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「ジージーエンド」カードレビュー【ヒードランGX】編

 こんにちは。
「TEAM TOKIWA」「“会長”」です。


前回に引き続き4/5(金)に発売される「ジージーエンド」に収録予定の現在公式で発表されている新カードについて簡単にレビューをさせていただきます。


第一回目はこちらです。
”「ジージーエンド」カードレビュー【ガブリアス&ギラティナGX】編”
https://note.mu/teamtokiwa/n/ne71203dd2b62



第二回目となる今回は【ヒードランGX】です。


・タイプ:炎
 ダブルブレイズで強化された炎タイプの恩恵を受けることが出来ます。
【溶接工】で盤面に炎エネルギーを貯めておくことで「バーニングロード」に繋げやすくなります。
脇を固めるアタッカーも優秀なカードが多く、現環境で優遇されているタイプです。


・HP:190
 たねの非TAG TEAMポケモンの中では【マッシブーンGX】と同様の190です。高水準ですが、ワザのダメージのインフレにより以前より倒されやすくなっています。


・特性:「バーニングロード」
 【ゼルネアスプリズムスター】の「せいめいのみち」と似たような効果の特性です。
エネルギーを付け替える効果は非常に強く、バトル場の倒されそうなポケモンからエネルギーを付け替えて【まんたんのくすり】に繋げるとか、エネルギーを付け替えることですぐにワザを使えるので奇襲をしかける事も出来ます。
【ゼルネアスプリズムスター】と比べると通常ワザのダメージが低いので他のアタッカーと上手く使い分ける事が必要そうです。


・ワザ1:「ばくねつスタンプ」
 デメリット無しで130ダメージを出せるワザです。
炎デッキを使っている方ならわかるかと思いますが、130ラインのダメージをデメリット無しで使い続けられるカードは少なかったので、欲しかったダメージラインのカードです。
主に【ボルケニオン】の「こうねつばくは」で処理出来ない120~130ラインのポケモンを倒すのに使うことになりそうです。


・GXワザ:「ヒートボンバーGX」
 「バーニングロード」との相性が良く、盤面に6枚のエネルギーがあればほとんどのポケモンを一撃で倒せるダメージを出せます。
追加効果を満たすのに同じ6枚のエネルギーを要求される【レシラム&リザードンGX】の「ダブルブレイズGX」と比べると最初から炎エネルギーを自分自身に貯める必要がなく、奇襲性が高い為、単純にポケモンを倒すだけならこちらのワザを選択する場面はあると思います。
GXワザを使った後の継続能力は【レシラム&リザードンGX】と比べるとやや低いので、主に締めの場面や相手のキーカードを倒す場面で使う事になりそうです。
締めのGXワザに関しては「パワーバーナーGX」等と相談することになりそうです。


・弱点:水
 他の炎タイプのポケモン同様水タイプが弱点です。ゲームの設定が生かされる日は来るのでしょうか・・。

・逃げるエネルギー:3個
 逃げるエネルギーは3個とやや重たいです。
デメリット無しの連続でワザを使えるものの、このカードだけでサイドを取り切るだけの能力はありません。
他のアタッカーと上手く使い分ける為に【グズマ】や【ポケモンいれかえ】、【あなぬけのヒモ】等を上手く使っていく必要がありそうです。

・どんなデッキで使われそうか
 炎タイプのデッキで、特にGXポケモンが軸のデッキでは選択肢に入ってくると思います。
デッキパワーを凄く高めてくれるというカードではありませんが、要所で「バーニングロード」を使い奇襲をかけていく少しトリッキーなカードとして役割が持てると思います。

・総評
 前回紹介した【ガブリアス&ギラティナGX】と比べると単体で環境を動かす力は無さそうですが、ただでさえ強い炎タイプのデッキパワーを底上げする優秀なカードだと思います。
「ジージーエンド」でも炎タイプ強化は続くみたいなので他のカードを含めて炎タイプから目が離せなさそうですね。

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