ガブリアス_ギラティナGX

第28回トキワカップ開催レポート【前編】

 こんにちは。
「TEAM TOKIWA」の「“会長”」です。


 今回の記事では、私が「イベントオーガナイザー」として4/7(日)に開催した公認自主イベント「第28回トキワカップ」のレポートを書かせていただきます。
今大会は参加人数36人、大会形式はスタンダードレギュレーション、予選スイスドロー6回戦+予選上位8名による決勝トーナメント3回戦(3位決定戦あり)という形式で行っております。


 ポケモンカードゲーム最新弾「ジージーエンド」発売から2日後の大会で新カードがどのような活躍をしていたのか、前環境からのデッキはどういう強化をされたのかという点についても少し触れていきます。
なお、4/14(日)に開催される「チャンピオンズリーグ2019京都」に参加される方が多く勝ち上がっていた為、決勝トーナメントの詳細な結果やデッキレシピについては後日触れさせていただきます。


「ダブルブレイズ」環境までのまとめはこちらを参考にしてください。
”ダブルブレイズ環境のメタゲームまとめ+ジージーエンド環境の予測|TEAM TOKIWA|note(ノート) ”
https://note.mu/teamtokiwa/n/nd2a335aaf855



1.第28回トキワカップデッキ分布

 今大会でデッキ数が一番多かったのは「レシラム&リザードンGX」デッキと「ガブリアス&ギラティナGX」デッキでした。
「レシラム&リザードンGX」デッキに関しては、「ジージーエンド」で【ヒードランGX】、【巨大なカマド】で明確に強化されたデッキタイプで前環境からの強さをさらに引き上げて活躍していました。
【ブルーの探索】を用いた構築では、【リセットスタンプ】を使うタイミングを選べる為、サイドレース的に不利な非GX主体のデッキ相手にも今まで以上に上手く立ち回ることが出来ます。
「ガブリアス&ギラティナGX」デッキは「ジージーエンド」の看板ポケモンで分かりやすい強さのカードの為、使用者が多かったと思います。
ほとんどの方が【カラマネロ(SM6など)】と組み合わせていて、特性「サイコリチャージ」から早いターンでワザを使っていました。また、【カラマネロ(SM6など)】を並べる性質上【リセットスタンプ】にも強いという長所もあります。手札を減らされても盤面の【カラマネロ(SM6など)】がきちんと準備出来ていればワザを使う事が出来ます。
この二つのデッキタイプとほぼ同じ使用率だった「ピカチュウ&ゼクロムGX」デッキは「ジージーエンド」で【ライチュウ&アローラライチュウGX】という強力な相方を手に入れ、ほとんどの方が採用していました。
【デンジ】を採用しているデッキタイプなので【リセットスタンプ】を任意のタイミングで使いやすいデッキでもあります。
次点は根強い人気を誇る「ゾロアークGX」デッキでした。
様々なカードと組み合わせることで環境の変化にも対応出来るデッキタイプで、【アローラベトベトン(SM1Mなど)】と【リセットスタンプ】の組み合わせで粘り強く戦う事が出来ます。
非GX主体のデッキの中では人気の「ジラーチ/サンダー」が一番多かったです。
このデッキタイプは「ゾロアークGX」デッキと同じく様々なタイプのカードを採用出来る為、環境の変化にも対応できると思います。
全体的に見るとTAG TEAM主体のデッキタイプが6割近くを占め、更にGX主体のデッキを足すと8割近くのデッキがGXポケモンを軸に動かすデッキタイプでした。サイドを多く取られる事で【リセットスタンプ】の恩恵を多く得られるデッキを多く選択していた印象です。


2.第28回トキワカップベスト8プレイヤー紹介


優勝:「アルテア選手」 
 XYシリーズであった強力なデッキタイプ「よるのこうしん」を相棒に活躍したプレイヤーでしたが、XYシリーズがレギュレーション落ちした後は中々良いデッキが見つからず苦戦した時期もありました。
ようやく良いデッキが見つかったようで復活の優勝。おめでとうございます。


準優勝:「ヤマシュン選手」
 「ヤマシュン選手」は北海道のシニアのプレイヤーで、どんな相手にも物おじせず向かっていくハートの強いプレイヤーです。
ベスト8では同じくシニアリーグ屈指のプレイヤー「かなこぉ↑↑選手」を倒し、準決勝では強豪プレイヤー「テトラ選手」を撃破し堂々の準優勝です。おめでとうございます。 


3位:「テトラ選手」
 北海道のもう一つの公認自主イベント「メガアローゼン杯」運営メンバーでもある北海道屈指のプレイヤー「テトラ選手」が3位に入賞しました。堅実なプレイングで安定した戦いを見せてくれました。 


4位:「楓選手」 
 「TEAM TOKIWA」の「楓選手」が4位でした。新カードを使った得意なデッキタイプでここまで勝ち上がっていました。
そのデッキには衝撃を受けた方も多く、環境に大きな影響を与えたのではないでしょうか。


ベスト8:「たっぴー選手」 
 世界大会に複数出場経験がある北海道の古豪「たっぴー選手」がベスト8に入りました。ブランクがあるものの実力は健在でした。

ベスト8:「かなこぉ↑↑選手」 
 ベスト8二人目は「TEAM TOKIWA」の「かなこぉ↑↑選手」です。決勝トーナメント唯一の連続進出で安定した強さを発揮していました。


ベスト8:「カニエ選手」 
 ベスト8三人目は最近ポケモンカードを始められて大型公式大会への遠征も積極的に行っているプレイヤーの一人「カニエ選手」です。プレイングの難しいデッキを上手に使っていました。


ベスト8:「ミーナ選手」 
 ベスト8最後の一人は「ミーナ選手」でした。
「カニエ選手」同様最近ポケモンカードゲームを始められて結果を残されているプレイヤーの一人です。新規プレイヤーの方が活躍しているのは非常に良いことですね。


3.終わりに


 「ジージーエンド」発売直後の大会ということもあり、全体的に新カードが活躍した大会となりました。「チャンピオンズリーグ2019京都」に出る皆様は是非頑張ってください。
また、大会の運営面に関しては、二大会連続で当日の参加率が100%だった事が非常に良かったと思います。参加者の皆様のご協力には本当に感謝しております。
ここまでご覧いただきありがとうございました。


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