、僕にも思い当たる節があるなとハッとさせられました。

高松:実は岩本さんもインタビューの中で印象的だった一言があって。「思想だけじゃなくて、実装まで考えて動かないとだめなんです、だからむずかしいんです......。」と言っていたんですよね。ビタミンはいろんな方向からガイドされてるという。(笑)

種市:過去3回を振り返って、ビタミンさんのドラマの第1クールが終わったような感じがします。これから第2クールがスタートしていきそうで楽しみです!

ライター:水村桃夏(もも)
高校卒業後にギャップイヤーを過ごしたことをきっかけにライターとなり、現在はSNS運用、コンセプトメイキングなど様々な「書く」仕事を手がける20歳のフリーランス。Social Change Lab合同会社のCCOとしても活動。「人生をもっとPEACHY(ごきげん)に!」をモットーに、毎日を少し幸せにするアイデアやごきげんな人を広め中。

🍋🍋🍋 

ビタミンの足あと

4月下旬の京都のとある日、タカナシさんの眼差しをセレクトしました!by高松

タカナシさんは、本を通じてたくさんの人(著者)にふれるのが大好きです
Amazonからレコメンドされない、旅でしか出会えないたち
お店におかれてる選書、店主さんたちの歴史が垣間見えるのがぐっときます
家にはなかったグラスの模様に出会うだけで、旅はいいなぁとなるもので
はじめて立ち寄ったカフェの店主さんといただきもののショートケーキをはんぶんこしながら、3時間話をしたそう(旅に溺愛されてます)
自分ではでたどり着けない本
どの街にいっても「ゆ」の文字に惹かれるのはNDAかしらとか
ディープなマンガ喫茶に泊まったと聞きましたが、たしかにと写真で納得したり
そうそう、こういうのタカナシさんの眼差しだな〜と思う
これも、らしいなと
アオアシを読んだのね(私ははじめましてです)
「京都は本の街だった」と言ってたな
この感じもタカナシさんらしいな〜とか、奥のおじさま(?)の足が好き
鴨川〜
鴨〜🦆
今回古田織部との出会いは記憶に残ってるそうで
織部は茶人、千利休の高弟だったそうで、この時期は茶室とか囲いとか茶道からインスピレーションを受けていた時期でした。
街の野花に気づく感性って大切にしたいですよね。
看板がコラージュっぽくなってて素敵
なにが気になってこの瞬間を切り取ったのかしら?と思うときはそのまま聞いたり
すごいかけあわせの世界観だ、食と文学、共通するのは「文化」ですね!
たくさんコーヒー行ってるな〜と羨ましい、コーヒーは店主の方々が個性的なので好きなのですね
デビッド・ボウイ!
侘び寂びを感じる
ミラクルがおきた場所のひとつ「梅湯」ですね
界隈をお散歩したのですねきっと、ディープなミューラル(?)
よく発見しましたな!写真をみてると、例えば同じ時間と空間を共有してても全然見てる世界って違っておもしろいな〜と思うのです。
あゝいいですね
京都にいても大好きなインドに惹かれるのですね🇮🇳
南インド、南のほうが身体にあってるのですよね
京都の中にあるケララのバイブス
バイブス
クミンライスではないですか!!美味しそう😂
世の中ピンボケしてるくらいで見るのがちょうど美しいのかもと思ったり
人には心地いい距離がありますよね、自分と相手の人生にリスペクトを
旅にサウナ&カプセルは欠かせない存在
旅中の物理コミュニケーションはレターパックでw
韮山竹。タカナシさんの地元静岡に韮山という地域があるのですが、京都で出会ったそうです。利休もつかったいた竹だそう。
タカナシさんのファインダーを通すと「本の街、京都」、身軽に旅をするタカナシさんが思わず買ってしまった古本のみなさん、タカナシさんの思想が溢れています
これがタカナシさんの美感覚
だから記録写真には向いてない
日々を生きるなかで美感覚に触れてきた「永遠の一瞬」をおさめてる
その表現方法が写真であったのです。だから職業としての写真家になることはないだろう、とおもってます、パブリックイメージはどうなのかわかりませんが私からみると感性と表現の人なのですよね。
一緒に時間をすごしてると、カメラを向けられてる存在を感じさせないのですが、いないとタカナシさんの存在感が増すという静かな存在感をお持ちです。
声が大きい人が目立ちがちですが、私は個人的に声が小さい人が好きです
声にしないだけで、とてもとても奥深く、広大な内的世界があるわけで、そういう静かなる存在が生きることを楽しんでるのを感じるのが好きなのですよね、なんだか安心するのです。
まぁ思うようにいかないことがあったとしても、サウナはいつでも味方です✨(サウナすら入りたくない気分のときはアラートですw)
あの小さな箱は、圧倒的自分の空間で、不思議と安心できる大きさのような気がするのですが、他の人はどうなのでしょうか?女性サウナカプセルがもっと増えたらなと思っています。
カレーにキウイ?となるということは、自分の先入観の発見もできたり、街中にはいろんなシグナルだらけ、それを気づけるかどうかは自分のレセプターの問題です
シグナルを感知できる自分でありたいなと思うので
純粋な欲に耳を澄まして、ちゃんとした時間の使い方をしてるのか?とか
今あたまの中にあるセルフトークは、今日あった嫌なこととかで占められたりしてないかとか
私たちのメモリは限られているので、ちゃんとストレージを最適化してあげないといけないわけで
この写真をセレクトしながら、色々と思いました。
眼差しを並べながら、タカナシさんの旅の話をきくと、あゝ世界はミラクルばかりなのだ、それがデフォなのだと思わせてくれます。(京都の梅湯でミラクルな出会いをしたJKさん )
今この瞬間は感じられなくても、振り返ればすべてがミラクルの最中だったのだ!という今日という一日をめいいっぱい楽しみたいと思います!

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