旅でのゆるふわ哲学。自分らしさは自分で決められない説、だとしたら.....の話。(広島旅を添えて)
旅路で話していたことで面白かったことの記録です、ブログのようなエッセイのようなゆるふわ哲学レポートです🍋
自分とは、たかが「点」、されど「点」∵
旅をしていると猛烈な量のインプットがあります、僕らの旅スタイルは人に会いにゆくことが基本ということもあり、その人が人生費やしてきた分野を伺うことは、本当に尊い学びになっています。
そんな旅路の合間には、偶発的な新しい出会いに恵まれます、たまたま入ったコーヒー屋さんやカレー屋さん、お惣菜屋さんだったり…..。そんな出会いを繰り返す中で、”人は旅人にやさしい”ということを発見しました。具体的には「旅のお供に!」とちょっとしたいただきものを頂戴することがあります。その度にほっこりした気分になり、頂いた”モノに宿るなにか”を、また誰かにお渡ししていくのですが、このリレーそのものが、人ならではの営みなんだろうなと思ったりします。
このリレーをしていると、自分とは何者か?という問いに「点」なんだなという体感を伴います。すべては相互作用で、自分を語ることは他者(モノも含む自分以外のこと全て)を語ることでしかできない、という仏教的な世界観が僕らのベースにあってのお話です。イメージの中では、直接関わる人たち、直接関わらないその先の人たち、またまたその先の人たち.....それは時空もこえて100年後・1000年後の人たち…そんな途方も無い人に、自分の行為が影響をしないとはいえず、となるとやっぱり僕らが介在したことで、なにかが生まれてしまった・思いついてしまった・感じてしまった…そんな分岐点になれるような、言葉や態度・行動などアウトプットをしていたいなーと思ったりします。
たかだか自分の一言、そんな影響しないよね、と思うこともできるのですが、世の中見えないことがほとんどな中で物事の影響範囲について誰にも立証はできません、だから見方を変えると、広大な海に墨汁を1滴たらしたとして、影響範囲はわからずとも墨を垂らした事実がある以上、その海は墨を垂らす前と後は明らかに違うものともいえてしまうなと、そんなロマン感じる方をイメージして生きています。
と小難しくも考えたりもしますが、出会う人たちに「ビタミンを届けてるんですねー!」と言われるたびに、そういう「点」なのね!?と他者から教えていただいております。
生きてるだけで「自分らしさ」は達成される
自分は他者との相互作用の関係としたときに、自分らしさとはなんなのだろうか?と。僕らなりの考えとしては、「点」としてどんな機能や意味をしているのか?そのユニーク性が「自分らしさ」、オリジナリティなのかなと思っています。ポイントは、それは自分では自覚できないとも。
僕らが「ビタミンを届けてるんですねー!」と言われるけど、まったく自覚はない、ということは「自分らしさ」を自分でわからない説、他者が「あの人らしい」と思うことの集積に尽きるんだろなと。
この考えをとてもいいことがあります、「自分らしさ」を考えると沼にハマりがち、その処方箋が見えてきます。「自分らしさ」なんて定義しなくてもいいし、そもそも考えなくてもいいんでない?自分で自覚できないのだから、そんな処方箋めっちゃいい!!あきらめよー!でもそれで終わらないのがゆるふわです。
他者が自分(私)を編集して「らしさ」を語ってくれるのですから、そんなありがたいことないです。それをありがたく頂戴して、自分ってそう見えてるんだ面白いな〜、程度に捉えたらいいのではないかなと思うように。
そうなると、「自分らしさ」の奥にある大切なこととはなんだろうか?という問いが生まれます。ゆるふわ的には、自分が生きてて気持ちいいこと、今の自分の気持ちに正直に生きることに気を遣ってあげることの方が、実は大切なのではないかなーと思うのです。そこから生まれた言葉や行動をみて、他者が「あの人らしい」というイメージをつくり続けてくれますから。だから、自分らしさにとらわれずに、無理せず飾らず、正直な自分でいることこそオリジナル全開説、それがあの人らしいと言われてしまう所以な気するのです。
特別に自分を演出しなくとも、今より10%でも30%でも、自分の気持ちに正直になって生きるだけで「自分らしさ」は自動的に達成されていくと思っただけで楽になります。少なくともやみくもに「自分らしさ」を探すことよりも。(正直な気持ちって、人生レベルの話ではなくて、なんとなくお昼ごはん食べてたけど今日はお腹へってないから食べないとか、いつもなんとなくコーヒー飲んでたけど実はお茶の方が好き、なんとなく黒の服ばっか着てたけど赤の服着てみたかったんだ….そういう日頃のことだなーと思います)
もし他者が思う私が「僕/私はそんな人じゃない!」と違和感をもつことがあるとしたら、それは他者のファインダーが曇ってることもあるかもしれませんが、こう考えることもできます。他者にそう印象づけた自分の発言・態度・行動があったのだろうか?と、正直な自分に蓋をして自分を飾った発言してたかな?とか、正直な自分とアウトプットがずれてるよ〜というサインのようなリトマス紙にもなりそうですね。振り返ると思い当たることもあります😂
という文脈の延長で、僕らは自己紹介はではなく、他己紹介のパワフルさや、無限の可能性を感じています。自己紹介ってとても難しくないですか?自分をどう編集して人に伝えるかってとても苦手です。逆に誰かの他己紹介はとっても楽しい、この人のここがすごくて、ここがユニークで最高なんです….そんなことを語るには無理がいりません、息を吸うようにできます。時代は自己紹介から他己紹介!についてもいつかレポートしたいなーと!
それではまた!!!😃💮
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旅フォト日記〜広島県久比 三角島〜
ここを拠点にするナオライ株式会社の三宅さんを訪ねました🍋
三宅さんのご紹介は、こちらのインタビューが素敵😍
Special Thanks
・ナオライ株式会社の三宅さん・竹澤さん、一般社団法人まめなの皆様
お忙しい中沢山のお時間をご一緒させていただきありがとうございました。現地で過ごす中で、ナオライ社の世界観を感じることができました。これからも僕らで貢献できることがあればとおもっております、引き続きよろしくお願いいたします!🍋
・宮川さん(オプティマ・ベンチャーズ株式会社)
三宅さんをご紹介いただきましてありがとうございました、おかげさまで新しい世界線に突入することができました😆🌏
【Photographed by タカナシダイスケ】
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